田舎のエプロンおばさんのエッセー集(アキのあしあと集)

日常の生活記録や認知症の主人を抱え奮闘する私の日々の記録をエッセー風にしました。

242 リハビリの成果

2008-02-20 11:07:13 | 認知症の夫を抱えて
 主人が特養老人ホームに入って3週間程が経ちました。
病院との違いに驚くばかりです。今は3度の食事は両脇を抱えられて自分の
足で歩いて食堂に行っています。歩き始めは痛がって顔をしかめていますが
4~5歩歩いたらもう顔は歪めていません。ヒョイヒョイと歩いて行きます。
食事は普通の椅子に座っています、背筋はシャンと伸びています。
食事が済んだら又両脇を抱えられてヒョイヒョイと歩いて部屋に戻ります。
食事中もテーブルを叩いたり大声の唄が出たり・・・中にはうるさい!と
怒られた時もありました。
その後スタッフの方がなるだけメンバーを選んで席を決めて下さっています。
食後は歯を磨きますが自分では出来ません!私がハブラシでゴシゴシして
いたら「痛い!」ビックリするほどの大声で食堂の全員が振り返り私は赤面!
うがいの水も全部飲んでしまいます。
でも主人の変化が嬉しくて毎日通っては私の手で昼食を食べさせています。
家で看てやれない罪滅ぼしと思いここでの2人の時間を大切にしたいのです。

 H.20.2.20  記  ホームでの2人の時間を楽しむ田舎のエプロンおばさん

   


241 近況報告

2008-02-13 10:52:11 | 認知症の夫を抱えて
 主人が病院を退院し特別養護老人ホームに入所してから12日が経ちました。
日に日に変化が顕著に現れてきています。食事の時は車椅子から普通の椅子に
座り変えています。体が傾くことも無く背筋はピン!と伸ばしています。
油断が出来ないのは隣の人の物を手を伸ばしてつかもうとします。
左右2人で支えてあげたら15M程歩いたそうです。
信じられません!(9ケ月寝たっきりだった人が・・・)
ベットサイドで立たせたら(膝は少し曲がって伸びませんが)立っています。
ヘルパーさんは軽く手を持っているだけです。介護する人のお陰です。
とても有り難く感謝感謝の毎日です。今では昼ごはんだけでも私の手でと思い
行ける範囲(週5日)通っています。行くのが楽しみになりました。
日曜日、祭日は心美も連れて2人で行っています。
心美はその後”いらっしゃいませでツルツル食べよう”も楽しみの1つです。
婆ちゃんと心美の幸せな時間が増えました。
良いことずくめです。

 H. 20. 2. 13   記  2つの楽しみに支えられてる田舎のエプロンおばさん