人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

博士論文 防衛成功!

2004-11-30 12:54:07 | 出来事
本日、博士論文を無事防衛することが出来ました。博士課程もこれでほぼ終了、これからも電話でいきなり質問が飛んでくる可能性もあるのですが、それ以外は手続きを待つだけという状態です。

これは即ち、夢はタイムマシーン(2)の夢リストの3番目を実現させたことになるわけです(合計4、残り6)。(3)によると、来年司法試験に合格して、その後音楽界デビューです!ほんとに出来たら、伝説になれるよなぁ・・・。

来年にでも博士論文を出版したいと思っているのですが、(特に自己啓発系の)出版社に知り合いがいる方は是非ご連絡下さい!気合い入れて和訳します!!

原則論

2004-11-29 04:51:40 | 人生論・閃き
原則論を知るのはとても大事なことです。「基本」であるわけです。そして、それぞれの原則がどれだけ重要なのか、見定めることもとても重要なことなのです。具体的には、

① 原則論に過剰に拘ること
② 例外に過剰に拘ること

の2つの問題があると思います。

①について。
「この道30年」系の経営者やコーチがこれに当たるケースが多いと思います。「男は根性じゃ~」と言って、とにかく残業や練習を増やすことを徳と思っていたり、Status quo に拘りすぎたり。

②について。
学者に多い現象です。「原則としては、○である。例外として、△◇がある。」と考えるときに、同じ時間をかけて原則と例外を考えてしまっては原則の重要性が一歩後退してしまいます。コンサルタントや、リスクを嫌う投資家なども「法律に抜け穴はないか」「全てのケースを検討できているか、どんなことがあってもこれで大丈夫なのか」と考えてしまうわけですね。例外に生きる男女の集団です。

原則が原則で、例外的に例外があるだけである。
しかし、例外がないわけでもない。

当然のことですが、必ずしも頭の中で「当然」になっていないのでは?

相撲界の現状

2004-11-28 00:11:51 | 出来事
小錦・曙・朝青竜などに続く外人相撲スターは誰だ?!

・・・意外と多いかもしれません。

朝青竜を追ってモンゴル人が数十人相撲界に入り、前頭レベルでもゴロゴロしていることはご存知かもしれません。そしてそれ以外にも、ブルガリア・ロシア・グルジア出身の力士もいます!毛深い力士が土俵に上がるのを見ると多少違和感を感じますが、ついに相撲界までにも国際化が進んできたようです。

ほんとか?!

2004-11-27 00:05:30 | 出来事
最近gooブログで、アクセスが多いため少し待ってから再度アクセスしてほしいという趣旨のエラーが頻発しています。

確かに急激にブログ数は伸び、このブログを始めたときは1万5千程度だったブログ数も今は8万程度に膨れ上がっています。半年で5倍、素晴らしい成長率です。

しかし・・・。

昨日、午前4時半にエラーが出て編集画面にアクセスできませんでした。本当に、込みすぎるほどのアクセスがこの時間に?!本当だとしたら今後のアクセスが不安になります・・・。

「武士」とは

2004-11-26 01:18:13 | 趣味・その他
自分の名前の語源など、やはり気になりますよね。ちょっと調べてみました。

「武」とは、「戈」+「止」であると言われている。
「士」とは、「十」+「一」であると言われている。

具体的には、「武」とは武器(戈=ほこ)を持って前進する様であり、「士」とは一人で十人を支える精神・技量であるらしい。前者はある程度確認が取れているのですが、後者は空手道場の同長先生が仰っていたことです。

では、「武士」とは「積極的に技量を備え、国の基礎となる者」と解釈できなくはないのではないだろうか。(多少無理がありますが。)目指せ、内閣総理大臣っ!

うちの父親が文字の語源を知っているか否かは別として、良い名を付けてもらったと思いました。名に克ち、10人以上の支えになれるよう邁進して行きたいと思います。

掃除の中の回想

2004-11-25 00:07:39 | 出来事
なぜか、昨日季節外れの大掃除をしました。

大掃除といっても、私の大掃除は資料を捨てることだけに尽きます。これが一番大変なことなのです。捨てていいものかを判断するために、少し読んでみて、記憶を蘇らせ、必要ないと判断した場合に捨てるわけです。

そんな中で、この2-3年のあらゆる資料に目を通しました。懐かしいものが多く、涙が浮かびそうになるぐらいでした。

まずは、10種ぐらいのビジネスプラン。特許の申請の仕方、会社設立の仕方、定款の書き方、青色申告の説明、同業他社の有価証券報告書、ネット上で見つけた契約書の雛形、無数のプレゼンのドラフト。更に、USCPAの勉強のときの本やメモ。古い手紙。未完の名曲(?)や歌詞。アフィアの会社名候補100種類と、ロゴの候補50種類程度。(これらのメモは捨てられませんでした・・・。)

これらの資料の中で回想しながら、色んなことを調べたなあ、と思わずにはいれませんでした。そして、もう一度見るとタイトルを見るだけで内容が蘇ってくるようでした。人の記憶ってそういうものなのですね。私は、生まれたときからの記憶のすべてが脳の中にしまってあると思うのです。引き出すきっかけがないだけで・・・。

掃除は大変ですが、このように色んな思い出に浸ることができるので、そういう意味では好きです。1メートル以上に登る紙のゴミが出てきましたが、最低でもそれだけ成長したのだと思いたいです。

天下無敵!

