S:馬籠宿から恵那山を臨む。島崎藤村の小説にも登場する山ですし、一応日本100名山ということらしいのですが、これといって特徴のない印象の薄い山ですね。紅葉の名所みたいですし、スキー場もあります。
M:木曽路の画像、私のブログで見て下さった方も多いはず。あの頃は晩秋でしたから、もうずいぶん前のことのように思えます。河村の母が熊本から名古屋へ遊びに来たので、連れて行ったのがここでした。毎年一、二回名古屋へ遊びに来るので、一緒に近くに旅行するのを恒例としています。どこへ連れて行っても、とても喜んでくれるのが嬉しいです。
S:木曽路ってだいたい中山道の塩尻から中津川ぐらいまでの100キロくらいを指すみたいです。その間に昔ながらの風情を残す宿場町が幾つも点在しています。奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿が有名ですけど、今回は馬籠宿と妻籠宿に行ってきました。時間があるときにゆっくり訪ねてみたいところです。
S:ストラスブール駅。古い石造りの駅舎の前に近代的なガラスのアーケードを架けて、トラムの地下ホームに繋げている立体的な構成です。パリの北駅なんかも同じような構成ですけど、古いものと新しいものが上手に調和していると思いませんか?
S:「メゾンカンマーツェル」でシュークルートとアルザスワインをいただく。大聖堂前の一番大きくて、過剰な装飾で覆われたこの地方を代表する木造建築です。内装もご覧のとおりです。
M:あぁ、また食べている写真が!流石にこれだけのシュークルートは完食できず、半分ぐらい残してしまいましたが、とても美味しかったです。日本人の胃袋には、なかなか完食は難しいですね。なので、そういう時にはお給仕をしてくれたムッシュウに必ず「とても美味しかったわ!」と言うようにしています。何と言うかですって?簡単、簡単!「セ・ボン」とか「トレ・ボン」とか言えば良いのですよ。
S:アルザスのお菓子屋さんのウインドウはどこも可愛らしく洒落てました。
S:アルザスミュージアム。中世の古民家を改装したアルザス地方の民族博物館です。展示品は伝統衣装、玩具、生活用品と多岐にわたります。昔の生活が伝わってきます。
M:このミュゼ・アルザシアン、古いアルザスの暮らしがよく分かり、中世の建物そのものが博物館になっていて、とっても面白かったです!大聖堂からもすぐですし、ストラスブールに行ったらおすすめですよ。
S:11月のパリは天候が不安定で、朝方綺麗に晴れていても、昼過ぎから雲行きが怪しくなってきて、雨に遭う日が多かったですし、日本の真冬のように寒かったです。いつものホテルから見下ろすオデオン広場。
S:オテルドヴィル(パリ市庁舎)
S:バスティーユ広場とその近くにあるアルザス料理のお店「ボファンジェ」。内装は19世紀的な佇まいで、お客さんの年齢層も高めで比較的落ち着いた雰囲気でした。次の週にシュトラスブールに向かうので、ちょっと気分を盛り上げようとこの店に行ってきました。伝統的なビストロですから、究極の美食を探求するようなところではありませんけど、ゆったりとした時間を過ごせました。
M:この右下に移っているムッシュウは、河村のカメラに興味津々の様子でした。街で撮影していても、私達が日本人で日本の製品を使っていることがすぐ分かるからでしょうか、河村はよく現地の人から「そのカメラは何?どこの?」なんて声を掛けられています。
M:「このガイコツちゃんはいったい何?」と思われた方へ説明いたします。この画像は私達がいつも滞在しているオデオン界隈で撮ったもの。実は左岸のこの辺り、いわゆるカルチェ・ラタン(「ラテン語を話す地区」、そういう教養のある学生が集まっているという意味ですね。)といってソルボンヌ大学(今はパリ大学というそうですが)の校舎が集まっているところ。特にこの側には、医学部、薬学部があり、こうした医療関係の書籍やら、医療器具、標本、白衣、を扱う店舗が何軒かあるのです。このウィンドウは明るくて綺麗ですが、夜更けに暗いウィンドウの中からガイコツが「コンニチワ。」という場所もあって、ドッキリすることもしばしばです。しかもそのガイコツ、標本じゃなくて本物なんです~!!