☆社労士の受験日記☆その後・・・

2010年社労士試験に合格しました。
勉強記録や日々のことを書いた日記です。

心温まる詩集

2010-10-25 | おすすめの本
土日は、高知の母と香川で待ち合わせて、祖母に会いに行ってきました。
手術を繰り返している祖母は、最近では毎日のように40度を超す熱が出て
体力的にかなり弱っているので、ずっと心配していました。
会った時、以前よりも弱々しくなっていて、とてもショックでした。
元々体が小さい祖母は、もっと小さくなっていて、
小さな歩幅でゆっくりと4,5メートル歩くのが精一杯。
繰り返し熱が出ることで体力を消耗していたのですが、
私達が行った日は熱を出さず顔色も良くなってきて元気でいてくれました。
この間、87歳になったので、来年は88歳。
なんとか頑張って元気になってもらって、来年は米寿のお祝いをしたいです。
また会いに来てね、と小さな声で言うんですが、
私の手をにぎる力は力強く、とても温かかったです。


先日、友達が「98歳の柴田トヨさんというおばあちゃんの詩集がすごくいい」と教えてくれました。
どんな詩集だろうと思っていたら、母がちょうどその本を図書館で借りていたので、
香川に持ってきてくれていました。
最近、メディアにもよく取り上げられているそうで、ご存じの方も多いと思います。



現在99歳の柴田トヨさんは、今、一人暮らしをされています。
ご主人が亡くなった後、腰をいためて趣味の日本舞踊も踊れなくなったトヨさんを見て、
息子さんが慰めのために詩をすすめ、92歳から書き始められたそうです。
一つ一つの言葉に温かみと重みがあって、読んでいると涙が出てきます。
どれも好きなのですが、心に残った詩をご紹介します。








99歳の女性が書いた詩を、87歳の祖母に聞かせようと声に出して読んでいました。

『おばあちゃんもまだまだ元気に生きてね』の願いをこめて。

この時期の過ごし方

2010-10-18 | 趣味・息抜きの日の日記
先日、ある受験生仲間の方から嬉しいメールをいただきました。
『この一年間の勉強の進捗状況を参考にしたいので、
もしもブログを削除されたりすることがあったら先に教えてほしい』という
思いもよらないお言葉でした
最近は仕事も少し忙しくなり、更新も減っているのでご心配をおかけしたのかもしれません。
お恥ずかしいですが、こんなブログでも参考にしていただけてるのだと思うと、
手探り状態で勉強を進めながら進捗を残してきて良かったなと思いました。


そんなこともあったので、昨年の今ごろの自分の日記を読み返していました。
初めてのiDE塾のやり方で、赤ペン、青ペンを使って過去問の突き合わせをしたり、
ウォークマンで聴く解説を新鮮に感じていた頃でした。
前の年の勉強不足を自分で感じていたので、試験が終わった後、
気持ちの切り替えもスタートを切るのも早かったのだと思います。
今のこの合格発表前の期間に、思うようにやる気が出ないなぁと感じていたら、
それだけ昨年、全力投球してきた証拠ですよね。
発表まで、もう、あと少しです。
それまでは無理やり勉強するよりも、気持ちのまま過ごすのがいいのかなと思います。
配本がたまっても、ある時からグーンとやる気が出てきます。
その時の集中力はすごいです
私も、復習をどんどん進めたい気持ちはあっても、
労働科目に入ると突然やる気がダウンしてしまっていますが、
タイミングがきたら、またやる気が出てくると自分で思っています。
今の時期の過ごし方をずっと考えていたのですが、
私も気持ちのまま無理せず過ごしています。


最近は相変わらず本を読んだり、秋の食材を買って何か作ってはもりもり食べたりと
時間がゆっくりと流れています。
この時期がくると、田舎でとれた栗を母が必ず送ってくれます。
栗の固い皮は母が剥いてから送ってくれる・・・という、なんともありがたいことです。



  ほかほかの栗ごはん         秋鮭とキノコでパスタ     カボチャなどの野菜やタラの蒸し物

最近食べ過ぎたなと思ったら、すぐ野菜とお魚を蒸して食べます。
これが手っ取り早く野菜がたくさんとれて、なおかつ膨らんだお腹がへこむ方法です。
まだまだ手のこんだ料理はできませんが、いろいろと挑戦していきたいです。

あしやいち

2010-10-12 | 趣味・息抜きの日の日記
昨日はバスに揺られて、『あしやいち』に行ってきました。
芦屋近辺のいろいろなお店が出店する、年に一度の空市です。
あしやいち

40店舗近くのいろいろなジャンルのお店が出店しています。
半分くらいがご飯屋さんで、芦屋の料理人が腕をふるっていました。
あとは、雑貨やお花、服など、こだわりの商品が並ぶお店がいっぱいでした。
お目当てだったのは、フランス・パリから買い付けているという
アンティークアクセサリーのお店。
ペンダントトップやリングが並んでいてうっとりしました。
庶民の私にはとても買えませんが、目的は・・・見て楽しむこと、です
食器もほしいものがいろいろありました。
この食器にはこんな料理が合いそうやなー・・・と想像しながら、あれこれ迷いました。


