アジのヒラキ アジな日々

切り絵やTシャツをつくっている画工アジの日記

ぐったりです

2007年07月25日 | 日記
プリンも、アジも。

先日うっかり買ってしまったプリンの魔王。
裏には普通のプッチンプリンよりも大きいツメが付いている。
これは是非ともプッチンするべきであろう。
だってプッチンプリンですもの。

そこで大皿を用意。
直径はおおよそ23㎝、カレーなんかに使う皿である。
これならいくらプリンがぐにょーんと広がっても大丈夫であろう。
ああ、なんだかわくわくしてきた。
レッツ、プッチーン!

アルミのフタをはがして、慎重にうらっかえ…
ぼと。

えええー。
プ、プッチンしてないのに?
プッチンしてこそのプッチンプリンじゃないか!
己の重さに耐えきれませんでしたって、そんなんアリか~。

開けたからにはとカレースプーンで食べ始めたものの、
プリン400gて重いわよ!
半分でリタイアです。

明日より始まります

2007年07月23日 | イベント
いよいよ明日よりポストカード300人展始まります。


「第11回 POST CARD 300人展」
2007年7月24日(火)~8月5日(日) 月曜休廊
場所:ギャラリーたまごの工房
東京都杉並区高円寺南3-60-6
03(3313)8829
http://sky.zero.ad.jp/tamago/


高円寺駅南口を出ましたらすぐ右に曲がり、アイ商店街を
飲み屋の誘惑に負けずにまっつぐ進みましょう。
古着屋がある角を左に曲がって少し歩けば、
目指すたまごの工房に出会えます。
徒歩5分くらいかな。

ポストカード300人展はアジ3度目の参加。
一人ポストカード1枚のみで勝負をする展覧会。
来場してくださった方による投票により1位が決まり、
見事1位に輝いた作家にはたまごの工房にて6日間の
個展をプレゼント!という太っ腹企画展です。

今までアジは販売をしてこなかったのですが、
今年は出しますポストカード4種類。

是非みなさま遊びにきてください。
そしてアジに1票を~

プリンの魔王

2007年07月21日 | 日記
お、恐ろしいモノを見つけてしまった…

Bigプッチンプリンの上をいく超特大プッチンプリン!
これぞ「プリンの魔王」に違いない!

いやさ「Happyプッチンプリン」て書いてあるんだけど。
「プッチン!ハッピーパーティ!」とも書いてあるから一人用じゃ
ないと思われるんだけど。

それにしても、デカい。
内容量400グラム!もうちょっとした鈍器!
エネルギー142kcal(100g当たり)!全部食べたら568kcal!
ギャー!

しかも、酔っぱらった勢いで買ってしまった。
これ…食べきれるかなぁ。

貴方に骨ったけ

2007年07月20日 | 
切り絵らしく思いきって白黒のみにしてみた。
今までベースを黒じゃない紙ばかり使ってきたので、
ちょっと新鮮。

今回ポストカード300人展用につくってきた4点の中では、
一番のお気に入りなのだが…
コレを出していいものやら、すごく悩むわー。

なにせ、髑髏モデルは彼だもの。
今まさに大活躍中の,彼なんだものー。
まあ、分からない人には分からないからいいんだけどさ。

どうしたもんかね?
とか言いつつ、今日あたり搬入に行ってきますわ。

サロメ

2007年07月19日 | 
ビアズリーの絵が好きで、いつかはつくってみたいなあと思っていた。

下絵を描いたことは何度かあるんだけど、ビアズリーインパクトが
強すぎてなかなか自分の絵にならなかったのよね。
まあ、この絵が自分のものになってるとは言えないのだけど。

「サロメ」は、キリスト教の新約聖書に登場する女性で
(名前は伝承らしい)、舞踏の報償として好きなものを求めよといわれ、
母ヘロディアの命によって洗礼者ヨハネの斬首を求めた、とされている。
…て今調べたんだけどね。

