忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

フキノトウの芽吹き、春近し

2015-02-13 | 自然

 庭に降りて、ふと見ると自生している蕗のところにフキノトウが顔を出していた。

改めて見渡すとかなりの数。もうすでにかなりしっかり開いてしまっているものも

ある。

 

 

フキノトウは独特の香りがあって旨い。早速収穫すると10数個も採れた。

夕餐の食卓に上ったのはいうまでもない。

フライが旨い。

晩酌が進む・・・。

 


胡蝶蘭の花芽が出る

2014-06-11 | 自然
昨年1月に親類から亡き岳父の33回忌の法要で贈られてきた胡蝶蘭が昨年に続き今年
もまた花芽を伸ばしてきた。



このまま順調にいけば多分昨年と同じく来月7月には花をつけることだろう。


 胡蝶蘭は花持ちが良く、法要後も一月半余り咲き続けた。花が枯れたあと、ポットの中
にあった3株のうち1株はカビにやれてしまっていたが、残りの2株を新しい鉢に植え
換えて紅葉の根元に置いていたところ7月ごろ1株が花をつけた。


花を付けなかった方も新しく根を伸ばすなどして元気に冬を越したが、残念ながら
段々と温かさが増して来た春先に枯れてしまった。冬の間は日当たりのいい廊下で
育てたのだが多分窓際の真冬の冷気がこたえたのだろう。

ともあれ3株のうち1株だけが残ったことになる。
胡蝶蘭はもともとフィリピンなどの温かい地方の高山に生育する植物と聞く。
生命力の強さに驚かされる。

胡蝶蘭が開花した

2013-08-04 | 自然


1月末の法事で親類から見事な胡蝶蘭が届いた。1ケ月ほど花を楽しんだあと、2鉢を別の植木鉢に植え直
していたところ1鉢が蕾をつけた。今日、根元に近い一輪が開花した。

肥料が足りなかったのか花はいただいた時よりも随分と小振り。だが、さらに上の方の蕾が開花すれば
結構鑑賞に耐えそうな気がする。

ヒヨドリの仕業

2013-02-27 | 自然
庭に来るメジロのための餌のミカン。
ヒヨドリに横取りされないように金網製の筒に入れ、金網の前後をアルミワイヤで絡めてメジロが辛うじて入れるようにしている。メジロにとっても閉鎖空間は怖いらしいが、これならヒヨドリに横取りされずに済む。



しかし敵も去るもの、野生動物である。彼らにも熟れてたっぷり果汁を含んだミカンは野原にはないまたとないご馳走中のご馳走に違いない。生きるためにはあらゆる手段をつくす。
ただ金網の中に置いているだけだとちょっとでも嘴が届くと銜えて引き出してしまう。ヒヨドリにはかわいそうだが、仕方がないので金網の上からまっすぐなアルミワイヤでミカンを貫き下の金網まで突き刺して固定している。こうすると、メジロが入れ替わり立ち替わり出入りしても位置がずれることはない。

しかし今回はよほど山に餌が乏しかったのか、ようやく届いたミカンを引き出して皮までも齧っていた。アルミワイヤーが柔らかいとはいってもミカンの下の部分を曲げるにはかなりの力が要る。生命力に驚く。


実は日曜の夕方から体の調子が悪い。多分ノロウィルスに罹患したのだろう、激しい嘔吐が続き、この3日間まともに食事が摂れていない。特に月曜は少しの水分補給だけでほぼ絶食状態に近い。 飛ぶために余分な蓄えを体に持たない―というよりは持てない野鳥にとってはこんな病でも致命的なことなのだろうなと思い、ヒヨドリを含め野鳥に対してなお一層愛おしく感じた。

今日のメジロ(5)

2013-02-22 | 自然
 餌となるミカンの在庫が切れしばらく給餌するのを怠っていたら、メジロもしばらく目にしないようになっていた。昨日、久しぶりにミカンを置いてみた。

しばらくするとツガイでやって来てつつき始めた。
いままで一羽ずつ交代でつついていたが、昨日は待ちきれなかったのか二羽が同時につつき始めた。







ヒヨドリもやってきたが、恨めしそうに眺め、クチバシが届きもしないのに金網を上から横から散々つついて直に去っていった。


山で花が咲き、蜜が吸えるようになるともう里には降りてこないだろう。今日は砂糖水を食べ終わって空になったミカンの袋に満たしてみた。


今日のメジロ

2013-02-14 | 自然
 毎年年が明けたころから何処からともなくメジロがやってきて、庭の植木に半割りした小ミカンを刺しているとつついて行く。

遠くから写真を撮っていたがなかなか良いのが撮れない。そこで窓そばに植わっているバラの小枝にミカンを刺してみた。三脚を窓ガラスに寄せるとガラス越しではあるが餌のミカンまでは1mほどだ。

