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■ 新津温泉 「新津温泉」 〔 Pick Up温泉 〕



新津温泉 「新津温泉」
住 所 :新潟県新潟市秋葉区新津本町4-17-13 (旧 新津市)
電 話 :0250-22-0842
時 間 :7:00~18:00(6:40~19:00?)/ お盆と年末年始以外原則無休
料 金 :300円(1浴)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (じゃらん観光ガイド)
紹介ページ (にいがた観光ナビ)

アブラ臭中毒患者のあいだで別格的人気を誇る日帰り温泉。
かなり前の入浴ですが、写真を入れてUPします。(2003年、下越~中越をまわったときのレポ

咲花(「柳水園」)のあと、月岡方向にある出湯の華報寺共同浴場か、遠回りになるが新津かの苦渋の選択。
でも、アブラ臭の総本山、新津にはどうしても入りたかったので、安田IC~新津ICと高速利用で新津に突入しました。

長崎屋そば五泉市寄りという情報だけで、市内の詳細地図もなかったので、とにかくよく目立つ長崎屋の屋上サインを目標にアプローチ。
五泉方面から行って長崎屋の手前の細い路地が怪しかったので右折し突入すると、正面に廃材が積み上がった一画があり、奥の民家風の建物に新津温泉の看板があってビンゴ。
駅方面(県道)からだと長崎屋の次のせまい路地(白い小さな看板あり)を左折です。
(後註:「長崎屋」は閉店し、現在「ベルシティ新津」(にいつフードセンター)になっています。新津駅の南東、「本町4」交差点そばにあります。)


【写真 上(左)】 浴場棟
【写真 下(右)】 浴場入口

建物わきに廃材(加温用?)が積み上がっていて雰囲気はB級。
外観はほとんど民家で、看板がなければそれとわからないかと。
”にいがた観光ナビ”では「市街地にある珍しい普通の民家の温泉。」というよくわからない紹介をされています (^^)

それにしても、「新津温泉」で検索すると出てくる出てくる、温泉好きのレポがワンサカと・・・(オフィシャルHPはみつからず。)
こういうのに、お湯の悪かったためしがありません。

手前の母屋で料金300円を払い、廊下づたいにおくの浴場へ。
なかは生活感あふれる民家そのもの。
別に浴場脇の入口があり地元の人はここから出入りしてますが、どこで金払ってんだろう?


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 手書きの分析書

広くてこざっぱりした気持ちのよい脱衣所から、小判型タイル貼3-4人の浴槽が見えてそそりまくり。
扉をあけると、やはり噂どおりの石油(下手するとガソリン)臭が・・・。
無骨な金属パイプから10L/min程度を投入で、混雑につき排湯不明でしたが、たぶん非循環かと・・・。
カラン3、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。平日16時で4~5人と盛況。


【写真 上(左)】 浴槽 (画像提供:福沢☆湯キチ氏)
【写真 下(右)】 湯口 (同上)

きもちぬるめのお湯は、うすく緑白濁を呈し、強塩味+苦味に強烈なアブラ臭。
石油系の純度が高そうなもので喜連川早乙女に似ていますが、硫化水素臭さほどない分ピュアな感じ。

よく発汗するほてほて系のお湯ですが、肌にからみつく独特の(油っぽい?)とろみが強く、いつまでも入っていたくなります。
浴後もあとを曳きまくりで、一度脱衣所に上がった後、思わず再突入!。
浴中は重曹泉系のツルすべも感じますが、浴後は肌がパサつくので、美人の湯系ではないです。

浴場の風情といいお湯の質といい文句なく名湯。
今回のベスト賞かと・・・ (B級湯マニアです ^^; )
とくにアブラ臭は極上で、月岡に向かう車内は石油系アブラ臭でプンプン。
肌に残った残り香をかぎまくり(やはり病気か・・・ ^^; )。ここは再訪必至でしょう。

新津はかつて石油の町で、「この地域には、古くからの石油が地表ににじみ出ているところがあり、くそうず(草水)と呼ばれ、越後七不思議の一つにも数えられていました。」 「1917(大正6)年には年産12万キロリットルで、産油量日本一となり、第二次の全盛時を迎えました。その後は減少し、平成8年で採掘が終了しました。」とのこと。(旧 新津市HPより)
Webでは、「石油掘削時に湧出した」という情報もあり、やはりこの石油系アブラ臭は筋金入りか?

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後記、その後、おそらく千湯以上の入湯を重ねましたが、いま思い返してみると、正直、このお湯がいわゆる「名湯」かどうかは断言できない感じもします。
ただ、類まれな個性をもつことは確かで、もういちど再訪して、じっくりお湯と対峙してみたい1湯です。

〔 源泉名:新津温泉 〕
含重曹食塩泉*1 47℃、pH不明、19.8L/min(733m)、総計=13709.7mg/kg
Na^+=4602.3mg/kg (92.17mval%)、NH^4+=15.9、Fe^2+=0.4、Mn^2+=3.2、Cl^-=6461.2 (83.92)、HCO_3^-=2076.1 (15.67)、陽イオン計=5025.0 (217.13122mval)*2、陰イオン計=8579.7 (217.13122mval)*2、メタけい酸=105.00 <S49(S29?).9.4分析>
*1)なぜに”含重曹”泉??
*2)カチオン、アニオンのmval値が芸術的に合ってる (^^)

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 三色だんご 〕
中越ではかなり知られている名物だんご。
だんごのうえにごま餡、白餡、こし餡がのっていて、たぶん3色に見えることからの命名だと思います。
秋葉区新津本町の「羽入(はにゅう)」のものが有名で、新津駅の名物でもあります。
大正五年(1916年)発売開始という歴史ある銘菓で、日もちしないため原則県外発送はしないというレアものです。

〔 2011/05/26内容補強のうえUP (2003/04/17レポ (2003/04入湯)) 〕


E139.7.55.836N37.47.30.571
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