オスカー・ワイルドの戯曲の方の話が有名なんじゃないかな。
ワイルドでは母親に命じられたのではなく、サロメの歪んだ恋心から
洗礼者ヨハネであるヨカナーンの首を求めたことになっている。
ってこれも今調べたんだけどね。

戯曲は日本語訳になったものを読んだけど、むつかしいのよねぇ。
国や時代がちがうので、意味が読めないところも多いし。

「首を欲しがった」ことを猟奇的として取り上げていいのかもナゾで。
サロメは少女なので阿部定と同じような恋心として
捉えられないと思うし。
解釈によっては処女の少女、というより少年と読むこともあるらしい。
なのに、ビアズリーの作品「お前にくちづけしたよ、ヨカナーン」では
少女には見えない妖艶なサロメになってるし。

でもやっぱりポストカードサイズは小さいよなー。
つくった端からもっと大きいのでつくりたいとか考えてしまったわ。

なんて書きつつ、ポストカード展しめ切りは14日だったような…
まあ、たまごHPにも14日だけどまだ募集中みたいなことが
書かれていたので大丈夫かなー、と。
ゆるゆるっす。

ゆるゆるしながら、まだギリギリまでつくってみようかね。

キテますタイフーン

2007年07月14日 | 日記
アジはいつから雨女になったのか。

タイフーンが関東へ着々と近づいてくる中、
これから実家に帰らなくちゃならんのだ。
アジの姉上は昨日めでたく味噌女子になられまして、
本日がお誕生日会なので傘ナナメにしながらの帰省です。

‥わずか45分ですがね。
帰省なんて言葉使ったことない。

ともあれ、寿司食ってきますわ。

切り絵日記はまた明日。

手鏡とかんざし

2007年07月13日 | 
ポストカード300人展に出すかもしれない、第2弾。

これは最初は浴衣を着ている娘にしようとしてたけど、
手鏡に合わないので西洋の娘に変更。
イメージは東洋に憧れる1900年代の貴族娘ってトコか。

こういう鏡って、子供ん時からすごく憧れていたなぁ。
夏祭りの夜店とかで売ってるのとか欲しかった。
プラスチックでできた、ピンクのちゃちいヤツなんだけど。
ブラシとネックレスとかも入ってるオシャレセット。
ああ、アジも人の子。

そういえば今日、まくらを買ってみたのさ。
今まで使っていた邸反発まくらが反抗期を終えたらしく、
反発してくれなくなってきたので。

近所の布団屋に行っていろいろ物色。

お店のおばちゃんが寄ってきて、お試しになります?
などど言うので奥の布団に横になってお試ししてみる。
仰向けで寝て首の当たり具合なんかをみていたら、
横向きも試してみてとか言うのでおばちゃんに
従い横を向いたら笑われた。

なんで?

え、そこ笑うとこ?

素直に従ったからか?
ちょっと丸まってみたからか?
うっかりパンツでも見えていたのか?

いまだに、ナゾ。

喫煙花嫁 [Smoking Bride]

2007年07月12日 | 
切り絵週間その1てことで。
300人展に出すかもしれない作品です。

本意じゃないウエディングにクサって煙草吸ってんの
かもしれないので[Corpse Bride]でもいいけど、
クサってても花嫁は別に屍じゃないし。
[June Bride]でもいいけど、もう7月だし。
まあ頭にベール付けてて煙草吸っているから
喫煙花嫁ってそのまんまだね。

「smoking bride」はカッコついてていいのだけど、
そのスペルを確認するために辞書引いてんだから
カッコつかないったらありゃしない。
響きは好きなんだけど、スモーキンブライド。

今までの300人展で人の切り絵をつくってなかったけど、
それはポストカードサイズに人って細かすぎるから。

‥アジはガサツなんだよ!

