化石の日記Ver.2

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「ドム」に興味津々

2011-03-13 23:53:13 | アジアンなはなし
明日以降、いつ停電になるかわからないので、
今書けることは書いておこうと思います。。。

ロマフェストには、
コンサートの他にもシンポジウムがありました。
その内容を書いていきます。

「ジプシーを訪ねて」など多数の民族音楽レポートをされている
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1101/sin_k571.html
関口義人氏が登場。
いろいろな話をされたのですが、その中で興味深かったのは…


ロマ、ジプシーというと、ヨーロッパ地域にいるのは知られていますが。

トルコやイラン、シリアなど西アジアや中東にもいて、
「ロマ」じゃなくて「ドム」と呼ばれているらしい。

関口氏は取材をするとき、
レンタカーをかり、オーディションで通訳を決めるそうです。

イランでは外国人はレンタカーなどで自由に移動できないので
取材は非常に難しいらしい。。。

通訳選びもかなり重要で、
その人のロマに対する考え方によって
どこまで取材できるかが決まるといっても過言でないそうで、

あまりにも偏見もっている人だと
通訳も適当というかおざなりになってしまうだろうし、

同じロマ同士でも、
出身地域などによって差別や対立感情があるらしく
取材したとこと対立してた地域の通訳を選んで
大失敗したケースもあったそうです。

西アジア地域のロマの話をもっと聞きたかった~

と思ったのですが、


あることを思い出しました。


2006年にウズベキスタンにツアーで行ったときのこと。

サマルカンドでお土産やさんの写真を撮ろうとしたら、

子どもたちが寄ってきて
「撮って撮って~」みたいにアピール

その中に、赤ちゃんを抱いた女性がいて、

彼女も撮影したのですが、

そのあと、お金ちょうだいみたいな手つきで
妙な呪文みたいな節回し。。。

市場のおばちゃんとはかなり違うテイストに

びっくりしてしまったのですが。

今にして思うと、ロマというか、「ドム」なのかもしれない。