Happy Life

2005年9月27日(24週6日)516gの超低体重出生児の男の子を出産したmamaのブログ

難聴の検査

2006-02-25 02:50:52 | 超低体重出生児
2月24日 体重は昨日と変わらず3,178g

午後2時にお耳の検査がある為少し前に病院へ。
ナースが「3時に変更になりました」と言った。

1時間ほど遅れてミルクを2時に飲んで眠ってくれるのを待った。
しかしクリスは3時過ぎてもお目々パッチリ!
「眠ってくれないと計測できないよ~」と抱っこしてた腕もしびれて来た。

パパの抱っこはすごく気持ちいいけどママの抱っこは駄目なクリス。
でも今日はパパがいないのでなかなか寝てくれない。

前にぐずって酸素濃度が下がって上がりにくかった時、ナースが言ってくれたのを思い出した。
カンガルーの時の立て抱きにしてみる事。
すると不思議、爆睡してしまったクリス。

抱っこのまま検査はできると言うので早速検査室へ。
初めて抱っこして酸素も無く未熟児室からエレベーターに乗って行った。
なんか普通っぽくて嬉しかった。

検査室に入り抱っこのまま心電図をとる時のようなものを3箇所貼りつけてと両耳に器具をかぶせてスタート!

2,3回検査師さんが不安げに首をかしげた。
そのしぐさを見て急に不安になった。

もしかして何も聞こえてなくて反応が無いのか・・・

少しして「携帯か何か電子機器のような物持ってますか?」
何も持ってない・・・はて?
何かの電波に邪魔をされエラーになっていた。

付き添ってくれてたナースが「ひょっとして心拍などを取るセンサーでは?」
そうかもしれないと言うので、せっかく眠っているのにベッドに寝かせる事に。
急いで胸に貼ってあるのと足に巻きつけているのをはずす。
又急いで立て抱っこして、ふ~何とか起きないでくれた。

その後なんと1分ほどで「はいっオッケーです。すごくきれいに計測されました。」
ナースもびっくりで「今まで検査に来た赤ちゃんが何で時間がかかってたのかこれではっきりしました」と喜んでた。

未熟児室へ帰る前ほんの少し顔が青くなってたようだったけど、コットに寝かせモニターをつけると全然大丈夫だった。

今日、又ひとつ検査をクリアして先生もとっても嬉しそうにしてくれた。

酸素

2006-02-24 00:27:01 | 超低体重出生児
2月23日 149日目 3,178g

1月から月に3回だけ肺の為の抗生物質の薬を飲んでいる。

その為かわからないけれど少しずつ酸素がいらなくなって来ているような・・・気がする。

と先生も言っていた(苦笑)

今日は市の保健師さんに提出する報告書を作るのにクリスを抱っこしたまま担当のナースとお話しをした。

その間お口に添えていた酸素のチューブの口が上向きになっていた。
しばらくしてナースが「ほとんどお口に酸素が行ってないよ」と言った。
ほんとだ~!でも全然大丈夫そうだった。

ミルクの時もその後もチューブはよそに置いていたけど大丈夫だった。
やはり薬の効果があったのかな?

この薬は保険で飲む量が限られているらしく1ヶ月に3回だけ。
個人差はあるがでも効果は大体見られるとの事だった。

ここ最近のクリスの酸素量を見ていて思わず今後を期待してしまった。
先生もちょっと同じ事を思っていたらしく3月も使ってみると少し期待してそうな表情だった。

クリスの先生は本当にすばらしいと思う。
今までの治療の見立てはすべてはずれていない。
尊敬できる人だ。

もちろんすばらしい先生は他にもたくさんいらっしゃる。
でも小さい時からクリスがお世話になっている主治医、眼科医、小児外科医は特別すばらしく見えてしまう。

母親ってこんなもんだよね・・・。

沐浴だよ!

2006-02-23 02:48:53 | 育児
2月22日 3,126g

毎朝10時赤ちゃん全員の沐浴タイムだ。
お風呂に入れてもらう赤ちゃんの姿はみんなかわいいな~!

