岩手宮城内陸地震をもろ、震源地で経験したわたくしです。
皆様からたくさんのご心配やメールなどいただきまして、
本当にありがとうございました。
幸い、わたくしの自宅もサロンもいくつかの食器などが壊れたり、
ガスが一時的に使えなかったりといっただけの被害でおさまりました。
でも・・・本当に、あり得ない！！信じがたい大きなゆれでした。
ものすごい恐怖を感じたので、同じ恐怖を感じて被災された方々を思うと
とても切なく、悲しい気持ちになります。
テレビでご家族をなくされた方や非難所生活をしいられている方々をみると涙が出る思いです。
避難所にいてもテレビの取材が朝から晩まではいるし、
気を楽にできるものではないです。
狭くても、家があるって本当に幸せなんだなぁ～と感じました。
わたしが住んでいるところから１５キロほど石ぶちダム方面へ行ったところに
わたしの実家があります。
昨日は実家におりましたが、ますます震源地に近いだけあって、
ものすごい余震を感じます。
ユレを感じる前に「ドドドドォドォドォ・・・」と気持ち悪い地鳴りがあります。
地鳴りがして数秒すると地震がきます。
地響きを聞いて「来る！！」と感じて構えるときの緊張感と恐怖がありました。
まりちゃんは地震をいち早く察知して、地鳴りが来る前に猛烈に吠えます。
父さんは
「余震ひでくてさっぱり寝らいねじゃやぁ～
夕べはまりは吠えるし地震おっかねぇ～し、さっぱり寝でねぇ～」
と言っていた。
余震がひどくて眠れないらしい。
さぞ痩せるのでは・・・と思ったら、変わりなし！！
痩せるどころか、おなか出てないか？
結局、地震がおきてから２日くらい家にじっとしているしかないため、
暇だから食べるのだ・・・。
何を食べるのかというと・・・なんでもいいのだ。
父さんはおやつに白米だけを食べる人ですから
実家も特に被害はなかったので父さんは鞠ちゃんと一緒に家
にいます。
余震がくるたびに小脇にまり
を抱えて外にでているようです。
非難しなくちゃいけないとなると、ペットを連れて行けないのが辛いですねぇ～
父さんはそうなったら鞠を置いていけるのかな？
昨日実家にいると、近所の農業委員の人が
農業用水断水についてのおしらせをしに来た。
石ぶちダムに亀裂がみつかったため、ダムの水を放流して被害を確認するらしい。
ダムの水を全て放流してしまうとなると、
これから水田に入るべき水が確保できなくなてしまうのだ。
実家の地域では独自のため池を持ていて、
一時的にそれで代用できるらしいのだが、
他の地域では大変だろうと思う。
もしかしたら今年の稲作をあきらめなければならない農家が
たくさんでてくるだろう。
地震の被害は、今、目に見えた被害だけではなく、
これからますます拡大していくのだということを実感した。
夕べまではヘリコプターの飛び交う音が聞こえていましたが、
今夜はとても静かです。
（自衛隊の防災ヘリってすごい大きいですねぇ～
）
父さんもわたしも今日から仕事してます。
元気です！！
ご心配いただいた皆様本当にありがとうございました
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