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■ 桜山温泉 「桜山温泉センター」 (リニューアル後)

<桜山温泉「桜山温泉センター」> (群馬県鬼石町、10:00~23:00(毎月第3水曜休)、500円/3h、0274-52-6226)
オフィシャルHP

県営で経営が行き詰まり、鬼石町営に移行して2003年4月30日にリニューアルオープンした日帰り施設です。県営時代にレポ済みですが、リニューアル後初めて行ったのでレポします。みしゅらんあり。
国道462号浄法寺交差点そば、かの有名な「白寿の湯」とは神流川を挟んで対岸にあります。
町営ですが、ONKEN21さんによると住民団体に運営を委託しているとのこと。
営業時間も以前の~20時から、~23時に延長となり営業努力が感じられます。

中庭にトレーニング器材がある健康増進室が増築されていましたが行ったときは閉まっていました。
浴室は、内湯(石造15人以上)、ジャグジー槽(円形石造4.5人)、サウナ、水風呂、露天(三波石造10人)。レジ菌対策のためか打たせ湯は撤去されていました。カランは以前と同じ10(規模のわりに少なすぎ)ですが、いくつかがセパレート型に変更されています。
シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜14時で男湯10~15人とまあまあ空いてました。

造りに大きな変更はないですが、なんとなく以前よりスッキリ明るくなった感じ。
露天の仕切が低くなり、児玉・本庄方面の展望がきくようになりました。
内湯は大きな湯口から大量注湯、窓側の湯面排湯溝から大量排出でオーバーフローなしはあいかわらずの循環仕様。
露天は黒変した岩の湯口から投入で、槽内排湯は不明ですが、オーバーフロー(以前より多い)があります。
ジャグジー槽の湯口は投入量と温度が変動し、量が少なく温度が低いときは重曹味があるのでひょっとして源泉投入では?

お湯は無色透明でジャグジー槽湯口のみたまに重曹味、他は無味。内湯・ジャグジー槽では無臭、露天ではかなりきついカルキ臭がありました。
ジャグジー槽で弱いツルすべが感じられたほかは硬めの浴感。でも妙にあたたまりけっこう疲れる不思議なお湯です。

その後「白寿の湯」に寄りました。対岸にこのようないいお湯があると比較されてやはりきびしいかな?。
温泉王国群馬のお湯(桜山)を温泉不毛県といわれてきた埼玉のお湯(白寿)が凌駕しているのはさりげに痛快 (^^ 。

分析表の掲示がありましたが、以前より成分が薄くなっています。
Na・Ca-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 泉温・湧出量不明、pH=6.71、成分総計=4.00g/kg、Na^+=809mg/kg (63.79mval%)、Ca^2+=223 (20.16)、Fe^2+=0.39、Cl^-=1055 (53.50)、SO_4^2-=514 (19.25)、HCO_3^-=923 (27.20)、陽イオン計=1190 (55.2mval)、陰イオン計=2443 (55.6mval)、メタけい酸=52.2、メタほう酸=63.0、CO_2=204 <分析日不明>

<旧分析表データ>
Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 湧出量不明(掘削自噴)、16.5℃、pH=6.9、成分総計=9.89582g/kg、Na^+=2795mg/kg (85.13mval%)、Ca^2+=162、Fe^2+=0.52、Cl^-=3570 (70.31)、SO_4^2-=664、HCO_3^-=1751 (20.04)、陽イオン計=3321.12 (142.73mval)、陰イオン計=5985.3 (143.22mval)、メタほう酸=248、CO_2=308 <分析日不明>

〔 2004年2月13日レポ 〕
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