ありのままで…

毎日の暮らしの中から小さな楽しみを見つけて・・・

生まれ育った街へ

2021-12-01 | memory
11月19日 暖かく風も無くそんな日に夫に促され
結婚する迄住んでいた所へ
脚腰の動ける内に行こうと。
少しいろんな意味で躊躇する気持はありましたがもう最後かなと思って重い腰を上げて、
できるだけ歩かないようにと少し遠回りして電車を乗り継いで行ってきました。
以前、秋田に行く前も最後に一度行ってみたいと思い一人で行った時に駅が地下化したのに伴いすっかり変わっていたのは分かっていましたが、今のこの地は甲州街道を渡った辺りからはその時よりも更に近代化したような感じ、先ず木造の家屋は見当たりません。
此処には交番があって隣は駄菓子屋さんその隣りはパン屋さん・・・なんて
そんな面影は更更無く、交番迄が引越していたのには本当にビックリ
甲州街道も上の中央高速道で薄暗く、高速道が出来る前は西の方角には富士山が見えていたのに、まぁこの中央高速道路が出来たのは随分前、半世紀近くになる?かな

先ず何時も駅から自宅に帰って行ったようにその道を
その道沿いも綺麗な家ばかりでコーポ○○とか、その○○は同級生の名字、よく遊びに行った家です。左側にもお医者さんの家、此処にも一番仲良しの○○ちゃんの家・・・きりがありません。
子供の頃はあんなに広く感じた道がとっても狭く感じました。
駅から5分のわが家も曲り角の天理教だけは昔のままの木造造り少しホッとしました。

この教会の曲り角の塀の上に我家で飼っていた猫が、私が学校から帰って来るとぴょんと飛び降りて一緒に帰った事も。
子供の頃、毎朝7時から太鼓をたたく人お経を振りを付けながら祈っていました
……悪しきを祓うはて助け給え天理教の尊……
子供のころ毎朝聞いたり見たりしていたのでイヤでも覚えてしまいます
    それを揶揄して
  ……悪しきを祓うて倒れ給え天理教の尊…
なぁ~んて近所の子等と、 しょうがないがないものですね
反対側はわが家の表門までイヌツゲの垣根が、でも今ではコンクリートの塀です
そしてその先の工場の跡地には広いひだまり公園が
まぁどこもかも変わって、ここから一周りして甲州街道際の映画館の後にライフが、そろそろお昼だし此処でお昼ご飯を調達して、又ひだまり公園に、綺麗なトイレもあるしベンチでお昼に、ライフの小麦の郷で
  
今の住居の近くにもライフがあるので勝手知ったるなんとやらで、久しぶりにここのパンとピザ最高でした。
一休みして元わが家の裏木戸の方から出て仁丹の前を通って六号通りに、ここは以前と同じようにごちゃごちゃしてあまり変わっていません
子供の頃お父ちゃんの代理でお蕎麦屋さんの2階で無尽講に・・・
まあ色々切りがありません。

帰りは調布で降りて何時もの紀の国屋のあわ大福を買って小田急線の狛江までバスで、夕飯には少し早いので
たまに行くインド料理屋さんでナンと野菜カレーをお持ち帰りで🥰

やっぱりここのは美味しいです。」


杖を付きながらだけど何キロ歩いたのかな~
結構な距離を歩きましたね
当日と翌日は感じなかったのにその次の日から急に足腰に痛みが2、3日は疲れが取れずこの何日か目でやっと前に戻った感じ
夫は調子に乗ってあれだけ歩けるんだから今度は読売ランド裏の温泉♨にとか月島でもんじゃ焼きをなんて言っていますが…
行きたいのは山々ですが……。

昔のわが家の跡地も周りもあまりにも変わりすぎて心の整理がつきません。
  




「流し焼き」で思いだしたもの

2012-02-20 | memory
「流し焼き」って分かりますか?
子供のころ、天ぷらを作った後、残った衣で必ず母が作ってくれたのがこの「流し焼き」
本当は、小麦粉に鶏卵、水又は牛乳、ベーキングパウダー、塩、砂糖 これを混ぜ混ぜしてフライパンに流し込んで両面を焼くだけ
まぁ今でいうクレープとかホットケーキのたぐいだけど、これがとっても美味しかった。
岡山のらいおん○さんが思い出させてくれた母の味、私の母は山陰地方、近くだしー?…東北から見ればね。

*子供のころに食べて美味しかったもの*
 さつま芋の粉を水でこねて手で握って蒸し器で蒸かしたもの・・・指の跡がくっきり
 東京に居たころ府中の大国魂神社の近くの露店でさつま芋の粉を売っていて、これを思い出し帰って作ってみた。
 あんなに美味しかったのに~~~~子供のころの感動は無いの、、、今は美味しいお菓子が沢山あるものね

