関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 高峰温泉 「高峰温泉」 〔 Pick Up温泉 〕
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<高峰温泉 「高峰温泉」>
(長野県小諸市高峰高原704-1、11:00~14:00(受付)、原則無休、500円、0267-25-2000)
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
「標高2,000m雲上の温泉」「ランプの宿」として有名な日本秘湯を守る会会員宿。
浅間山から西に延び、信州佐久と上州吾妻を境する浅間連峰(烏帽子火山群)の尾根上にあるロケ絶佳の宿です。
標高2,000mといっても、佐久側からチェリーパークラインという元有料道路経由で楽に到達できます。
この道はもろ南傾斜面なので標高のわりに雪が少なく、晴天率も高いので冬場でもアプローチはわりあい楽です。
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【写真 上(左)】 アサマ2000スキー場
【写真 下(右)】 見晴らしのよいロビー
夏は涼しく、春の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色とそれぞれにすばらしく、浅間山や篭ノ登山の登山ベースとしても愛用されるめぐまれた立地にあります。
また、北斜面にあるアサマ2000スキー場は、雪質がよく東京から近いわりには遅くまで滑れるゲレンデとして知られています。
車坂峠から未舗装路を車で数分ですが、冬はゲレンデとなるので、11/21~4/20頃まではアサマ2000スキー場の駐車場から雪上車での送迎となります。
そうなると時間が極端に限定されるので晩秋に駆け込みで行ってきました。
(後記註:現在の状況)
冬期間(11月21日~4月20日頃)はアサマ2000スキー場第3駐車場より雪上車送迎
9時45分・10時15分・13時00分に運行(天候等により変更あり、要問合せ)
日帰り入浴料金+雪上車乗車料金(税込) 大人1,500円 子供1,400円
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【写真 上(左)】 ウッディーな館内
【写真 下(右)】 昭和39年頃の浴場(館内掲示写真)
ウッディーで明るい館内はシックな大人の雰囲気。
浴室は、1階にランプの湯(男女別)、2階に高峰の湯(男湯)、四季の湯(女湯)の4つがあり、日帰り入浴できるのはランプの湯です。
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【写真 上(左)】 ランプの湯男湯
【写真 下(右)】 ランプの湯女湯
こぢんまりとした脱衣所、扉をあけると浴槽の向こうに展望が広がるすばらしいロケーション。
浴室は予想以上にせまく、加温槽(木造3-4人)、源泉槽(1-2人)のふたつで、湯口や浴槽まわりはクリーム色の析出に覆われ、浴舎のたたずまいとあいまってすばらしい雰囲気。
カラン6、シャワー・シャンプー・ドライヤーなし。
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【写真 上(左)】 加温槽
【写真 下(右)】 源泉槽
土曜12時で最初独占でしたがしだいにふえて最後は7人(イモ洗い)。
紅葉の時季が終わってもこの盛況ですから、シーズン中は待ち状態なのかな?
でも、2~3人の時間が長くてじっくりとお湯を楽しめました。
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【写真 上(左)】 飲泉用の舛
【写真 下(右)】 女湯の湯口
加温槽は、2本の金属パイプから投入でひとつは高温で40L/min、もうひとつはたぶん源泉の冷たい水で7L/minくらい。
かるいオーバーフローと側面吸湯があり、掲示されていた天然温泉利用証には「放流一部循環濾過式、加水なし、加温あり」とあるので、半循環のようです。
冷たい源泉槽は、金属パイプから9L/min程度を投入。
槽内注排湯なしの全量オーバーフローは、源泉かけ流しでしょう。
源泉槽の湯口からは飲泉もできます。
加温槽のお湯は、透明度50㎝の緑がかった乳白色のにごり湯。
源泉槽のお湯(水)は、緑白色のささにごりで、こまかな針状の白い湯の花がたくさんただよっています。
どちらも絶妙によさげな湯色。
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【写真 上(左)】 湯色
【写真 下(右)】 析出&湯色
ともに弱重曹味+苦味+たまご味。
しぶ焦げイオウ臭にラムネのような清涼感のある臭いをまじえた絶妙の温泉臭で、この香りが浴室内に立ちこめています。
総硫黄=1.2mg/kgのわりには硫黄泉のイメージが強いお湯かと思います。
重曹泉ながらどちらかというと土類系のキシキシが勝った湯ざわりで、ほてりのない上品な浴感。
源泉槽では少ないながらアワつきもあって、鮮度のよさが感じられます。
浴後は湯切れよく肌がすべすべとなって爽快感がありますが、しばらくするとからだの芯からほこほことした温まり感が立ち上がってきます。
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【写真 上(左)】 こまかな湯の花
【写真 下(右)】 源泉槽からのながめ
う~、これはたまらん。
やはりすばらしいお湯で、源泉槽と加温槽の冷温交互浴は快感の極致 ^^)
近くにあったら通い必至の名湯だと思います。
Ca・Na・Mg-炭酸水素塩温泉 26.2℃、pH=6.6、湧出量不明、成分総計=1521.9mg/kg、Na^+=85.5mg/kg (23.29mval%)、Mg^2+=40.2 (20.73)、Ca^2+=175.5 (54.85)、Fe^2+=0.2、Cl^-=7.4 (1.29)、HS^-=0.3、SO_4^2-=125.0 (15.99)、HCO_3^-=819.7 (82.60)、陽イオン計=307.3 (15.97mval)、陰イオン計=952.6 (16.26mval)、メタけい酸=67.2、メタほう酸=16.4、遊離炭酸=177.5、硫化水素=0.9 <H6.11.28分析> (源泉名:高峰温泉)
*建物所在は小諸市、源泉地は東部町(現東御市)なので、源泉は東部町側から引いているかと思いますが、それでも鮮度感は充分です。
○ 一郷一会100名湯(by 福沢 湯キチ氏)
○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。
■ブランドグルメ
〔 小諸(御牧ヶ原)の白いも(白土馬鈴薯) 〕
小諸市の御牧ヶ原では標高約800mの気候と粘土質の土壌を活かして白いも(白土馬鈴薯)が栽培されます。
ふつうのじゃがいもにくらべ肌が白く、でんぷん質が多いのでホクホク感が高いとのこと。
栽培量がすくなく、ほとんどが関西方面の高級飲食店に流れているようですが、近年、地域ブランド化のうごきが活発となり、ポタージュスープやニョッキの開発、商品化がなされています。
(「小諸市営農支援センターHP」などを参考)
〔 2010/03/07UP (2003/11/09レポに加筆 (2003/11/入湯)) 〕
E138.27.48.134N36.24.23.316
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