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3日目の坊主

3日坊主といいますが、その坊主の3日目はどうなっているでしょう?更新されているのか?

minicomでシリアル通信

2007年01月27日 | りぬくす
LinuxでT-SH7706LANを制御したい!
ということで、minicomでシリアル通信をしてみました。

以前から操作方法や設定方法(←特にコレ!)がわからず、
挫折していたminicomですが、ある程度知識がついてきたので、
挑戦してみました。

まずは、minicom設定方法。
初期設定のときは設定ファイルを作成するので、
必ずrootで起動する。

#minicom -o console

-oはoptionで、後に続くconsoleは設定ファイル名です。
いろいろな機器でminicomを使いたいときに、
設定をいちいち変えるのはめんどうなので、
ここで設定ファイルを作成しておくと便利です。
何も指定しない場合は"dfl"というデフォルトの
設定ファイルが読み込まれます。TeraTermと同じ感じですね。

初期起動時に/dev/modemが無いって言われたら、

#touch /dev/modem

としておけば起動できます。

画面が出てきたら、"Ctrl+A O"で設定画面を開きます。
まずは、シリアルポートの項目を開きます。
開いたら、シリアルデバイスを設定します。
WindowsでCOM1としてあらわされるのが/dev/ttyS0です(?)
(↑ここ微妙なので、間違ってたらメールかコメントください)
Aを押して、

/dev/modem

から

/dev/ttyS0

にします。
次に、速度とパリティの設定をするので、Eを押します。
速度は115200なので"I"、パリティ無し、データ8ビット、
ストップビット1ビットなので、"Q"を押します。
2回エンターを押して設定画面を閉じます。

次にモデムとダイヤルの設定で、
"A~I"のキーに該当する設定(文字列)をすべて消します。
これが終わったらエンターを押して画面を閉じます。

まずは、これで設定を保存します。「"console" に設定を保存」を選択します。
そして終了を選択しましょう。

これで、シリアル通信の待ちうけができました。
初期画面のままで待ちうけているので、
T-SH7706LANを接続して電源を入れれば画面に反映されます。

ただ、これだと入力される改行コードが<CR>だけなので、
MESでは改行してくれません。
TeraTermの設定でも、改行コードは<CR>+<LF>なので、
minicomも同じく<LF>をくっつけてやります。
"Ctrl+A A"とすると、

linefeed の追加: ON

と出てくるのを確認しましょう。

これで、ケーブルをつないで電源をいれると、
画面が出てくるはずです。
自分は出てきました。感動・・・

ナナを買う前から悩んでいたことなので、
成功してちょっぴり感動ものです。

これでLinux上で開発ができるぞー


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