田舎神職の人生-自然の中で生きる

神明社に奉仕しながら、気ままに生きる日々の暮らしを、生かされて生きることに感謝しながら綴っています。

断捨離の難しさ

2017年03月18日 17時45分39秒 | 日記
 断捨離とばかりに本の整理を始めました。
 退職して時間が取れたら読むだろうととっておいた本、まだ目を通していないものです。「折口信夫全集」(中央公論社全31巻+別巻)、折口信夫全集ノート編(全18巻+別巻)全部で51冊です。ケースや本の表紙のパラフィン紙はシミがありますが、他は全く傷んでいません。買ったときは1冊3200円でした。15万円ほど払って求めたものです。





 いざ捨てるとなるともったいない気がしてごみ収集に出せずにいます。古本屋に聞いてみたら1冊5円程度とのことで、ネットで査定をしてもらったら「当店では買取り対象外です」とメールがきました。
 買った当時は、柳田國男とともに日本を代表する民俗学者であったが、今は評価が変わってきたのかもしれません。私自身もこれからじっくりと読んで学ぶ元気がなくなっています。
 しかし、家に置く場所もないため手放さなくてはなりません。市のきまりでは厚い表紙をとって紙類としてリサイクルに出すことになっています。まだ読んでいないものを、自分の手で壊すにはもうしわけなくてできずにいます。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
折口信夫全集の件 (歌代保利)
2017-03-21 16:24:01
色々とお世話になっております。
本日 標記の件を偶々知りました。

捨てるのは非常に勿体ないと思いますが、
いっそ「柏崎市立図書館」に寄贈するのは
如何でしょうか。
現在同一の版が蔵書されているかどうかは
知りませんので、何とも言えませんが。

それにしても古本としての価格、もっての外と思いました。
価値が変化したのですね (栗田明廣)
2017-03-22 17:20:54
コメントありがとうございました。
ようやくブログを再開し、続けることができそうです。
柏崎市立図書館には「折口信夫全集・ノート編」すべて揃っているようです。刈羽村図書館には聞いていませんが、読み人がいるかどうか不安です。
ネットで調べて引き取ってもらえるところにお願いしようと思っています。
実用本やコミック本は需要があるようですが、時代によって価値が変わったのですね。

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