レースのカーテンに隠れ、カメラや三脚の前面を新聞でカモフラージュして観察しているとすぐに警戒しながらもメジロがやって来てミカンを啄ばみ始めた。


しかし、メジロより体の一回り大きなヒヨドリもすぐにやって来てメジロを追い払いミカンを二口、三口で食べてしまう。ヒヨドリには悪いが、やはりメジロが可愛くていい。これでは全くメジロの観察にはならない。

そこでミカンを円筒状の金網で覆い、入り口を茶色のアルミワイヤーを絡めてヒヨドリが入れないようにした。カメラ側は撮影のため開放にした。窓に近いのでこちら側には来ないだろうという期待と逃げ場をつけていた方がメジロも入りやすいだろうという配慮もあった。しかし、敵もさるもの。最初は戸惑っていたもののすぐに気付いてカメラ側に回ってすぐに食べてしまう。


そこでやむなくカメラ側の開放口にもアルミワイヤーでスリット状の格子を入れてみた。


しかしこれも殆どヒヨドリには効果がなくあえなく失敗。アルミが柔らかなせいもあるのだろう、メジロが通れるくらいの隙間なら無理にでも首を突っ込む。


次の手段はスリット状の格子を金網状にして更に狭くすること。これにはさすがのヒヨドリも戸惑った様子。金網の周りを横から、下から、上からと動き回りどこかに隙間がないか探す。
(奥のモミジの枝に、ツガイのヒヨドリが止まって見守る:最初の写真の円内)





ミカンを啄ばむメジロとおとなしく次の順番を待つメジロ。


食べ終わったメジロが向かいのモミジの小枝で待つ(円内)。嘴に付いた食べかすを拭うかのように、さかんに嘴の左右を枝に擦りつける。まるで人が食後に爪楊枝を使うのと同じ。


しかし、この網目でも僅かの隙間を見つけてヒヨドリが横取りしてしまった。ヒヨも生きるため必死。全く油断がならない。そこでさらに網目が細くする。




さすがにヒヨドリは近寄れないようだ。近くのモミジの枝に留まって口惜しそうに眺めて時折甲高い鳴き声をあげる。

でもメジロは袋ごと食べてしまうようなことはしない。メジロの食べ残しはヒヨドリのもとへ行く。








庭に訪れる野鳥

2013-02-04 | 自然
 毎日メジロがやって来て枝に刺したミカンを来て啄ばんでゆく。

メジロ以外にもしばしば野鳥がやってくるが動きが激しくなかなかカメラに収めることができない。

今日はメジロ以外の野鳥について。

驚かさないように隠し撮り(隠れ撮り?)するには骨が折れる。
10倍ズームが効くビデオカメラで撮るのだが、焦点や明るさを合わせるのに手間取ってシャッターチャンスをなくしてしまうことが再々ある。

一眼レフカメラで望遠レンズも持っているのだが何しろフィルム式カメラ。デジタルカメラで従来機のレンズが使えるのが欲しいのだが、野鳥を撮るだけでは勿体無い。しかも一眼だと重く使いにくいし・・・。というわけでどうしてもフォーカスが甘い。



ヤマガラ



シジュウカラ


アオジ




 




今日のメジロ  "ヒヨドリ対策"の改良

2013-02-03 | 自然
 前日ヒヨドリが近寄れないよう餌のミカンを円筒の金網で囲った。最初は効果があるように見られたが最終的にはやはり餌を食い荒らされてしまった。

 そこで今回は筒の開放口の片方をアルミワイヤーを縦横に組み合わせてメジロだけがくぐれるほどの隙間をあけておいた。(カメラ側は撮影の邪魔になるので開放のまま)

 最初は警戒気味ではあったがすぐに慣れて入ってきた。しかしやはり以前より落ち着きがない。せわしなく食べてそそくさに飛び去っていく感じ。


 

 

 

 


 もう一つどうぞ。
脚を伸ばした姿勢で脚の上肢部分もはっきりと見える。上肢部分は羽毛で覆われ丁度“股引"を穿いているかのように見える。 

今日のメジロ

2013-02-01 | 自然
 毎日、メジロとともにヒヨドリがやってくる。メジロとほぼ同時に現れることが多い。

どうも、ヒヨドリは体が大きい割には臆病でメジロを”見張り役”あるいは”斥候”として利用しているようにみえる。そしてメジロがしばらく餌をつつくとヒヨドリがやってきて大きな体でごっそり食べてしまう。