私は朝10時に病院に行くのは無理なので午後3時まで気持ちいいお風呂を我慢してもらって、今日初めて自分の手で入れた。

怖かった~!
途中石鹸ですべって落っことしそうになったり私がもたもたするもんだから酸素が足りなくなって真っ青になるし、すごくかわいそうな事をしているようで心がチクチクとした。

でも少しして顔色もピンク色に戻りとろ~んとなったクリスを見て今度は幸せな気持ちになった。
早く一緒にお湯に浸れるようになったらもっと気持ち良いだろうな。

30分ほどしてお腹が空いたのかもぞもぞとし始めたので出ない乳を直母した。
100ミリ位かる~く出てくれれば制限なしに飲めるのだけど今はにじむ程度。
でもおしゃぶり代わりでも赤ちゃんはリラックスできるし酸素もいらない位血中濃度も上がるので出なくてもぐずった時は吸わせたりしている。
もちろん究極にお腹が空いた時は出ないとおこってしまうけど・・・(苦笑)

しばらくしてミルクが来た。
でもかわいそうだけど先に薬を飲まないといけない。
粉薬3種類を貧血のシロップ薬に混ぜてスプーンでお口に乗せるように入れる。
喉に流れるように入れるとすぐにむせて心拍が下がってしまうからだ。

最近は賢くなって嫌なものはぶ~っと出してしまうのでちょっとずつちょっとずつ飲ませている。
少しこぼしたけど何とか今日は上手に飲めたね!

後はおいし~ミルクも終わってげっぷもウンチも順調に出てご機嫌さんだったな。

今日は退院に向けて先生と少しお話しをした。
ソケイヘルニアの手術は入院してる間にやって、大事を取って退院はやっぱり3月を過ぎてからが望ましいと言った。
今年はインフルエンザや風邪の菌がいつもより違った型で入院した赤ちゃんが結構いたらしい。

退院後、先生の治療されてきた赤ちゃんが今年は初めて入院して来たのだ。

クリス、明日はお耳の検査だね。
神様、どうか何事もありませんように・・・

医療費

2006-02-21 04:23:40 | 超低体重出生児
今日は1日中雨だった。

お昼の面会はバイクで行ってるので小降りならいつも通りだけど、結構降っていたのであきらめた。

3ヶ月位前から「HMS-1」という栄養補助剤をミルクに混ぜて飲んでいる。

赤ちゃんにとって、1番の母乳でもクリス程小さくなると補えない物があるらしい。
今日はそれを買って病院に持って行く事になっていたけど明日になってしまった。
これが結構高くて1箱4,500円位で大体一月位で無くなるかな?。

高いと言えば未熟児の医療費もすごいな~と毎月請求書を見ながら感心している。

生後90日間はNICUにかかっているのでこの時期が一番高いようだ (法律でNICUは90日までとなっている)。
始めの1ヶ月目は350万円くらいで退院まではおおよそ1000万円近くの医療費になるみたい。

産まれてすぐに病院側から医療費補助の申請の話しがあり、ありがたい事に国?から全額負担で治療を受けられるとの事だった。

日本はなんてすばらしい制度があるんだろうと思った。

正直な話しこの制度がなければクリスや又小さく産まれた赤ちゃんはどうなってしまうんだろうと考えて私なりにぞっとした。
アメリカはこの制度が無く未熟児を出産したら財産を失ってしまうと聞いた。
いやらしい話しだけど、たくさんお金のあるご家庭は躊躇する事なく治療を受けられるだろう。

今までは税金や保険料が高いな~とブツブツ言いながら納付をしていたけれど今回ほど「きちんと納付しなければいけないな」と思った事はなかった。

お金の事で恥ずかしい話しだけど今の私の正直な気持ちだ。

産着は自分で買って来たのを洗濯し着せてるので、おかげさまで病院に支払う物は今回買って持って行く「HMS-1」(病院の売店しかない)と毎日のおむつ代だけ・・・
本当に感謝します。

夫婦喧嘩

2006-02-20 02:04:43 | 家族
昨日夫婦喧嘩をした。
原因は、はて?何だかよくわからない。
始まったのはクリスの病院。
という訳で、昨日はお互い顔を合わせたくないしパソコンも譲ってもらえずブログが書けなかった。

私たち夫婦は長くて3日間短くて数分で喧嘩が終わる。
いいのか悪いのかよくわかんないけど結構労力いるな~といつも思う。
でもお互い少しだけど初心に返って反省もするからそういう面ではいいのかな?
今日の面会の時は穏便にして来たから前日の喧嘩も良かったのかもね!
という事にしておこう(笑)

私の夫はお国柄気性が激しいので、私がそれに我慢出来ればそのままだけどカチンときたらその後は喧嘩になる。
付き合い始めの頃はなかなか日本人の本質をわかってもらえずよく喧嘩した。
クリスが産まれて夫婦の絆が深まったかなと思っていたのにこれからは子育て云々で喧嘩しそうだな(笑)
まっいいか。
時々喧嘩も必要だしね!

