
アイヌ教育支援「必要性高い」 有識者懇道東視察が終了 (05/10 20:01、05/11 06:51 更新)
道東視察を終え、記者会見する佐藤座長
【釧路】政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」は十日、道東視察の日程を終えた。釧路空港で記者会見した佐藤幸治座長(京大名誉教授)は、意見交換で要望が相次いだ生活・教育支援について「必要性を強く感じた」と述べ、今夏まとめる報告書に盛り込む意欲を示した。一方で、支援の具体策については「懇談会の性質上、踏み込むのは難しい」と述べるにとどめた。
アイヌ政策の対象者認定について「報告書で『透明、公正な手続きが必要』と触れることになる」と述べ、第三者認定機関の設置が有力という認識を示した。
また、佐藤座長は視察した釧路市阿寒湖温泉のアイヌコタンや、釧路管内白糠町の小中学校でアイヌ民族が出前講座を行っている取り組みを高く評価し、「成功例を広めていく方策が必要」と話した。
道東視察を終え、記者会見する佐藤座長
【釧路】政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」は十日、道東視察の日程を終えた。釧路空港で記者会見した佐藤幸治座長(京大名誉教授)は、意見交換で要望が相次いだ生活・教育支援について「必要性を強く感じた」と述べ、今夏まとめる報告書に盛り込む意欲を示した。一方で、支援の具体策については「懇談会の性質上、踏み込むのは難しい」と述べるにとどめた。
アイヌ政策の対象者認定について「報告書で『透明、公正な手続きが必要』と触れることになる」と述べ、第三者認定機関の設置が有力という認識を示した。
また、佐藤座長は視察した釧路市阿寒湖温泉のアイヌコタンや、釧路管内白糠町の小中学校でアイヌ民族が出前講座を行っている取り組みを高く評価し、「成功例を広めていく方策が必要」と話した。
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