Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想:2012年下半期好みな映画10本

2013年01月01日 00時00分01秒 | 映画つぶやき

2012年下半期83本劇場で見た中で、好みな映画を10本に絞るとこちら。

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『ダークナイト ライジング』をIMAX字幕観賞。

素晴らしい!圧倒的な映像と音響で紡ぐ、三部作を終える物語に釘付けになり、164分という時間を一切感じず、ただただ作品世界に入り込んでいた。お話的にヒーローものに戻しつつ、緊張の中に緩和もあり、収まるべきところに収まって大満足。

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『桐島、部活やめるってよ』を観賞。

面白い。不自然に思えてしまうくらい自然な学生たちの青い日常を、いくつもの視点で繰り返し描きながら、思いもしない繋がりを生む。自分が過ごした学生生活が映り込んでいるような、心のざらつきがたまらない。各人の想いとその交差を反復して、じわじわ楽しめる。

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『テイク・ディス・ワルツ』を観賞。

素晴らしい。幸せが滲んだ、たゆたう日常を通して、理由のわからない淋しさや人生の物足りなさが上手く描かれており、心がゆっくりと、でも確かに揺さぶられ、締め付けられる。抽象的な表現が締める中に、時折直接的な言葉が入れ込まれるので、より深く突き刺さる。

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『アベンジャーズ』をIMAX3D字幕観賞。

素晴らしい。個性の強いヒーローたちを、個々でも、組み合わせでも、きっちり見所をつくって、難しくせず濃過ぎもせず、明るく楽しくカラッとまとめあげている。お祭りに対して、悪ふざけせず全力を注げるハリウッドはステキ。どのヒーローも好きになれる。

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『アイアン・スカイ』をジャパンプレミア観賞。

素晴らしい!自分の好きなものだけしか入っていない、求めていた以上の面白さ!男子心が喜びまくる設定に、愛すべきキャラ達。程良い皮肉に笑いまくり。マニアに寄り過ぎずしっかり娯楽してる、話の展開、見せ方、バランスもとってもいい。何度も観たい!

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『レッド・ツェッペリン 祭典の日(奇跡のライブ)』を観賞。

素晴らしい!ブランクも年齢も感じさせない、本物、の演奏がカッコ良過ぎてシビれまくり。記録映画を超えた高揚感で1曲終わる度に拍手を贈りたくなった。3人のグルーヴに、タイトなドラムが躍動感を与え。4人の音に圧倒されて胸いっぱい。

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『アルゴ』を観賞。

素晴らしい!大真面目に嘘をつく、という映画の本質が核を成す脱出作戦が、紙一重の追いかけ合いの中、緊迫感を持って語られていく面白さたるや!終盤は手に力が入り、息をのみ続けていた。シリアスな出来事に、優しさとユーモア、更に映画愛を盛り込んで生まれた、大満足な娯楽作。

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『ザ・レイド』を観賞。

素晴らしい。まさに血湧き肉躍る、互いを痛めつけ合うアクションが、涙ぐむほどカッコ良く、爽快感以上の達成感がある。組み手自体の美しさはもちろん、繰り出す技を常に最良の構図で魅せてくれるカメラワークの完璧さが、アクションの勢いを加速させ、息を呑みまくり。大好き。

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『One Night, One Love ワンナイト、ワンラブ』を観賞。

面白い。大好き!フェス特有の空気、身も心も音に預けられる解放感、恋が生まれる瞬間の輝き、そして音楽がかけるステキな魔法。その全てを自分がその場にいるような高揚感を持って体感できる。まさに劇場で観てこそな作品。

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『ルビー・スパークス』を観賞。

素晴らしい!作品そのものに恋してしまうくらい、魔法がかかった、とってもステキなラブコメファンタジー。描くのが難しい設定を、綺麗に自然に本当に感じさせてくれる、お話の流れ、POPな画と音、魅力的な演者達の調和にうっとり。ほろ苦さがあるのもいい。大好き。

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※自分的に、好みの映画と面白い映画は、別の話。ダメな部分も含めて好きだったりする。ので、オススメ出来ない映画もあるし、挙げたものより面白い映画ももちろんある。形を変えた自己紹介とも?



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