ちよのせいりう さつけられ 千代の清流 授けられ
みもすそかはや たえなくに 御裳濯川や 絶え無くに
あまてるねをわ ゐふしとき 天照音を和 畏怖し時
ほろひぬゆめへ おんこゑむ 滅びぬ夢へ 恩顧笑む
みもすそかはや たえなくに 御裳濯川や 絶え無くに
あまてるねをわ ゐふしとき 天照音を和 畏怖し時
ほろひぬゆめへ おんこゑむ 滅びぬ夢へ 恩顧笑む
余談
この改元の時を伊勢で過ごしました。
天皇のお勤めは国家安泰の神事であり、ご夫婦そろって心ひとつに祈られる事が大事と教えていただきました。
こんなことを書いてよいのか分かりませんが、伊勢神宮にかかっているのを肌で感じているのだと思いました。
この歌は、2017年の夏至を超えた後に皇統の弥栄を想い作りました歌を少し改変したものです。この改元に再掲載させていただきたく送ります。
精神世界で長く言われてきた人類の覚醒が天皇にかかっていると気付いた、思ったのはいつの事だったのか忘れましたが、
地球の大きな変容、進化神化発展に皇国日本にかかっている事は説明の言葉もないほど圧倒的なものなのです。
この改元の時に、以前に創ったこのいろはうたを偶然目にしましたので、これを祝賀の歌とさせて頂きたいと思います。
以下当時の解説です。
解説
御裳濯川=五十鈴川)に、皇統の意味があり、「清流」によい家柄の例えがある事を同時に知り、その意味を裏に込め皇統の永劫と弥栄を想い込めて作りました。先日詠った、再び斎庭に立たれる事になった倭姫再来の皇女様の、遷御の儀での内宮を参進されるお姿と、夏至に合わせた斎王の交代に五十鈴川の縁を重ねた短歌をいろはうたにもと思い、お名前の一文字を入れ御裳裾川と一緒にして作ろうと思ったところから出来た歌です。
みもすそ がわ -がは:御裳濯川… 五十鈴川(いすずがわ)の異名。/皇統のたとえ。
せい りゅう -りう:清流…清らかな水の流れ。/よい家柄。また,その出身者。
おん こ :恩顧…特別に目をかけ援助すること。ひきたて。
音は根にかかりがあると感じます。
五十鈴川のさわさわとした清流の根が見えないものや杜の根っこを育むのを想います。
キラキラと太陽が反射する聞こえない音でもあります。気持ちが和ごむ音です。心根を育むと観じます。