あなたの
才能や
技能は
あなたに
とって
特有の
ものですが、
それらは
あなたが
所有して
いるわけでは
ありません。
すべては
大自然の
ものです。
あなたの
才能や
技能は
大自然の
ため、
自分以外の
ために
使ってこそ、
ほんとうに
活かされる
のです。
自分が
他人に
してもらいたい、
と
思っていることを
他人に
してあげる。
他人に
してもらいたく
ないことは
他人に
しない。
結果を
他人が
どう
評価するかは
他人次第
です。
これを
心掛けていれば
少なくとも
あなたが
人付き合いで
迷ったり
悩んだり
することは
なくなるでしょう。
人は
自分が
見たこと、
聞いたことの
すべてを
イメージ化して
脳の中に
記憶します。
あなたが
会って
話しかけている
相手は
あなたが
勝手に
作り上げた
イメージに
対して
であって、
あるがままの
相手に
対してでは
ありません。
あるがままの
相手とは
一瞬、一瞬
変化している
心と体の
組み合わせ
であって、
”いい””わるい”
などの
偏見や
固定観念は
成り立ちません。
すでに
この世を
去った、
あなたが
愛した
家族や
親しかった
友人への
最大の
供養は
彼らや
彼女たちの
長所や
美点を
あなたが
学び取って、
それを
偉大な
遺産として
引き継いで
いくことです。
故人のために
お線香を
あげたり、
お墓参り
するより、
大きな
供養に
なるのです。
苦しみは
執着から
生まれます。
執着が
無い人は
人生が
自分の
思うように
行かないときでも
悩むことは
ありません。
問題とは
物事が
思い通りに
ならないことではなくて、
思い通りに
ならないことに
執着し、
悩むことです。
したがって、
何事にも
執着しないことが
究極的な
問題解決法
なのです。
人間に
生老病死が
あるように、
動物にも
植物にも
生老病死が
あります。
原子にも
分子にも
地球にも
太陽にも
銀河にも
宇宙にも
生老病死が
あるのです。
生老病死は
宇宙の実相
すなわち
宇宙の
ありのままの姿
なのです。
すべてを
ありのままに
見て、
ありのままに
受け入れることで
心の
真の平安が
実現するのです。
欲の心
とは
”底の無い器”
のような
ものです。
いくら
水で
満たそうとしても、
下から
こぼれ落ちる
ように、
欲の心
は
満足することを
知りません。
世間は
あなたに
もっと、もっと
欲を持ちましょう、
と
働きかけて
きます。
決して
踊らされないよう、
注意しなければ
なりません。
あなたが
いつ、
どこに
行こうとも、
あなたが
いるところは
”いま、ここ”
です。
だから、
あなたが
”いま、ここ”
で、
幸せ
と
楽しさを
生み出すことが
できたら、
あなたは
どこへ行っても
幸せに、
楽しく
生きることが
できるのです。
変化は
宇宙自然に
おける
絶対普遍の
大法則です。
どのような
変化も
快く
受け入れ、
迎い入れる
ような
心持に
なっていれば、
何事にも
苦しまず、
冷静に
対処できるように
なるでしょう。
そうなるためには、
日々
身の回りの
すべてのものが
一瞬一瞬
変化して
止まない、
という真実を
観察し続けなければ
なりません。
天国も
極楽も
死後の世界
だけを
いうのではなく、
いつでも
だれでも
実現できる
この世の
絶対安穏な
心の境地
です。
欲が無い。
執着が無い。
したがって
怒りも
不満も
期待も
無い。
あるのは
涼しげで
安らかで
満ち足りた
明るい
心だけ。
天国も
極楽も
”いま、ここ”
が
入り口
なのです。
