『柿右衛門と鍋島 肥前磁器の精華』
出光美術館※6月1日(日)まで
思い出すと、1月に戸栗美術館で鍋島を観ていた。
漫然と観ていただけど。
出光の場合は説明が丁寧で理解しやすく展示してある。
じっくり観ていくと引き込まれる。
古唐津から初期伊万里へ、初代柿右衛門の挑戦。
中国の景徳鎮、五彩・豆彩へ憧れ、お手本に和様を深めていくプロセス。
以前、出光で観た『乾山の芸術と光琳』で観た時のことを思い出した。
当時の京焼の職人たちは、台頭しつつあった伊万里(有田焼)に脅威の念を抱きつつ切磋琢磨したと。
伊万里の職人たちも、中国への憧れと京焼との切磋琢磨に励んだから、こんな見事な磁器が生産されたのかなぁ。
民窯だった柿右衛門窯に対して、官窯(藩窯)として栄えた鍋島。
鍋島藩が採算を度外視して将軍家への献上品やお公家さんへの贈答用にするために作らせたという。
(戸栗で観た時、だから茶の湯とは遠いような印象があったのか。。。とやっと合点した)
柿右衛門との対比がわかりやすかった。
柿右衛門の優雅な色絵の数々や古伊万里も観れたし。
とても満足できた。
少しずつだけど、磁器のよさもわかりつつある。
出光美術館※6月1日(日)まで
思い出すと、1月に戸栗美術館で鍋島を観ていた。
漫然と観ていただけど。
出光の場合は説明が丁寧で理解しやすく展示してある。
じっくり観ていくと引き込まれる。
古唐津から初期伊万里へ、初代柿右衛門の挑戦。
中国の景徳鎮、五彩・豆彩へ憧れ、お手本に和様を深めていくプロセス。
以前、出光で観た『乾山の芸術と光琳』で観た時のことを思い出した。
当時の京焼の職人たちは、台頭しつつあった伊万里(有田焼)に脅威の念を抱きつつ切磋琢磨したと。
伊万里の職人たちも、中国への憧れと京焼との切磋琢磨に励んだから、こんな見事な磁器が生産されたのかなぁ。
民窯だった柿右衛門窯に対して、官窯(藩窯)として栄えた鍋島。
鍋島藩が採算を度外視して将軍家への献上品やお公家さんへの贈答用にするために作らせたという。
(戸栗で観た時、だから茶の湯とは遠いような印象があったのか。。。とやっと合点した)
柿右衛門との対比がわかりやすかった。
柿右衛門の優雅な色絵の数々や古伊万里も観れたし。
とても満足できた。
少しずつだけど、磁器のよさもわかりつつある。