でもお互い引っ込みがつかなくなって、これがやっかいなんだな。
でも日本語がまだ読めないからブログ書くのにはラッキーだ。

今日のクリスの体重3,100g、正確ではないけど大体で頭囲34㎝、身長46㎝だった。

ルーマニアの化粧品

2006-02-17 19:10:27 | ルーマニア
私は普段から体全体乾燥肌で冬はどんなクリームをつけても全然駄目だった。
たっぷりのクリームを塗ってもファンデーションをつけると顔の皮膚がポロポロと
剥がれていた。
もともと化粧はするほうではないので、手入れ不足なのかもしれないけど・・・

反対に夏はちょうど良いくらいになる。

でも妊娠中はなぜか何もつけなくても全然平気で、おかげで化粧品がほとんど減らなくて済んだ。
やっぱり妊娠中は体質が変わるんだな~!

2年位前にルーマニアの「ジェロビタール」という肌の老化改善?に効くという化粧水とクリームを試しに使ってみた。
それがつけた瞬間からすごくいい感じでおかげで冬は全然平気になった。
嬉しい事にお値段も超安い。

去年の夏主人が里帰りをした時、私の友人もジェロビタールが気に入っていたので買って来てもらおうとお願いした。

主に薬局で売っているので探してもらったら20件ほど回ってやっと集めたらしい。
段々とパッケージも中身も変わって来ていて本来のほしい物の方が少なくなって来ているとの事。

今のストックが無くなればもう次はないかもしれない・・・どうしよう。
日本で何か良い物をみつけなくては。

疑問

2006-02-17 04:32:48 | 育児
2月16日 142日目 3,022g

今日の病院は赤ちゃんラッシュだった。
未熟児室も蟹歩き状態だ。

午後の4時過ぎに面会に行くと、ちょうどミルクの時間でお腹が空いてえらく泣いていた。
抱き上げると眉間の間にこぼした涙をいっぱい貯めて、顔色も酸素が少なくなって真っ青になっていた。
とってもかわいそうで思いっきり強く抱きしめたかった。
こんな時に遭遇すると一刻も早く家に連れて帰りたい衝動に駆られてしまう。

ナースも忙しくてかまってられない時も当然あるし、これは仕方ないなと言い聞かせている。
赤ちゃんは他にもいるのだから・・・

小さな赤ちゃんを授かったお母さん達の手記を読んでも先生や看護師にとても感謝していると書いてある。
もちろん私も感謝の気持ちでいっぱいである。
しかしその中でも不安や不満は無かったのだろうか?
これも私の中で疑問になっている。

小さな事を気にしていたら先に進めないしどうする事も出来ないのもわかっているけど、性格なのかなぁ?どうしても気になってしまう。

ブログに書く事で少しでも心を大きく持てたらいいのにな・・・

おしゃぶり

2006-02-16 03:40:31 | 育児
2月15日 3002g

今日の体重は昨日に比べて-12gだった。
うんちがよく出た結果らしい。

今夜はミルクをおいしそうに飲んでげっぷもちゃんと出して、うとうとかな~と思いコットに下ろすと起きた!

又しばらくパパが抱っこしていたけど腕が痛くなりコットに下ろし半信半疑でおしゃぶりをしゃぶらせてみた。

おお~、うとうととして来たぞ。
意外と効果があるんだなと感心してしまった。
でも持っててあげないと途中でお口から出てしまうけど。
すると泣いてしまう。

ミルクを飲んだ直後は寝てしまうけどオムツを変えてげっぷをさせると起きてしまう。
赤ちゃんってみんなそうなのかな?
赤ちゃんでも神経質とかあるのかな?

いつも思うんだけど、げっぷをさせなくても寝させてあげる事が出来たらいいのにな。
ナースいわく「寝てしまってもげっぷだけは出してあげて下さい。」

やっぱりね。

久しぶりに

2006-02-15 04:51:13 | 日常の出来事
2月13日 日曜日

友達の誕生日で、プレゼントにケーキを作った。

生クリームが分離気味で粗くなるしスポンジはちょっと硬くなってしまったし、デコレーションもセンス無くて最悪のプレゼントになってしまったよ~。

しかし去年、今年と苺が少なくて高い!

某デパートにフルーツがたくさん乗ってておいしいと評判のケーキ屋さんがあるんですが一切れ840円だった(絶句)

さすがに自分で作ったら安いね!

やった~!

2006-02-15 04:16:57 | 超低体重出生児
2月14日 眼底検査 生後140日目 修正33日 3,014g

クリスやったね3000gになったよ!

