秋季展示「永青文庫の茶入 ―2010年度調査をふまえて」
永青文庫 ※12月26日(日)まで サイト
茶道を習う前から細川コレクションに魅了されて、関東暮らしも10年以上になるのに、
永青文庫を訪れるのは初めて
駅から徒歩15分、テレビや写真で観た古い洋館が目の前に現れた時はちょっと感動
細川家に伝わる茶入34点。
うち唐物が5点、南蛮染付が1点、高取が3点に丹波と唐津と産地不明が各1点。
ほかは全て瀬戸の茶入
これほど多くの種類の瀬戸茶入も一堂に鑑賞したのは初めてだったので、驚いた
なかでも、17世紀前半が多い。
まさに遠州七窯の時代。
三斎公が気に入って、せっせと集められたのかなぁ。。。
と、チラッと思った。
でも、それだけではない。
一口に「瀬戸」といっても、古瀬戸-真中古-金華山-破風-後窯と歴史区分がある。
って、茶道文化検定の勉強をするなかで初めて知ったんだけど
おまけに、フォルムや釉薬の違いでも、さまざまなバリエーションがっ
でも、違いが全然わからない
今回は少ないながらも15世紀前半や同末期。16世紀前半、後半、17世紀初期のものもあり、
微妙な違いを観察できた。
解説を読むと、金華山や破風、後窯といった言葉も出てくるので、特徴を見分けようと頑張った。
難しくて、なんとなーくわかったようなわからんような
季刊『永青文庫』という冊子が出ていて最新号(No.72)の特集が今回の展覧会。
こちらにも主な茶入と仕服のカラー写真が掲載されてあって、見どころの紹介も
300円とお財布にやさしい価格だし
また、先日の「細川家の至宝展」の図録。
鑑賞時に書き込みを入れた展示リストを見直しながら、上記2つの資料を捲って復習中。
瀬戸茶入について、しっかり理解できたらいいなぁと思っている。
★展覧会は観た後も大事です。
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圧巻ですね。
永青文庫はフォーシーズンHに泊まったときには行ってみようと思うのに、なぜかいつも展示替えのときにばかり重なるのです。
外の雰囲気だけでもステキですよね。
次回はよく会期をチェックして行きたいです。
当代の作品展はあっちでもこっちでもされてますね。すごいお値段がついててびっくりです。
ところで虫明焼ですが、これは今も続いています。(玉水焼は断絶したと思いますが)
黒井千左先生ほか製作されてます。
先日 展示会に行きました。
何と取り合わせてもでしゃばらない、なんとも品のいい作品です。
ご指摘ありがとうございます。
そうでした。
虫明焼は岡山の窯元でしたね。
(こっそり、削除させていただきました)
江戸時代にあった京焼のあちこちの窯を混乱してしまってました。
また何かありましたら、チェックよろしくお願いいたします。
ありがとうございます!
永青文庫に昨日行ってきました。台風ということもあり、貸し切り状態でゆっくり鑑賞しました☆(入れ違いで、前後来場者はいましたが。)
これからも楽しみにしています。毎日の更新も励まされています。
こんばんは。
台風の中を行かれたなんて、道中が大変だったのでは~
でも、展示内容は気に入っていただけようでヨカッタです。
このblogを通して、道具を鑑賞する楽しさを感じていただけたら、とてもウレシイです。
閲覧、どうもありがとうございます。