40店舗近くが出店・・・すごい人!           バスケットやガーデン用品のアンティークショップ


オリーブの木のカトラリー                いろいろな作家さんの食器


フランスのアンティークアクセサリー          フラワーショップ



ちょうどお昼くらいの時間だったので、
大行列ができているパスタのお店や宮崎地鶏のお店などに並び、お腹も満たしてきました。
昨日の市でいろんなお店を知ることができたので、今度、直接お店に足を運んでみたいです。

とても10月とは思えない暑さで、顔だけは日焼け止め対策ばっちりだったんですが、
く、首がぁ・・・!!真っ赤に焼けました。すっかり油断していた・・・ガーン
今も首がヒリヒリしていて、今日も暑いのに首のつまった服で出勤です。


真っ青な海、空、山、緑の公園を見て、いい気分転換になりましたので、
今週も頑張ります

送り出すたびに思うこと

2010-10-08 | 趣味・息抜きの日の日記
昨日は出張で、夜は部署の歓送迎会でした。
今年は特に3ヶ月ごとの異動が多く、歓送迎会も多くなっています。
それぞれのキャリアプランによって異動を希望する人、
ここで新たに学ぼうと異動してきた人、双子がお腹にいる妊婦さんの産休・・・などなど
昨日は対象者も多かったです。
送別の時は必ず、その部署で過ごした今までの思い出写真や
みんなからのメッセージを動画で作成し、会場で流してくれます。
自分が送り出されるわけじゃないのに、いつもその動画を見るとウルウルきてしまいます。

送別会の度に、寂しいなぁ・・・と思うと同時に、
自分のキャリアプランも考えていかないと、と改めて思いました。
人に恵まれ、どちらかというと居心地の良い職場です。
それでも、みんな自分のキャリアアップを目指して異動や退職を希望し、
今まで育ててくれたメンバーに感謝しつつ、泣きながら去っていきます。
今の仕事とは畑違いの社労士への挑戦をした私もやはり、
いつか一歩踏み出したい気持ちがあります。

その時期は、タイミングは、いつなのか。
この会社を卒業する日が私にも、いつかきます。
その時は、10数年お世話になったこの会社に感謝して、
そして新たな希望を持って卒業したいです。
それまでに、勉強しておかないといけないことがたくさんあります。
誰かを送り出す機会の多かった今年は特に、今の自分を振り返ることも多かったです。
ホテルに戻ってからそんなことをぐるぐると考えていたら、
あまり眠れないまま朝を迎えました。

薄暗い空から、じわじわと力強くのぼってくる朝の太陽を見ながら、
ひとまず今は、何かを焦っていてもいけないので、
今日やるべきことを一生懸命に頑張りながら
一歩一歩進んでいこうと思いました。


前向きになれた一日

2010-10-04 | 趣味・息抜きの日の日記
iDEの新しいテキストが届き始めていますね。
いくつかのコースの中でも、Pコースを使われる方が増えている気がします。
私もPコースのみで一年勉強しました。
最初は、活字の多さにびっくりしましたが、講義を聴いていくうちに
大事な箇所がわかるようになり、繰り返し勉強するにはちょうど良い量だったと思います。
量は多めで配本についていけなくて挫折しそうになることも多々ありましたが、
これだけの量を頭に入れられたら怖いものはナシ、と思って気合いを入れ直していました。


この週末は健保のテキスト読み・聴講を少しずつしていました。
社会保険科目は、個人的には一度忘れると思い出すのに苦労しましたので、
復習は社会保険科目から行っています。


昨日は友達に誘ってもらって、映画を見に行ってきました。
「食べて、祈って、恋をして」というジュリア・ロバーツ主演の映画です。



離婚をし、その後の恋でも失恋した一人の女性が1年間、自分を見つめなおす旅に出る。
念願だったイタリア語を習うためにイタリアに行き、グルメを追求してひたすら食べる。
その後、インドでヨガと瞑想の修行、最終的にバリ島で新たな恋に巡り合う物語。

この1年の間にいろいろな人と出会いながら、彼女が自分らしさを取り戻していくんですが、
コメディかな?と思わせるくらい、ローマで出会った友達との楽しいシーンや、
「人生、これでいいのだろうか」という不安に深刻に向き合って祈るシーン、
女性として共感できる部分がたくさんあって、心をわしづかみされました。
何といっても42歳と思えないジュリア・ロバーツの変わらない美しさと、
ローマ、インド、バリの景色が目を楽しませてくれました。
自分が旅をしているような感覚になり、友達も私も映画の後、晴れ晴れとしていました。


