アッくんの長岡京新聞社

アッくんの周りで起きる小さくて明るい話題を贈ります。

野中広務 差別と権力(魚住昭)

2016年09月01日 | □ 長岡京市ゆかりの本(ヨモギさん)
平成28年9月1日(木)
 小説家になりたいヨモギさんは色んな仕事を掛けもちしてる・・・

「忙しそうですね ヨモギさん
「今日から9月だろ 秋向けの仕事が増えて忙しいンだ アッくん」
「掛け持ちしすぎでしょう
「ところで また長岡京市が登場する本を見つけたンぞ
 魚住昭さんの『野中広務 差別と権力』って本だ」
「野中広務さんと言えば?
「影の総理と言われた京都出身の政治家
 登場するのはココ

 五十棲が食事をすませて部屋でくつろいでいたら園部の青年団員から呼び出しを受けた。」
「五十棲さん?
「後に長岡京市長になる五十棲辰男さんだ
 で 五十棲さんの言葉
 『僕は乙訓郡の青年団長(京青連)で・・・
  そこで初めて野中さんと名刺交換して夜遅くまで青年団運動のあり方を議論した』
 とある」
「京青連?
「京都府青年団体連合会
 団員は2万人以上
 共産党の強い影響下にあったそうだ」
「そうなんだ
「京青連に不満を持つ
 当時園部町会議員だった野中さんと五十棲さんらは
 新たに京都府青年協議会(京青協)を結成するンだ
 京青協の会長に野中さん
 副会長に五十棲さんが選ばれる」
「これが繋がりですね
「野中さんは青年団運動を通じて
 やがて総理大臣になる竹下登さんらに出会うンだ
 アッ!配達の時間だ
 また今度!」
「・・・配達って何の仕事 掛け持ちしてるの?
 つづく