日本舞踊 大好き

日本舞踊、歌舞伎の鑑賞記録、日々のこと。

功名が辻

2006-09-24 |   ・日々のいろいろ
今日のNHK大河ドラマ、山内一豊とその妻・千代、
見てて、涙が出ました。

山内家の屋敷の門前に捨てられていた子を拾(ひろい)と名付けて、大切に育てた夫婦の気持ち、特に妻の千代の気持ち、
大切に育てたその子を、山内家の家督を巡る争いに巻き込みたくない、と仏門に入らせることを説く場面で、
「私は拾われた子だから寺に行かねばならぬのですか」と子が言い、
「そうです」と言い切らねばならぬ母の気持ち・・。

拾の役の子は、
武士になりたい気持ち、と父母を慕う気持ち、しかし全てを分かっているから仏門に入ることを受け入れる・・、複雑な心境を、小さな胸いっぱいで演じていて、
泣けてきました。


功名が辻は、家臣の側から世の中を見ているところがおもしろいです。

それにしても一豊の妻、千代は賢女、だったのですね。
戦国時代の武将に、妻が政(まつりごと)のことまで進言したのだなぁ、と思う一方、
夫婦二人、腹を割って様々なことを分かちあい、
人として信頼し合い、支え合っている様は、理想だなぁと思います。

でも千代さんは賢いだけじゃなくて、ドラマでは、おおらかで、かわいくて、人の気持ちが明るくなるような人だなぁと思います。


あとっ、秀吉、
柄本明の秀吉、私はなにか生理的に受け付けないです・・・。
策士であり、信長を倒して天下をとった男、確かに一筋縄ではいかないのは分かるのですが、なんか腹にいちもつあり過ぎ・・。
若いころはもう少し、愛嬌があったんじゃないの?とか思ったりして。。

家康もちょっと年とりすぎかも・・。西田敏行さんは大・大好きなんですが、若いころの役も、やはりどう見ても、晩年の家康にしか見えなかったです・・。



True Colors

2006-09-11 |   ・日々のいろいろ
土曜9日に、
遥か昔に聴いた曲を急に改めて聴きたくなり、
自分の部屋をCDラックを探したのですが、ありませんでした。

15、6才のころに、聴いた
シンディ・ローパーの「True Clors」と、
「Time after time」という曲です。


なんで、自分の部屋にあると思ったんだろう?

もう遥かかなた、前のこと、この曲を聴こうと思ったのも久しぶり、
実家の荷物のどこかにしまいこんであるかもしれません。

また聴きたいなぁ。
歌詞は、まだ覚えていて、口ずさめます。

恋人に対して、の曲だという解釈もできますが、
友人にも、そして自分に対して贈ることもできる言葉。

好きだったなぁ。 歌詞がすごく好きだったので、書いてみます。


"True Colors"

Show me your smile, then
Don't be unhappy, can't remember when I last saw you laghing.
If this world make you crazy and you've taken all you can bear,
you call me up because you know I'll be there.

But I see your true colors shinning through,
I see your true colors and that's why I love you,
so don't be afraid to let them show your true colors.

True colors
     are beautiful like a rainbow..


日舞の会、の曜日設定

2006-09-09 | 日本舞踊
先週、9/6(水)、7(木)、8(金)、と

華扇会(かせんかい)、  報知新聞社主催、国立劇場大劇場にて、 

がありました。

日本舞踊の会で、流派問わず、出場される会です。
午前(11時開演)と午後の部(16時開演)があります。

何とか、仕事を午後半休もらって、午後の部をどの日かに観に行けないか、と思っていましたが、9月は上期の締め、仕事を抜け出すのは無理でした。


日本舞踊の会は、平日に、設定されることがけっこう多いのですが、
複数日、開催がある今回の華扇会の場合、1日くらい、土日に設定できなかったのかな、と思ってしまいます。


平日は仕事で行けないという人がいる、ということは全く思わないのでしょうか???

逆に、土日が仕事で平日の方が都合がよい、という方もいらっしゃると思うので、平日の設定日もまた必要と思います。


でもやっぱり土日は、多くの人が観に来れる、ということを念頭に置いてほしい。
ショービズで、土日に全く公演をしない、ということは、日舞以外のほかのジャンルでは、あり得ないと思うのです。

日本舞踊会が、一般に認知されていないのは、こうした意識の低さ、もひとつの要因と私は思います。

誰に観せたいのか、そもそも、日舞の会、というものをれっきとしたプロとしてお客様にお金を払ってまで来ていただく、観て感動していただく、喜んで頂く、そういうものとして確立させていこう、としているのか。

身内へのお浚い会、平日でも弟子は駆けつけて当たり前のお師匠の会、
そんな小さなところでまとまっているから、日舞というもののよさが、もっと伝えられないのではないか。。

ささいなことですが、
華扇会だけに、もの申したいのでは全くないのですが、ふとそう思いました。

国立劇場の利用日は毎年抽選で決定すると聞いたことがありますが、
それでも曜日の希望とか言えないのでしょうか。。

華扇会のように何十年かやっている歴史ある会なら、なおのこと融通してもらえるのではないの??と疑問をもってしまいました。