鉄腕アチョ

先天性心疾患の長男(2003年4月7日生)の闘病と成長日記

クルマ椅子

2006年02月12日 23時00分39秒 | 闘病
2005年初夏。

何度か書きましたが、アチョは下半身麻痺のため歩けません。

そのため、このときすでに2歳2~3ヶ月になっていましたが外出のときはいまだにベビーカーを使っていました。

しかしアチョは外出するときに携帯酸素ボンベ・痰の吸引機・ミルトンと水を入れた瓶・吸引用カテーテル・消毒液・ガーゼなどのセットを持ち歩かねばならないので、けっこう大荷物になります。
重いし。
なので、ベビーカーの後ろに「バギーボード」というのを取り付けました。


バギーボードとはベビーカーの後輪の足に取り付けられるスケボーみたいな物で、本来はそこにちっちゃい子供を乗っけたりするのに使うそうです。
これが、上記の吸引機を乗っけるのにちょうどピッタリの大きさなので非常に重宝してます。

しかしアチョも小さいなりに成長してきてますし、いつまでもこのままベビーカーというワケにもいかんだろう、ということで、小児医療センターののリハビリ課の先生に相談しました。


先生いわく、「クルマ椅子作りましょう。特注で。」ということでした。


次回にリハビリ課訪れたときに、クルマ椅子の製作会社のかたと先生とで打ち合わせを行いました。

要望として、上記のお出かけ時必須セットを椅子のどこかに置けるような仕組みを付けていただけないかとお願いしました。
アチョはこのときまだ体重が10kgにも満たないので、この大きさだともともとオーダーメードした方がよいということでしたが、アチョのように心臓病でかつ気管切開してて酸素療法やってて吸引せねばならない足の不自由な子供なんて今までで初めての経験だそうで、改造を施してそれらの医療用具を載せられるように考えてみます、ということでした。

意匠・設計を一からやらねばならないので、完成まで期間は最低半年はみておいて欲しいと言われました。
「んじゃあ順調に行けばクリスマスプレゼントに間に合うかねェ」などとカミさんと話しておりましたが、結局お披露目は翌年の1月まで待つこととなりました・・・・

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