切り絵やってるから神経細かいかっていうと、
悲しいかな、全然そんなことはないのさ。
大ナタでガッサガッサたたっ切るようなガサツさを、
小器用でごまかして生きてきたのさっ。

あちこち間違え切り落としながら、
それでも手が少しずつはなれてきているけどね。

自分の首を自分でシメてる今日このごろ。

ああ~めんどくせぇ~

切り絵週間

2007年07月11日 | 
ようやく重い尻、いいえ腰をあげたアジ。
ポストカード300人展の作品をつくりだした。

今までポストカード展や他の展覧会ではほとんど
販売用のポストカードをつくってこなかったのだが。
まあ、つくると言ってもアナログアジなので、
切り絵の原画を元手にプリントゴッコ製であった。

が。
今年はちょっと人の手を借りて印刷的なことをば、
してみたらんかいと。

そんな訳で、展示用の原画以外にもつくっている。
目標は、できれば、だいたい5点。
うーんあやふや。

そしてポストカードと言えば、表もあれば裏もある。
なもので、裏の切手を貼るところの切り絵も
つくってみた。

のが、画像のやつ。

レトロな雰囲気になってるのは、まあアールヌーボー、
アールデコのデザインが元々好きなことや、
明治大正のマッチデザインを参考にしたというのや、
もろもろあるけれども、それより何より言葉の面白さ。

昔のデザインでままあるのが、横書きの左右逆書き。
まあ昔に限らず車の宣伝「ターャジス」とかね。

で、逆にしてみたら「プンタス」。
いやーん、かわいいー。

それだけ。

その言葉に取り憑かれてレトロでいこうじゃないかと。
表はそうレトロにはなっちゃあいないけれど、
‥何か問題でも?


ああ、ひとつお知らせです。
ポストカード300人展とかぶるように出る予定だった、
Tシャツパラダイス展がどうやら延期になる模様です。
9月初旬になると思われますので、
また近くなったらお知らせしますね。

生落語のススメ

2007年07月05日 | 日記
ちょっと前のオハナシですが。

落語を聴きに(見に?)行ってきたのでした。
テレビで「笑点」見たり本で読んだコトはあっても、
生で聴くのは初めて。

昼間は外人観光客修学旅行生に紛れて浅草散策。
仲見世通りをうろうろ歩き、浅草寺でお参り。
香炉に顔を突っ込み、アゴへ一心にケムリを浴びて
「再び開きますようにぃ~」と念じてみる。

ひとつ裏手の道にあるてぬぐい屋さんで、帽子を購入。
そこはてぬぐいで帽子をつくってる素敵なお店で、
注文すれば、お店にあるてぬぐいを選んで好きな柄で
つくってもらえるのだ。

たくさんのてぬぐいに惑わされ、さんざん悩んで
緑色の竹模様のてぬぐいをハンチングに
仕立ててもらいました。

そしていよいよ、浅草演芸ホールへ。

建物の第一印象は昔の小さい映画館、かなあ。
入り口の脇ににチケット売り場があって、
中に入ると小さい売店があってお酒も売ってる。
重たい扉を開けると、会場は思ったよりも狭い。
というか、舞台が近い。
そしてお客さんがいっぱいいた。

やー、楽しかったよう。
知ってる落語家がいるわけでもなし、
ビギナーでも楽しめるのか心配だったけど。

アジが行ったときは、昼の部夜の部と分かれていて、
夜の部だけでも5時~9時くらいまでの長丁場。
落語のあいまに漫才、曲芸、ギター漫談、マジックと
目にも耳にも飽きさせない演芸が目白押し。
全部見なくちゃいけないモノではないので、
結構お客さんの出入りもある。

そして、誰もが一度は読んだことがあるであろう、
「まんじゅうこわい」を生で体験。

落語のチカラを思い知ったね。

オチまで知ってる咄なのに面白いってナニ?
話芸っていうけど、ホントに芸だわー。

テレビで見る落語とは印象全然ちがうのよ。
前に読んだ本に書いてあったのだけど、
ネタはその日のお客さんによって当日決める、
ってハナシは本当なのかしらん?

ビール片手に優雅にのんびり楽しむつもりが、
笑っているうちに手の中でぬくまっていた。
もーテレビのバラエティ番組とかより面白い!

一度は聴きにいったほうがいいよ~
と、生落語のススメでした。

画像は浅草演芸ホール。