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日本橋+川崎東海道53次
ようこそ秋竜山マンガ館へ→連載中「無人島漫画」「秋竜山マンガ通信」でクスッと笑って下さいネェ!ナンセンスマンガもよろしく
秋竜山マンガ館



<ナンセンスマンガ・その296>

 題: 「うるさいイビキ」 
          秋竜山・秋竜山漫画企画会議 


<ひとコト>
 
 「イビキ」をきいて、何を思うか。
いい気持で眠っているなァ。と思う。

そして、そのイビキ人間を、けとばしたく思う。

 「イビキをかいて、何が悪いんだ。
他人にメイワクをかけなければいいんだ」ごもっともである。

他人にメイワクをかけなければである。
メイワクをかけていないと思っているから、いえるのだろう。

 自分のイビキは、やかましくはないが、
他人のイビキはやかましい。

イビキをかくな!!といくら注意してもイビキをかく。

本人はいびきをかくまいと思っている。
しかし、本人のしらないところで、
イビキは勝手にかいてしまうものだ。

眠っている時に、イビキをかくからしまつがわるい。まったく。

(秋竜山)

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<ナンセンスマンガ・その295>

 題: 「頂 上」 
          秋竜山・秋竜山漫画企画会議 


<ひとコト>
 
 山の頂上というのは、
すぐそこに頂上がみえるのにもかかわらず、

そこにたどりつくのに何時間もかかってしまう。

近づこうとすると、頂上は逃げるかのように移動する。
頂上は近づいてきてくれたりはしない。

こっちが近づいていくより手がない。

山のぼりでうんざりするのは、
すぐそこに頂上が見えた時からはじまるのである。

「アア、頂上。よ心あらば近づいてきておくれ」
そんな声に頂上は耳もかさない。

頂上にたどりついた時のヨロコビは途中で引きかえさなくて
ヨカッタというヨロコビである。

(秋竜山)

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<ナンセンスマンガ・その294>

 題:「もうわけていれてあったのか」 
          秋竜山・秋竜山漫画企画会議 


<ひとコト>
 
 私は、なんの自慢するものもないが、一つだけ自慢するものがある。
(ひとりよがりの自慢かもしれない)。

 漫画家になる前、漁師で身を立てようとしたことである。
それが、なんの自慢になるんだ!!と、いわれるかもしれない。

そーかもしれない。

でも人がなんといおうと自慢したいのである。

漁師といってもいろいろあるが、定置網漁業であった。

今でも海岸をクルマで走っていると、定置網が見えたりする。

私にいわせれば、あれはオモチャみたいなもので、
私の定置網は昔の巨大な網であった。

その話しをしだしたら、もう誰もとめることはできないが、
今回は私の方からやめておく。

(秋竜山)

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<ナンセンスマンガ・その293>

 題: 「リアリスト」 
      秋竜山・秋竜山漫画企画会議 


<ひとコト>
 
  まだテレビなんてものがめずらしかった頃、

テレビの箱の中にテレビに映っている人間たちが住んでいるのではないかと、

思ったものだ。

初めてラジオを聞いた時も思った。

テレビの箱がバカでかくて、バカ重いのも、

そう思わせるものであった。

そんなことありえないとわかっていても、そ

ういう空想のできる夢があった。

薄っぺらテレビが出まわるようになって、その夢は消されてしまった。

あの薄い箱の中に人間がはいるわけがないと思えたからである。

薄っぺらな人間が住んでいるとはとても思えないのである。

(秋竜山)



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