実のほうがよく知られている『かりん(花梨)』の木に、愛らしい花が咲きました。弱々しく見えますが、葉の多い木にしっかりと可憐に咲く姿にはほれぼれします。大好きな花です。
■かりん(花梨)
かりんは、バラ科の落葉高木で、原産地は中国です。
秋に洋梨に似た楕円形の黄色い実をつけます。冬が近づくにつれ熟して、芳香を放つようになります。固くてそのままでは食用にはなりませんが、砂糖で煮詰めてジャムにしたり、あるいは酒に入れてかりん酒として古くから利用されています。
日本では、民間療法として一般的なのは、焼酎に漬けたかりん酒が疲労回復に用いられ、咳を止める効果をも期待して用いられることもあります。
つぼみはこんな風情ですが、
花びらが巻き込まれている様子がよくわかります。
下から見上げるとこんなふうに見えます。
苗木から植えつけて、今では全長4mにはなっているでしょうか。
まだ若木ですから、幹も決して太くはないのですが
成木になると見事な実を鈴なりにつける巨木にもなります。
(昨年10月5日掲載記事もごらんください)
― 明日からは、『オードリーが好き』をごらんいただきます ―
ウチの庭にも実をたくさん付けます♪
使う術がなく、落ちるのを待つだけですが
落ちると可哀想な気がして家に持って入ります。調理はしないのですが。。
こんな甘い香りのする女性になりたいものです、ありがとう♪(#^ー゜)v
木と花と実、それぞれに四季の移ろいをしっかり見せてくれる自然に「感謝」です。