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■ 箱根湯本温泉 「かよい湯治 一休」 〔 Pick Up温泉 〕



箱根湯本温泉 「かよい湯治 一休」
住 所 :神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208
電 話 :0460-85-8819
時 間 :11:00~20:00(土日祝~21時) / 木休
料 金 :1,000円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (るるぶ.com)
紹介ページ (じゃらん観光ガイド)

箱根の超人気日帰り湯「天山」と同一敷地内、同一経営の日帰り温泉。
「天山」より目立つので、最初はこっちが「天山」かと思いました。
最初、入る気はなかったのですが、平日だったので+300円で「天山」に入れる(「天山」だと+100円、どちらで受付しても1,300円で2湯入れる。)とのことで、これ幸いと入ってみました。

寺院造りの木造の豪壮な建物。
敷地内に「一休はおふろだけ」の看板がありますが、ほんとにお風呂だけのシンプルな施設です。


【写真 上(左)】 縁側
【写真 下(右)】 縁側からの景色

眺めのよい縁側のおくに男女別の浴場。
脱衣場は浴場と仕切のない開放型です。
浴場も木づくりのダイナミックなつくりで、まんなかに太い柱とどっしりとした屋根。
高台から須雲川の深い渓谷を見おろすところで、南画のような山渓の重なりが印象的な、いかにも箱根らしいロケーションです。

浴槽は3つあります。
メインは太い柱4本で支えられた屋根の下に設えた15人以上いけそうな大ぶりの檜浴槽。
真ん中に太い角柱が渡され、セパレートされています。
その左手に一段ひくくかくれるように岩肌を背負った石風呂は、岩+石枠石敷き12人以上のつくり。
そして、須雲川の渓谷にせり出すように岩枠石敷き10人以上の展望露天。
浴場下には泉源らしきものも見えます。

カラン8、シャワーあり。シャンプー・ドライヤーはなかったような・・・。
平日18時で10人ほどとゆったり。

メイン浴槽は、そばに柄杓がおかれた大ぶりな木の湯口から大量投入+側面注入で側面数ヶ所からの強力吸湯によわいオーバーフロー。
石風呂は、パイプ湯口から20L/minほどの投入+大量側面注入で側面吸湯+オーバーフローあり。
露天は側面注入数ヶ所で排湯不明(湯口はなかったかも・・・)。

お湯はどの浴槽も大差ありません。
うすくにごりを帯びたお湯はほぼ適温で、茶色の浮遊物を浮かべています。
味確認し忘れ、秩父や奥多摩にあるような紙のような乾いた臭い。
よわいヌルすべととろみがあって、温泉らしいあたたまりもありますが、鮮度感はよわく、何となく硬さを感じる面白みに欠けるお湯で、入っているうちに飽きがきます。

お湯の面白さからすると「天山」、ロケからすると「一休」かな・・・?
ただ、「天山」は”おこもり湯”、「一休」は”開放露天”の対照的雰囲気なので、お湯にこだわらない向きは、気分によってつかいわけするのもいいかもしれません。

〔 源泉名:天山温泉(台帳番号:湯本第74.92.101.102.115号混合) 〕
Na-塩化物泉 67.3℃、pH=8.3、258L/min、成分総計=1.377mg/kg
Na^+=327mg/kg (68.23mval%)、Mg^2+=39.6 (15.67)、Ca^2+=29.8 (7.16)、Cl^-=652 (88.29)、SO_4^2-=54.4 (5.42)、HCO_3^-=73.1 (5.76)、陽イオン計=469 (20.8mval)、陰イオン計=786 (20.8mval) <H11.3.18試験>
※ 分析書は「天山」のものと同じです。

■ブランドグルメ
〔 天山の麦とろ 〕
天山内の飲食処で食べられる名物?料理。
薬膳っぽい「麦とろごはん」(1,500円)は人気で、オーガニックな館内の雰囲気にもマッチしています。
値段については意見のわかれるところか?

〔 2011/05/31UP (2006/06入湯) 〕


E139.5.33.544N35.13.20.278
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