目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

赤面山・甲子山Part2

2015-05-04 | 山行~東北

甲子(かし)山 標高 1549m 福島県

2007年5月4日(金・祝) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 甲子温泉大黒屋8:50--9:50急登した上部の平坦地10:05--甲子峠への分岐--11:00甲子山山頂(昼食)11:50--12:33上り時と同じ場所で休憩12:45--衣紋滝・白水滝--13:55大黒屋

前泊は、甲子温泉大黒屋。さてと、お次は大白森山だと思っていたのだが、雪が多そうだと山の神の強硬な反対に遭ったのと、赤面山で難儀したことを思い返し、やめとくかとなった。ただどこにも行かない選択肢はないよなと、地図を眺めて、甲子山お気軽コース!に決定した。

宿を8:50に出発した。すぐに年配者の集団に写真撮影をせがまれた。われわれと行き先は同じなのだろうかと思いながらパチリとやって、先に行かせてもらう。歩き始めていきなり目に飛び込んできたのは、珍しい国道標示だった(左下写真)。しかし残念ながら、先ごろのトンネル開通でこの国道標示は撤去されたようだ。 

 
左:トンネル開通とともにいまは撤去された国道289号の標識 右:休憩ポイント

地図で見たとおりの九十九折の急登が続く。気温は上昇していて、山の神と暑い暑いとこぼしながらの上りになる。9:50ちょっとした平坦地に出て休憩にした。

 
左:甲子峠への分岐 右:甲子山山頂

10:05再び歩き始める。甲子峠の分岐を過ぎると、ちらほら雪が出てくる。今回の山行は、どうしても雪からは逃れられないようだ。さらに登高していくと、急斜面に着いたたっぷりの雪に苦しめられる。

11:00甲子山山頂に到着する。山頂にいたのは、直前にわれわれを軽々と追い抜いていった金髪の同年輩の単独行の方と年配の夫婦だった。地味な山だから、こんなものかと思っていたら、白河高校のグループ、そして下で会ったおじさんのグループが後から上がってきた。狭い山頂はたちまちにぎやかになった。

 一歩一歩確実に雪面を下る山の神

昼食をとって、山の神とともに11:50下り始める。アイゼンを装着して急斜面でなおかつ雪がべったり着いたところを慎重に下っていく。時折まだ登ってくる人たちとのすれ違いに緊張させられる。ようやく雪がないところまで下ってホッとしながらアイゼンをはずした。12:33上り時に休憩したポイントにたどりつき、そこで緊張を解いてゆるゆると休憩をとった。

 
左:衣紋滝 右:白水滝

最後のお楽しみは、滝巡りだ。雪解け水をふんだんに流し続ける衣紋滝。まったく緑のない冬枯れの景色の中で、迫力ある水量を誇っていた。白水滝もふだんより水量は多いようだ。滝つぼに注ぐ水しぶきがすごい。

13:55滝巡りを終えて、今日もご厄介になる大黒屋に到着した。

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番外編テンへ続く


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