Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想:2012年12月まとめ(12本)

2013年01月01日 00時00分00秒 | 映画つぶやき

『007 スカイフォール』をIMAX字幕観賞。

007らしい要素で喜ばせつつ、007らしからぬ要素で人間味を与え、次なる一歩への復帰を導く。敵が非常に魅力的で、時代に合わせて移り変わっていく007にまだこんな語り口もあったのか、と思うも、終わってみれば50周年のお祭りらしい、とも。

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『ボス その男シヴァージ』を観賞。

面白い。喜怒哀楽の全てが、こってり味付けで、たっぷり詰まっており。楽しませるためのキラキラ輝く見せ場たちにひたすら魅せられっぱなし。公開当時に世界で流行った映像や音楽を貪欲に取り込む姿勢、そして作中でのインド愛、インドという国を体感出来る楽しさ。

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『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』を観賞。

面白い。お祭りらしい特撮ヒーロー大集合を、作中だけでなく過去映画とも繋がりのある少し不思議な物語でまとめて。今見せたいものを見せ、戦う女性も輝く、アクション主体で突っ走ってくれるのがいい。

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『マリー・アントワネットに別れをつげて』を観賞。

宮廷内の朗読係が体感し、覗き見たであろう、フランス革命の実情。極限状態だからこそ表に出る人間の本性、そして建前のなくなった人間関係を、ヒリヒリとした感情と共に追体験できる面白味があり。愛情の持つ温かさよりも怖さが際立って感じられた。

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『ホビット 思いがけない冒険』をIMAX HFR3D字幕観賞。

素晴らしい。仲間を想い、苦難を超える喜びがあり、一緒に冒険していた。純粋に面白く、続く2作が楽しみになる、始まりの1作。そんな物語を語るHFR映像は、映る全てがそこにある鮮明さで、字幕を読むのを忘れるくらい魅了された。

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『ルビー・スパークス』を観賞。

素晴らしい!作品そのものに恋してしまうくらい、魔法がかかった、とってもステキなラブコメファンタジー。描くのが難しい設定を、綺麗に自然に本当に感じさせてくれる、お話の流れ、POPな画と音、魅力的な演者達の調和にうっとり。ほろ苦さがあるのもいい。大好き。

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『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』を観賞。

面白い。この映画だけで語るのはもったいないほど、Zというキャラの背景が魅力的。本編との繋がりはありつつ、映画としての独立性も強く、長い物語のひとつの短編として楽しめる。動く画に粗を超える勢いがあるのもいい。

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『レ・ミゼラブル』を観賞。

素晴らしい。舞台の熱気そのままに、歌の持つ力を活かし、最後まで勢いを失わずに語り切り、満足感でいっばいになった。感情表現を顔の表情に集約させてしまう、アップ主体の構図がもったいなく感じるくらい、演者達による全身全霊の、むきだしの心のぶつかりに圧倒された。

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『フランケンウィニー』を2D字幕観賞。

面白い。映るもの全てに、監督の抱く色んな面での愛情が、手触りのする質感で、たっぷり感じられるのがとってもステキ。少し奇妙で奇想天外なお話を楽しみながら、監督を育てた好きなもの達を詰め込んだ、たからもの、を眺めているような幸せな気持ちになれる。

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『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』を観賞。

面白い。…という表現が、最上級の誉め言葉になりそうなくらい、笑いに満ちた、気持ちのいいコメディ作品。ひたすら軽くPOPなノリが、とってもステキ。前向きさと愛に溢れた、たくさんの笑顔の中、明るく楽しく幸せな気持ちになれる。

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『もうひとりのシェイクスピア』を観賞。

面白い。物語的にももちろん、登場人物の作り込み、感情の描き方など、諸々が素晴らしく。つくり話と前置きされていても、作品に入り込み、説得力のある展開に魅了され、現実にあったことのように思い込んでしまうほど、充実した観劇体験を味わうことが出来た。

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『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』を観賞。

細かく描かれた街並みや、次から次へ畳み掛けるアクションなど、劇場版だからこそのお祭り感はありつつ。お話自体は原作やテレビの空気を崩さず、繋がりのあるひとつのエピソードのように、笑顔と切なさと共に、自然に語られているのが、とってもいい。

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※映画館で観賞したもののみ。



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