シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

同窓生

2006-04-24 11:07:41 | 人とのつながり
4月から、地域の活動で役員になったが、
同じく、一緒に役員になった仲間がいた。

昨日、その彼と初めて話をした。
最初は、お互いの仕事の話をしていたが、
なんと彼は、同じ高校の卒業生だとわかった。

私が2年先輩だ。
先生の話、弁当の話、通学路の話・・。
一年間だけ、一緒に在籍していたのだから、
話は共通する事ばかりで、ずっと尽きなかった。

地元の都立校を出た私。
当然ながら、地元に卒業生も多いのだが、
やはり同じOBというのは、親近感を覚える。

以前、このブログでも書いたが、
その、私達の母校は来春、統合で廃校になる。
統合されるもう片方の高校も、
数多くのOBを輩出した伝統校。
こちらも、地域活動で一緒の仲間に、OBが多い。

学校の統廃合は、東京都の都合だけで決められている。
母校が消滅すること。
それはたとえば単純に、夏の高校野球を見ても、
母校は予選にも出てこない、ということだ。
それは、寂しさや悔しさにつながっている。

私達OBは、地元の団体やボランティアなど、
各所で活躍している。
廃校になるからといって、
卒業生の人格や歴史が「廃れる」わけではない。
建物がなくなる分、
OB・OGのつながりは強くなるだろう。

写真は、母校の廊下だ。
校舎が来年以降、どう使われるのかも未定だという。
夢も計画性もない行政のような、
いい加減な卒業生ではありたくない。
コメント (4)
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