ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

堂本正樹 陶展 VIETNAM STYLE はじまりました。

2012年11月22日 18時23分10秒 | 企画展・うつわ
 
 
堂本正樹 陶展 VIETNAM STYLE はじまりました。

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信楽で作陶する 堂本正樹さんは、粉引きのうつわを中心に製作されていますが
今年6月に単身ベトナムに渡り、15世紀から記録に残る陶磁器の村 バッチャンにて
1ヵ月の間、製作活動に励んできました。
 
 
今回の展示は、ベトナムで焼いてきた磁器のうつわと
信楽で焼いている土物のうつわを併せて展示しています。
 
 
赤絵や、呉須釉が印象的な、バッチャン焼。

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ベトナムで作ってもらった印も 雰囲気がでています。

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ベトナムでは、日本で言う一般的な轆轤は殆ど無く、ベルト式の速度が変えられないタイプしかないそうで、なんと旅行鞄で轆轤を持ちこみ、仕事したそうです。絵付けは、バッチャンの工房スタッフが担当し、窯焚きは、素焼きは無く、一発本焼きが、ベトナムスタイル。


下の画像では分かりづらいかもしれませんが
金彩や銀彩の上絵は、信楽で焼き付けてあります。

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そして、粉引きや緑釉、飴釉のうつわ達。

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大きな花器もあります。角デザインで、このサイズは、焼成が難しいのです。

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一輪挿しにも変身するオイルランプ。

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粉引きのうつわに蓮の花。
ベトナムの影響が感じられます。

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色彩の鮮やかなバッチャンでの仕事、やさしく使い勝手の良い信楽での仕事
ひとりの作家が作る、ふたつの陶。
見た目のスタイルは違えど、芯の部分を感じて欲しいです。

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堂本正樹さんの在廊は、明日11月23日(金)・12月2日(日)・3日(月)です。
ベトナムのお話も、とっても楽しいので、お時間を見付けてお出かけ下さい。

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堂本正樹 陶展 VIETNAM STYLE
2012年11月22日(木)~12月3日(月)
11:00~18:00 11/27(火)休み
作家在廊日:11/23・12/2・3


ベトナム バッチャンは15世紀から記録に残る陶磁器の村。今年6月、この地で堂本正樹さんは作品制作に励んだ。
ベトナムの土、釉、窯、炎。言葉も通じない地での物作りで得た刺激が堂本さんの体に沁み込む。
ベトナムで製作した うつわ。信楽に戻り、取り組んだ新作。今回の展示は堂本正樹の長い旅の途中下車。この先を見たければ、今を知ってほしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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コメント (2)
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