どうりで最近はパパもママも腕が筋肉痛だ。
抱っこされる喜びに目覚めたみたいで今日のお昼もしばら~く抱っこしてた。
コットに寝かせると泣き出し抱き上げるとピタッと泣き止む。

産まれてからママより長く入院している赤ちゃんは抱き癖がつくとナースが言っていた。
昔は抱き癖がつくからとむやみに抱っこするのを敬遠していたようだが、最近はスキンシップをより良く取ることで特に小さく産まれた赤ちゃんにはとてもよい事らしい。

眼底検査の方は、右目はまったく問題無い。
左目はよくなって来ているが2週間後に再度検査をする。

視力はどれ位なのか?しばらくはわからないけど未熟児網膜症はレーザー治療によって改善されたようだ。
本当に良かった・・・

主治医の先生と退院の事などを少し話した。
まだしばらくの間は病院にいた方がいいみたい。
家と病院とでは何が違うのか?まだ検討もつかない。
でもクリスにとって「家族の愛情に包まれて過ごすのが何よりの治療薬」だと先生が言った。

しかし巷はまだまだ風邪やインフルエンザなどの菌もある。
せっかく退院しても慣れない環境に対応できず又入院なんて事が多いにあるからだ。
{子供がしんどい思いをするのは見てられない、先生に従う方が賢明だな。}
心の中でささやきながら聞いていた。

いろいろな不安が日を追う毎に改善されていき母としての喜びが増していく。
又、「産まれて来てくれてありがとう」の気持ちでいっぱいになった。

最近気になる事

2006-02-13 18:04:53 | 超低体重出生児
2月13日

産まれてすぐに人工呼吸をつけていた為か、ず~っと4ヶ月過ぎた今でも右向きで寝ている。
ナースが頭を自由に動かせている時は、時々左向きにしてくれていたが肺の状態が左右異なっていた為本人も右向きの方が呼吸も安定していたのだ。

呼吸器をつけている時は今ほど気にもならず又仕方ないと思っていた。

でも最近、頭の右側がぺっちゃんこになって顔も斜めに歪んでしまっているのがすごく気になっている。
左右に動かす事が出来るのに左向けようとすると泣いて嫌がり力いっぱい抵抗する。

夫の家の近所に普通に左右に動かす事が出来るのに、まっすぐ歩いている時や無意識の間に顔は右向いたままの人がいる。

頭の形は首がすわれば自然に治る事はよく耳にするけど動作の方は聞いた事なかったし夫から聞いて急に心配になって来た。

先生やナースに聞いてみるけど私の説明が悪いのか答えはいつも頭の形についてだった。

一体誰に聞けばいいのか悶々としている今日この頃だった。

病院で育児

2006-02-12 20:00:37 | 育児
2月11日 137日目 (修正30日) 2,914g

最近のクリスは自己主張がはっきりしてきて普通に育児をしていた感覚が蘇って来た。

私が抱っこするとどうも気に入らないみたい。
パパの抱っこが大のお気に入りのようだ。

病院に行って真っ先に抱っこしてオムツを変えてミルクを飲ませてげっぷをさせて、又オムツを変えていろいろ話しかけながらゆりかご代わりに体を揺らせて寝かしつけている(微笑)
3日に1回はつめ切りをして・・・大忙しのパパ育児。

「どうだ!私の肩こりの辛さがわかったでしょ?」

でもクリスがお気に入りの抱っこはパパじゃないと駄目な事に得意げになってる夫がおかしくてかわいいくて、私は心の中で「育児が少しでも楽になるラッキー!」と叫んでいた。

「最近は男性も育児に積極的になって来ているみたいだね」とナースが言っていた。

なるほどこれはいい事だね。

今夜の面会

2006-02-07 04:28:01 | 超低体重出生児
2月6日 132日目 2796g

お昼の面会は少しお休みしてしまったけど、夜は搾乳した母乳ときれいに洗った産着を持って夫とふたりで病院へ行った。

どうやらクリスは夜型になっているみたい。
理由は、お風呂に入るようになってからはよく寝るらしい。
朝10時位に入って夜7時30分のミルクタイムまで爆睡している。
その間のミルクは起こしてやっと飲む感じ。

おかげで夜の面会の時はお目々パッチリ。
ミルクを飲んでも母乳を吸わせても寝る気配なし。
コットに寝かせても手足動かして遊んでいる。

酸素がなければ普通に家にいるみたいに元気だな。
急に子育てが不安になって来た。
でも夫が思わず協力的なので驚いてもいるけど頼もしいかな?