 そこで昨日、ヒヨドリから横取りされないように餌の周りをステンレス金網の円筒で囲ってみた。


メジロは見慣れない状況に最初はちょっと躊躇したが、すぐ中に入り啄ばみ始めた。











 次にやってきた、ヒヨドリ。一度そばに寄って来たがすぐに飛び去った。


効果があったかと思ったのは全くの誤解。しばらく放置していたら餌のミカンを引き落としてしまっていた。ヒヨドリを防止するにはもう少し金網の筒を長くする必要がありそう。



 メジロはいい。ミカンの袋を残したままにすると鋭い嘴で少しづつで食い破り啄ばむ。袋を残すなどとは少し意地悪かもしれないが多少は努力してもらわなくては・・・。











春遠からじ  ふきのとうの芽吹き

2013-01-29 | 自然
 ふと庭の隅に眼をやるとふきのとうが芽吹いていた。それも二個。
 

一月末が年間で一番寒い時期だというが日照時間は確実に長くなっている。

今日はメジロ用にユズを出してみた。何度もやって来るが少しつついただけで
去ってゆく。さすがにユズは酸っぱくてメジロの口に合わないようだ。

メジロ写真館 ヒヨドリも

2013-01-27 | 自然
 このところ毎日メジロがいれ代わり立ち代りやってくる。
時々飛来し餌のミカンの有無を確認している。定期的に自分の縄張り内を
巡回しているように見える。
ミカンがなければしばらく松の枝の中を飛び渡り何か啄ばんでいることも
あるし、すぐ飛び去ることもある。

 いつもはミカンの横の半割りだが、昨日はミカンを縦割りにして
みた。ミカンの中の袋が破れていないので多少食べにくいだろうが
鋭い嘴で破って食べるのも自然。食べ切るまでに時間もかかるだろう
と思って試してみた。

 昨日は警戒心が強いヒヨドリまでが窓ガラスから1mのところに
置いた餌場にやって来てカメラに収まった。ヒヨドリは体が大きい
だけに貪欲で全て食べ尽くしてしまうのでカメラに収めたあと一度は
ご退場願ったのだが、しばらく目を離した隙に食い荒らしていた。
気が付くと最後はミカンの皮まで食べてしまった。食欲はすごい。
これではメジロの食い代がなくなってしまう。

 今回は、飛翔や食事の合間の脱糞も。そして脚の太腿部は殆ど
隠れて見えなかったが今回初めて膝の部分まで羽毛で覆われている
気付いた。


 羽毛の一枚一枚が本当に綺麗。自然の造形美といえる。 

 

 

 立て向きの枝にも器用に留まる
 左右の脚を体の向きに合わせて前後に伸ばして器用に止まる。
 くるぶしは捻っているはずだが、これでよくバランスが保てる
  ものだと感心する。 

 口を大きく開けて啄ばむ 

 

 意外と長い舌 

 

 


 後ろ姿 

 無心に啄ばむ 

 ヒヨドリ飛来 

 穴を空けてしまった 

 更に食い荒らす 

 皮まで食らいつく 

 なお下方からも 

 残骸に呆然とするメジロ 

 諦めて飛び去る 


次は珍しいシーン。
 袋に食らい付いて全身で思い切り引っ張る
 普段ほとんど隠れて見えないがこの瞬間に太腿部分が現れる。
 膝まで羽毛に覆われている。 

 脱糞の瞬間
 綺麗なメジロも糞はする。自然の摂理。動画で撮ってわずか3~4
 コマの早業(24コマ/秒のはずなので1/8~1/6秒)。
 「脱糞」と書いたが、確か排尿も同時に行っている。一般に鳥の
 糞が車に付くと粘液があるので取れにくい。  

 着枝の瞬間 
 ①目標に向かってジャンプ
  目が左右に付いているので前方は見えにくいのではないかと
  思っていたが両目でしっかり目標物の距離を計っているようだ。 
 ②直前で激しく羽ばたいて減速 
 ③無事着枝  