 麦こがし・・・麦の粉を砂糖と氷水を入れて溶いたもの。これをスプーンですくって食べる 夏のお八つだ。
        又は砂糖だけ入れて・・・これは口に入れる時鼻息でぶわーっと粉が舞って

 縁日で・・・経木の舟にわらび餅にきな粉をまぶしたものを一つだけ乗せて、一つ5円だったような

何でも豊富にある時代じゃなかったせいもあるけど、昔のものって身体に優しいものばかりだね。

子供のころ、電気パンを自分で作ったこと。
少し前のアイロン、今はプラスチックのケースに入っているが、少し前は木の箱に入っていた。
その木の箱と同じような箱、中が引き出しになっていてそこに金属製の板がはってあってそこにパン生地を流し込んでコンセントに差し込んで焼くと膨らんだパンが出来た。
パン生地っていったって何を入れたものやら今のようなインスタントのものでなく固形のイースト菌か重層を使ったと思うけど、大人のやることを見よう見まねでパンを焼いた。
このイースト臭いパンがなによりも美味しかったことを覚えている。小学校低学年の頃の想いで。


先日、くず芋だと思うけど、たまたまスーパーで売っていたので、ずーと以前買ったセラミックの鍋で焼き芋を作っています。
沢山のお芋だけど、蒸しておけば色々使えるからね。
    

ラブポリジ

2011-05-19 | memory
私がハーブに魅かれ始めたのは1994年ころ、勤めていた会社の同じ事業部内で新商品開発部という職場が出来、そこで何を取り扱おうかと試行錯誤していた時に資料として購入した本で   発行元:朝日新聞社 ハーブ 新米の香草たち 
私の職場が隣りという縁もあり、毎日訪れては興味深く見ていた私に必要が無くなった時、部長がこれ上げるよと言ってくれた。
その本が何十年もたった今でも私の本棚の一隅を陣取っている。

この本で特に興味を持ったのが、ポリジである。
ポリジの魅惑的な写真もだが、広田せい子さんの「夢を誘う青い星」と題した記事に釘づけに、
そこには、
数ある青い花の中でも特に心を魅かれるのは、瑠璃萵苣(るりぢしゃ)という美しい和名をもったポリジです。澄みきった空の色と同じ花の色、星の形をした五弁の花びら、うつむきがちに咲く可憐な花の表情にいつも魅せられてしまいます。という一文と
花びらはワインに浮かべたり、サラダやケーキの飾りに使うと思いがけないアクセントになります。でも私が一番好きなのは、春と秋に庭で見る花盛りのポリジ。花のまわりが薄青い色にぼうっと染まり、まるで白昼夢を見ているような美しさです。
この青い文字の部分に、何時か私も庭のある家を持てたら必ず植えようと思っていました。
それから何年か後に持てた一階の庭付きマンション、先ず真っ先に植えたのが、このポリジでした。
抗うつ作用や心臓の強壮作用があるとも書いてある。きっと元気にしてくれるハーブなのかもしれませんね。
パソコンに取りこんだ古い画像データから見つけ出したのが冒頭の写真です。

この本には色々なハーブ類が解説とともに年間の栽培スケジュール、性質、栽培の注意、ハーブ料理、ハーブ染め、ハーブと美容などとかとともに魅力一杯の写真が載っている
何時までも持っていたい大切な一冊だ。
今でもポリジを植えたいと思っているが冬の寒さが過酷な東北では?どうだろう駄目かなと思っているが、よく見てみると越冬可能と出ている。でも少々の霜には負けませんとも…う~ん何メートルも積もる雪国じゃ~霜どころじゃないしね。
らいおん○さんのポリジの記事を何回か見せて頂くうちに何となく私も書いておこうかなと思って、、、、、、、。

ここでもう一つ魅かれたのがローマンカモミール、横に這う性質がありこぼれ種から毎年白い小花を見せてくれる「大地のりんご」ともいわれ踏むとリンゴの香りが辺り一面に広がる
このローマカミツレは今の家の庭に植えてあるが、あんまり増えてくれない。あんまり手入れをしていないし、手入れと言っても雑草を取り除いてあげるのが一番のようだが、、。
以下の写真はカモミールはどこに?まだ健在か?を確かめるために雑草を刈り取りやっと見つけ出したもの。ほおずきが増えてカモミールの間から芽を出していたのでそこいら辺のは全て取り除いて。
カモミールの間から除いているのはほおずき

カモミールとタイム、ラベンダー

ティータイム 
まだ花は咲かないのでティーバックのカモミールと庭のアップルミントで、口の中が爽やかになりました。