青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

自然の楽しみ方

2013-10-14 22:07:36 | 山と地図

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いきなり石のような物体の画像登場ですが、

昨日、キノコ採りのふもとで拾ってきたものです。

 

大きさは漬物石くらい。

重さは7キロか8キロくらいと言ったところでしょうか。

 

おそらく40代程度までの人は見たことがある人の方が少ないのではないでしょうか。

 

これ、化石燃料。

石炭です。

 

昔、炭鉱の跡地だったところで、このくらいの大きさの石炭がごろごろと転がっています。

 

結構重く、ところどころが鋭利に尖っています。

尖ったところを指で強く押すと、ぽろっと欠けて、かけたところがまた鋭利に尖ります。

 

硬いことは硬いのですが、落とすと割れてしまうもろさもあります。

 

やっぱり石ではないんですねぇ~

 

化石燃料ですから、化石です。

 

化石は形あるものは珍重されますが、

石炭のように植物が蓄積され土がかぶさり、圧力と温度によって炭化してしまうと燃料になるわけです。

 

でもこの黒い塊が元々は植物であり、石炭としてそこで発掘されていたということは、

そこは昔から緑に覆われ、私はその上のほんの表面で今はきのこを採っている。

 

記録に残らない自然の積み重なった歴史の上に人は立っている。

 

人は人としての歴史はあっても、地球に歴史を残せるほどの歴史はなく、

 

地球が積み上げた歴史を消費している。

 

いつか消費した以上を返してあげる日がきたらいいが、それはないだろう。

 

木はすごいよ

 

光というエネルギーを得て育ち、葉を落とし、土を作り、水を貯め、地球を少しずつ大きくしているのだから。

 

いろいろ感じること

これも山の楽しみ

 

 

 


今年もまた

2013-10-13 22:20:01 | 山と地図

ことしはなんだか忙しく、なかなか自由時間がない状態ながらも

山にはやっぱり行きたい!

と、居ても経ってもいられず、がんばって時間をとって行ってます。

二週間前に一個だけマイタケを見つけ、それが2.6キロ

なかなかのサイズ

そして今日・・・
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お、おおきい・・・

そこそこの急斜面にあるミズナラ

その下に巨大マイタケ発見!

手と比べると

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ポットボトルを置いてみた

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このすぐ下の木で、結構大き目のマイタケを見つけ

やったーと思いきや、すでに腐っていて

なんてことだと思った矢先、

顔を上げてみたらこの巨大マイタケを見つけた次第です。

 

ここと同じ山で、去年は8キロ、その前にも6キロ弱クラスを採っていて、

それぞれ、たった一つのマイタケの大きさですからすごい大きさです。

そして今日6.7キロを一個

腐ったマイタケ二個

350グラムのマイタケ一個

限られた時間しか行けない私としては成績優秀です。

 

そして巨大なマイタケをしばらく眺め

それから素手で持ち上げるように採ったまではいいのですが、

それがそっくり入るような袋も風呂敷もない当たりは、さすがというかなんというか・・・

 

相変わらずぬけている・・・

 

いちばん大きな袋になんとか詰め込み、 

それを無理やりリュックへ詰め込み、

なんとかチャックを閉めて背負った背中が重い

 

それに山を下るために登らなければならないという状況で、

嬉しいけど重い重いリュックを背負いながら、

体重が10キロ重いとこんなに大変なのか とか変なことを考えながら、

下山途中にもマイタケを見つけながら、

えっこらえっこら下山

 

家に帰って新聞紙に広げ改めてその大きさに圧巻されました。

 

もう出会うことはないのではないかと思っていた巨大なマイタケに何度も遭遇できるありがたさ。

 

ありがとうありがとう

 

山の神様ありがとう

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あと、もひとつおまけの

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おおわらいたけ

神経毒のきのこ

いろんなキノコがある中で、意外に多い毒タケ

マイタケで喜んで、毒タケで苦しみたくはないもんなぁ~

 

怪しきものは食べない 

それだけ守れば、たのしいたのしいキノコ採り。