計算が合わない(汗)

2008-03-08 10:35:53 | アスペルガー傾向
クレア・デインズのことを思い出したので、ちょっとググっていたら、記憶と合わない事柄が出てきた。

「小学生の時、My So-called LifeをNHKで観た」と書いたけど、NHKでそのドラマ(邦題:『アンジェラ 15歳の日々』)が放映されたのは、わたしが中学生の時だ。

それはいいんだけど、そうすると、時系列上で、わたしの記憶と喰い違う事態が生じてくる。

クレアは1996年製作、1997年4月・日本公開の『ロミオ&ジュリエット』でヒロインのジュリエットを演じたんだけど、『アンジェラ』は1997年8月に日本で放映されていて、『ロミオ&…』より後ということになる。

あれ??

わたしは、『アンジェラ』を観て、すきだなぁ、と思ってたクレアが、ジュリエットを演ってて、‘あ、彼女のイメージとちがうけど、すきだから、いっかぁ’と思った記憶がある、少なくともそんな気がする。

だけど、『R&J』より『アンジェラ』の方が、後に放映されたってことは、その記憶は間違いだということになる。

わたし、記憶ちがい多いからなぁ。

たぶん、『R&J』のパンフレットを、『アンジェラ』を観てから、もう一度見直して、その時、同一人物だと気がついたのだろう。そうそう、パンフレットにMy So-called Lifeの写真が載ってて、‘あ、『アンジェラ』の原題ってこうなんだ’って思ったことには間違いないはずだから。

あぁ、でも、納得いかないなぁ。

わたしにとって、クレアはまず『アンジェラ』で、それからジュリエットなんだ。

あぁ、そういえば、昨日、立ち読みしたアスペルガーに関する本に、アスペルガーの人の記憶の特性について興味深い記述があった。

‘定型の人は、過去・現在・未来が一直線上に並ぶけど、アスペルガーの人は時間軸が直線ではなく、たとえば過去の出来事であっても現在、目の前で起こってるように感じることがあり、そのため別々の時期に起こった出来事が隣り合って並んだりする’っていうようなことだった。

まぁ、この記述に関しても自信のない記憶だけど。昨日、すごく疲れてたから、ちゃんと読まなかったし。(そもそもわたしが‘ちゃんと本を読む’ということはほとんどない。だいたい斜め読みだし、前後行ったり来たりして読まないとよく理解できない。世の中、どれくらいの人が、一度、読んだだけで内容を理解できるのだろう??)

上で‘目の前で起こってるように感じる’って書いたけど、その体験者にとっては実際、その時、起こってることである、って言えると思う。

「体験する」感覚っていうのは、たぶん、知覚と脳の関係で起こってくるものだから、単に「思い出す」という以上に、その時、起こってるように感じたら、その人にとってその出来事はその時、実際、起こってるにちがいないんだよ、っていうか。

外山滋比古先生の書かれていたことで、最近、感動したのが、「誤解が新たな創造を生む」ということだ。

思い込み激しい自分に疲れて、外界を正しく把握できないことにコンプレックス持ってきたけど、そういう気質が‘創造性’の母体でありうる、ってこと。

なんてことでしょう。開眼です。

日常生活では困ることが多いけど、自分の目標(研究者)には役立ちそうだ。

誤解にも何かしらの真実が含まれている、ということだと思う。

誤解したからこそ、見えてくるものがある、っていうか。

‘ウソから出たまこと’的な何か。
コメント
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