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チェスト!

2018-04-04 22:34:59 | せごどん
はドラマの中で
ナレーターが
よく口にする
ことば

かれこれ
7年ほど
薩摩にいるけれど

チェスト!

を実際に
発している
場面に
遭遇したことが

ないなぁ・・

はて・・
どんな意味があるの・・・

と、思いつつ
あれこれ調べて
いましたら

またまた
芳即正先生の
ご著書で

なーるほど
に到達


感情の烈しきことは
亦薩人に著る所なり

世に名高きチェスト-は
是れ感情鋭利なる薩摩隼人が

何事かに其心を
刺激せられ

感泉俄に湧て
抑ゆるに由なく

一條の熱気
思はず口端より
迸出の声なり

此声発する時は
是れ彼らが

拳を握り
肉を震わすの時なり

ステッキを揮ひ
路草を薙ぐの
時なり

実に薩人の感情は
激烈なり

此の感情の
強き性質こそ

即彼らの言動をして
能く無造作に
能く質朴に

又能く他人の為に
感情を感ぜしむる
所以なり


と、
チェストについて

明治22年に
東京英語学校を
卒業して

鹿児島県の小学校に
教員として赴任した

本富安次郎先生が
お書きになった
『薩摩見聞記』


を引用して
説明されています

ところで

「世に名高き」
という表現をみると

薩人の使う言葉として

また
どのような場面で
使っているかを

明治22年のころの
多くの日本人が

チェスト

のことを
知っていた
ということでしょう、ね。





九州新幹線も
「せごどん」
でキバってます





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