Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

これが「存星」

2010年10月26日 00時00分40秒 | 美術館・博物館etc.
東京国立博物館の平常展、何の気なしに訪れても何かしら勉強になるから見逃せない。
今回も「おっ」という発見があった。

まず、2階の第8室「書画の展開 -安土桃山・江戸」 リスト
本阿弥光悦の歌巻、松花堂昭乗筆の和歌屏風。豊臣秀頼の短冊、千姫の消息。
千利休筆の書状、千宗旦筆の「万仭二字」、小堀遠州筆の書状。
春屋宗園・沢庵宗彭筆の「法語」。
この2人は師弟の関係。文字で読んでもピンとこないけれど、文字を見れば覚えられる。
ほか、沢庵筆の詠草と七言絶句も。
いずれも展示は10月31日(日)まで。

次に同じ2階の第2室「茶の美術」→リスト
虫明焼と玉水焼の秋らしい茶碗。
こちらも展示は10月31日(日)まで。

第3室の「禅と水墨画 -鎌倉~室町」は一応見たけど、今回はイマイチ→リスト
今の展示は11月14日(日)まで。

1階に下りて、第13室「陶磁」も今回は茶道具のパンチが弱かったかなぁ。→こちら
でも、粟田焼の細水指だけは印象に残った。
今の展示は11月28日(日)まで。

で、念のため第14室へ。工芸の特別陳列。
これが大当たり
「特集陳列 中国の漆器-わざとデザイン」→解説 リスト
堆黒に堆朱、屈輪、螺鈿くらいは知っていたが、なんと存星が展示されていた

茶道文化検定の公式テキストには「色漆で絵模様を表した漆器」と解説されてある。
でも、蒔絵とどう違うのか、全然わからないので、ちゃんと理解できていなかった。
だから1級の問題「茶道具」問6のイが正解できなかったんだよねぇ
参考
答え合わせをしていて、確かにテキストに書いてあっても、「へ?」という感じでピンとこなかった

「これが存星なのかぁ」としげしげと眺め、禁止の表示がなかったので
もう出題されないだろうけど、1つ勉強になったのはヨカッタ。
★もうすぐ、結果が届きますねぇ こちらもヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都心で茶の湯めぐり | トップ | 瀬戸茶入がいっぱい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術館・博物館etc.」カテゴリの最新記事