![]() | まゆみのマーチ―自選短編集・女子編 (新潮文庫) |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
中学生たちとナイトウォークをする前からこれを読みかけていた。
くったくなく歩く子らの中に
心に辛い事を抱えた子やハブにされている子、いじめなんかあるんだろうかと
つい思った事は否定できない。
チェックポイント休憩場所で、時間が経過しても
ここまでやって来ないないゼッケンナンバーと名前が連呼され、
すっかり覚えたナンバーと名。
あの子は無事ウォーキングの列に加わったか?
飽きてお家に帰ってしまっただけか?
ゴールまで気になって、歩く子のナンバーをチェックしたりしてしまった。
中学生ってまだまだ幼い。そんな実感を持った。
声変わりの男の子。きゃぴきゃぴした女の子。
子育て中は赤ちゃんでも幼児でもない距離間が出てくる
親としてもデリケートな時期だったと思う。
実際にいじめが見え隠れし、学校に何度か相談を持ちかけたが
かんばしくない返答やら解決に至らなかったのは、
今の切ない命を賭す事件報道に見る形となんら変わりがない。
子を思う気持ちに親の価値観の押しつけはないか?
人のために何か成すという行為に自己欺瞞はないか?
ほんとうの優しさって何か?
壊れかかっているデリケートな子供の心をサポートするにはどうしたらいいのか?
自薦短編集のどれもがハッピーエンドで終わっている事にホッとする。
最後に東北大地震をテーマにした新作「また次の春へ」が収録されていおり
印税は全額、震災で亡くした子どもたちの支援にあしなが育英会へ寄付されるとのこと。
6編のどれがお気に入りかと、あとがきに著者から聞かれているが、
私は題名になっている「まゆみのマーチ」がイチオシかな?
いや、いじめられている本人の気持ちを描いた「ワニとハブとひょうたん池で」も良かった。
父親が自分の自己欺瞞に気がつく「かさぶたまぶた」も良かったわ~
どれが一番?って悩むわ~
自分が女子なんで女子篇を手にしたけれど、男子篇も発刊されている。
「卒業ホームラン -自選短編集・男子編」
印税が寄付になるんだから図書館は止めて本屋さんに行ってみよう。
続けて読みたい。
筋肉痛もなし、眠気もとれたし、ノルディックで軽く歩いてこよっと~





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気持ち分かります。今、私が読んでいる本もそうです。
>ハッピーエンドで終わっている事にホッとする。
ちなみにこの本は奇跡が連なっていてホッとします。
おしまいの辛いお話は最近、避ける傾向です。