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■ 半出来吾妻温泉 「登喜和荘」 〔 Pick Up温泉 〕

画像追加して再UPです。。。

<半出来吾妻温泉「登喜和荘」> (嬬恋村今井97-1、8:00~20:00(時間要問合せ)、400円、0279-97-3373)
公式HP

R144JR吾妻線「袋倉」駅そば、国道横にある2階建の鄙びた湯宿。看板は目立たないので要注意です。
「半出来」(はんでき)とは変わった名前ですが、地名(小字名)とのことです。


【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 玄関

浴室は廊下を渡った吾妻川寄りの奥。広めの窓から緑を望める明るい浴室はすっきりとして好印象。内湯は木造り7.8人の渋いもの。
カラン4、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。日曜13時で独占でした。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 内湯の湯口

壁から突き出た金属パイプから30L/minほどを投入で飲泉可(コップあり)。
湯船端から同量をかけ流しで流路は褐色に変色しています。

混浴の露天は、内湯から庭のような所を歩いて行くので女性にはきついかも。
吾妻川を見下ろすロケーションは秀逸。コンクリ木貼りの浴槽は大小2つに仕切られ、お湯は樹脂パイプから小に投入で、大(5.6人)を経由してのかけ流し。
小には樽風呂(味噌樽を利用しているらしい)×2が置かれてますが、かなりガタがきていて、お湯もなまっていたのでパス。


【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 露天のオーバーフロー

木の湯船はところどころコケ?で緑色に色づいています。あちこちに気泡がついて白くなっていて、槽内を移動するとアワ立ちます。
平成15年の分析データによると遊離炭酸の数値はさほどではないので、窒素やガスなど、その他の気体によるものかと思います。

お湯は、淡黄色透明で塩味+甘味+微炭酸味+金気味の複雑な味。金気臭+かすかなイオウ臭。肌ざわりにさして特徴はないですが、アワつきがあります。(量は露天の方が多い)
いかにも吾妻のお湯らしい、複雑ながら当たりのいいぬる湯は長湯向き。
浴後には爽快感もあります。
帰り際、地元のおばさん軍団とすれ違ったので、銭湯としてもけっこう利用されているようです。スッポン料理も自慢のようです。

やさしいお湯で草津や万座方面からの帰り道にもあたるので、仕上げの湯として使うのもいいのではないでしょうか。

Na・Ca-塩化物温泉 42.5℃、pH=7.0、湧出量測定せず(掘削揚湯)、成分総計=4.96g/kg、Na^+=1054mg/kg (56.96mval%)、Mg^2+=129 (13.14)、Ca^2+=440 (27.22)、Cl^-=2358 (82.41)、SO_4^2-=575 (14.83)、HCO_3^-=136、陽イオン計=1707 (80.7mval)、陰イオン計=3069 (80.7mval)、メタけい酸=146、メタほう酸=21.6 遊離炭酸=19.8 <H15.11.6分析> (源泉名:恵の湯)
(以上公式HPより)

〔 2002年6月13日レポに加筆修正 〕
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