メジロ写真館 part2

2013-01-25 | 自然
 庭のミカンにメジロが頻繁にやってくる。
かわいい写真が多数撮れた。気晴らしにどうぞ。

 一番大きなミカンを上から啄ばむ。
 足のツメやクチバシが意外と鋭い。


 今度は下から背伸びして。






 次の鳥は横からチャレンジ。


 更に次の鳥は下から登って。




 次はまた上から。クチバシが日の光を反射してピカリと輝く。


 別のポーズを撮るためにミカンを水平にしてみた。



 枝の先のミカンには枝伝いに忍び寄る。


 そしてやはりミカンの縁に止まって啄ばむ。


 その下のミカンにも。食べるのに適当な枝がないので窮屈な姿勢になる。




 西日に輝いて特にキレイ。
 野鳥は歳をとって体力が落ちると生き残れないのですべて壮年なのだろう。
 全身が生命に溢れている。





メジロの警戒心

2013-01-22 | 自然
 庭に毎日やってくるメジロは置き餌のミカンを啄ばみながらもせわしなく
周囲を警戒する。はぼ1秒毎に10枚ほどコマ撮りして連続写真にしてみた。
警戒心はすごい。殆どが警戒に費やされ食事の時間は実質僅か。
そして僅かな変化にも驚いて逃げる。

 

アップにすると折れそうな細い足。そして鋭いクチバシ。小さな身体ながら身一つ
で寒さに耐え、そして飢えに耐えて生き抜いている。それに比べ我々はなんと贅沢
で強欲なことか。
 

メジロ写真館

2013-01-20 | 自然
 ミカンを半割りにして窓ガラスからほんの1m程しか離れていないバラの小枝に
串刺しにしていると、入れ替わり立ち代わり次から次へとメジロがやってくる。
単独で来ることはなく大抵2~3羽で多いときは5羽程度の時もある。

 2個を並べて置いたみたが、それでもかならず1羽づつ交代で啄ばむ。
1羽が啄ばんでいる間他のメジロは少し離れた木々の枝の中で待機して待ってい
る。
「〇〇君、まだー?」と言っているかのように世話しなく枝を飛び回る。
実に行儀がいい。


今日はメジロの写真を羅列する。

 キョロキョロ周りを見回す。
 

 

 周辺に異状がなければガブリ
 

 もう少しアップで
  

 回りがやはり気になる。
 

 ガブリ。
 


 キョロ、キョロ。
 

 ガブリ。
  

 逆さまでも・・・。
 

 満腹ーッ。うぃィ。
 
 
 今度は上からアタック。やはり回りが気になる。
 
 

 

 

 

 

 今度はミカンのなかに止まってミカンをワシ図上掴み。
 メジロの「酒池肉林」状態。
 

 菓子袋に残った砂糖をミカンに乗せて砂糖水にして置いたら
ミカンの縁に止まって砂糖水を先に舐める。
 
 
 
 



メジロを至近距離から撮影

2013-01-17 | 自然
 庭の植木に半割りのミカンを串刺しにしておいたら入れ替わり立ち代り
いろいろな小鳥がやってくる。

少し大型のヒヨドリ、羽根に白い斑点が特徴のジョウビタキ、そして
目の周りが白いメジロ。


ヒヨドリは餌のミカンをごっそりと取っていくうえ、被写体としてもあまり上品
とは言われぬ姿をしておりどちらかというと邪魔者。
ジョウビタキはせわしなく動きまわりなかなかいいポーズをとってくれない。
そして警戒心が強く撮ろうとして動くとすぐに飛び去っていく。

メジロは警戒心がもちろん強いが、餌を啄ばんだ後周囲に異状がないか確認するため
キョロキョロと見回す。シャッターチャンスが多い。そしてウグイス色の体色が
美しい。

何とか至近距離で撮れないかと窓ガラスから1mほどのところにミカンを刺して
置いたら絶好のシャッターチャンスが訪れた。

 こちらが見えないように新聞紙をレンズの部分だけ
 くり抜いてカモフェラージュ。
 

 まず一羽がやって来て警戒しながら啄ばむ
 
 
 

 位置を変えてミカンの下側も・・・
 
 
 

 首を伸ばして
 
 警戒はぬかりなく周囲を見回す
 

 最初の一羽が食事を済ますまで近くで待っていた二羽目が飛来。
 スズメのように決して奪い合いをしない。実に行儀がいい。
 二羽目はミカンに直に止まってかぶりつくように啄ばむ。
 一羽目とお尻の部分が違うようにも見える。ツガイかも。
 ただモノの本によると外見では雌雄見分けがつきにくいとある。
 
 
 

 メジロは保護鳥で飼育するには許可がいるようだ。台湾から輸入したメジロを
 買って来てメスだったら鳴かないので放鳥する人がいるとのこと。これが本当
 なら困ったものだ。

 我が家に来るメジロはしばらく楽しませてくれそう。