ジュリア・ロバーツがイタリアでパスタを食べるシーンがあるんですが、
おいしそうな本場のパスタがいろいろ出てきてめっちゃ食べたくなりました。
偶然にも、映画の後に予約していたランチのお店は、
友達が見つけてくれていたイタリアン。
あの映画見た後、和食を食べようか!という気持ちにはなれなかったので、
イタリアンを予約していて良かった・・・

映画の影響でおいしさも倍増☆
 
La Lanterna


映画で出てくる「出会う人すべてが、人生の先生」という心に響く言葉、
最近読んでいたライトエッセイの共有、友達からの楽しい話・・・
あっという間の一日でしたが、前向きなパワーをたくさんもらえたので
これからもまた頑張っていきます

読者の秋

2010-10-01 | 趣味・息抜きの日の日記
今日から10月ですね。
合格発表までに復習を一回転しようと思っているのですが、
年金2冊を読んでから少し止まっています・・・。


今はいろいろなジャンルの本を読んでいます
まず、社労士関係では、「こんなにおもしろい社労士の仕事」です。
なぜ今?という感じなんですが
社労士の勉強を始めた頃、社労士の仕事とは?みたいな本を読んだことがあったのですが、
どうやって稼ぐか、開業するか?といった内容のものが多く、いまいちピンとこないままでした。
社労士の勉強を3年間やってみて、もう一度ここで、どんな仕事なのか?ということを見直して、
今後の復習の際にしても、モチベーションアップのために読んでみることにしました。
もう1冊は、給与計算や社会保険事務についての本です。
先日、お疲れさま会でお会いしたみなさんもそうですが、
実務をされている方のお話を聞いていると私は想像することしかできません。
実際はもっと複雑なことをされてると思うのですが、給与計算や社会保険事務について
私も少しでも知っておきたいなと思って買いました。


先日、会社の上司と面談がありました。
顔色が以前より明るくなったよ、とのこと。
本試験直前は、どうやら会社でも、切羽詰まったような険しい表情だったのかも・・・。
自分では全く気にしていなかったのですが、上司にはそう映っていたのです。
周りのメンバーにも同じように気を遣わせてしまっていたかもしれません。
どんな時でも余裕を持って、切り替えができる人間になれたらいいですね。
しばらく、余裕のない時期を過ごしていたので、今のうちに心の栄養もつけようと
社労士以外の本もいろいろ読んでいます。
女性向けのライトエッセイや、最近全く気にできていなかった美容のことなども。
やはり女ですから、キレイになりたい、という気持ちは忘れてはいけませんね。
それにやっぱり、内面的なものを磨くことが一番です。
ライトエッセイには、当たり前のことなのに忘れがちな大事なことも書かれていました。


たとえば、「ありがとう」と思っているだけではなく、
きちんと言葉にしたり、手紙でも何でも形にして表すこと。
そうすることで、自分自身の考え方もポジティブに変わってくるようです。


また、「なりたい自分」を必ず紙に書くこともすすめられていました
紙に書いてそっとしまっておけば、あとは、あまりそのことばかりに
執着しないほうがいいということも。
紙に書いたことで、あとはもうそのことは忘れて安心していたらいいのだと。
あまりに「なりたい、なりたい」と思っていると反作用が起こって、
気負いしてしまって逆効果になる場合があるそうです。


あとは、ネガティブなことをできるだけ言葉に出してしまわないこと、だそうです。
言葉は言霊ですよね。
ついつい、私は「私、だめだなぁ」と思ったらそのまま言ったり書いてしまったりするのですが、
良い方向に進んでいくためにも、これからは気をつけていきたいと思います。
逆に人様から褒められたことには、「ありがとう」と素直にきちんと受け止めることも大事とのこと。
これは、以前も友達が読んでいた本にあった言葉で、私に教えてくれたことです。
「いえいえ、そんなことはないです」と自分で否定してしまうより、
受け止めて喜んだほうが心の栄養になるようです。


先日の上司との面談では、試験前から新たに加わっていた仕事への取り組みに対して、
私らしさが出ていてすばらしかった、というお言葉をいただきました。
こんな私も今の会社では入社して約10年間の間にいろいろな失敗をしてきました。
一番恐ろしい失敗では、長年お取引いただいた顧客と取引がなくなるかも・・・
というところまで追い込まれ、当時の上司たちが謝りに行き、
許していただくまで生きた心地がしなかったこともありますから、
こんな褒められる機会を、ありがたく受け止めてさらに頑張りたいと思います。



いろいろな本を読んでいると、無駄なことは一つも書かれていません。
長い間、脳のほとんどが社労士のテキスト内容に占領されていた気がするので、
合格発表までの今の間はあらゆるジャンルの本を読んで、頭を休めながら、
人として大事なことも学んでいきたいなと思います
他の本を読むことで、社労士テキストの復習も楽しみながら同時進行させていけそうです。