2004-11-23 23:54:48 | 出来事
「めざせ甲子園」「東大合格」などと色紙に書いて部屋に貼ってある高校生とか、この頃意外と少ないのではないでしょうか。ちゃんと何か目的を持って生きてるんでしょうかね。高校生の知り合いは2-3人しかいないので、近況を語れるほどではないのですが・・・。

大学時代の私の部屋の壁には、「天下無敵」の文字がありました。アメリカでこんなことやってる人は特に珍しいのでしょうね。確か、これでも「全知全能」から一歩譲った結果だったと思います。なんというエゴイスト・・・。まあ、目標は高く!ですね。

今世紀での「天下無敵」は腕力や「文武両道」どころではありません。あらゆることができて初めて天の下で敵が無くなる。すなわち、結局は「全知全能」「完全無欠」に近い意味を持つわけです。

私の使命は、2兎を追って2兎を得ること。その可能性を、世界に知らせること。一人の人間ができたのなら、「自分にもできるかもしれない」と周りに思ってほしいのです。下手すると、何もできない中途半端人間になってしまう、ハイリスクな生き方と言えるでしょう。しかし、2兎を得た者の喜びを知る人も少ないのでは?その喜びを得て、その後周りにもそれを知らせたいと思います。よって、まずは努力あるのみ。

もちろん、闇雲に努力するのではありません。成長率より二階微分である成長の加速度の改善を目指す。技術よりプロセス。すべてに通じる法定則を見つける。

命にあと100年あったとしても、既に時間との勝負です。
高校を卒業した後は、残りの人生のうち、常に今この瞬間が最高の成長力を誇る時期だと言えるでしょう。

前へ、前へ。

その域に達したら、王座に偉そうに座っているのではなくナポレオンのように前線に立ち続けたい。軍をを束ねるのではなく、幾千の同士と肩を並べるオピニオンリーダーでありたいと思います。

今から、肩を並べて走ってみませんか?

え、これが死因第1位??

2004-11-22 18:55:04 | 人生論・閃き
男性にとって、25歳から49歳までというのは仕事盛りの年齢です。悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、肺炎などは年をとれば死因となる率が高くなるのですが、このグループの死因#1はなんでしょう。最近の厚生労働省「人口動態統計」によると、それは交通事故でも病気でもない。

「自殺」だそうです。

自己の命を絶つというのは、本当に寂しいことです。職を失ったり、色々と理由はあるとは思うのですが、明日迷子の子供を交番に届ける確率を、スーパーでSMAPに会う確率を、体重計に乗ってみたら1キロ減っている確率をゼロに下げてしまう行為なわけですよね。プッチンプリンを食べるため、アダルトビデオを見るため、畳の縫い目を数えるため、なんでもいいので生きていてほしいです。きっと、そんなことしているうちにでも何らかの形で閃きがあると思うんです。「こうしたい」という何らかの意欲が湧くと思うんです。

生きることは権利ではあるが、同時に義務でもあるのか。法律的には見解がわかれるところですが、そんなことは関係ありません。

生きまくりましょう。150になるまで。

祝!200件目のブログ

2004-11-21 13:45:38 | 出来事
ついに200件目の記事となりました。

振り返ると、本当に色んなことを書いてきたなーと思います。テーマもバラバラで、好き勝手に書いているにもかかわらず皆さんにご愛読頂いてとてもありがたく思います。

これからは、短いが内容が濃い、short and sweet な記事を中心に書いていきたいと思います。少ない言葉で思いを伝えるということは難しいのですが、印象にも残り易く、芸術っぽく感じることすらありますよね。

そして、せっかくなので、このブログの人生論は後々ちゃんと本にまとめようと思っています。そのためにも、より斬新なコンテンツを提供していきたいと思います。

引き続き、コメントなどを歓迎致します。
これからもよろしくお願い致します。

ジャカルタで焼鳥フランチャイズ!

2004-11-20 03:53:31 | 出来事
昨日、友達の紹介で、ジャカルタで焼鳥フランチャイズをやってる人に会いました。

もちろん、食べに行ったのはそのフランチャイズの基となった店。そこのシェフも含め、色々とおもしろい話が聞けました。

飲食業は身近なですが、色んなことを考える必要があるのは他のビジネスと同じ。しかも賞味期限が短い、回転率が勝負、休日をとりにくい、など悩むことも多いようです。

ジャカルタで焼鳥フランチャイズができるのなら、メキシコで納豆の卸販売とかできちゃうのかなあ。

ボジョレー de ディネー

2004-11-19 19:06:06 | 出来事
昨夜、友人10数人が集まって誕生日を祝ってくれました。ほんとうにありがとうございました。

今年のボジョレー、飲みやすくて良い方だったと思います。ボジョレーは、2年前に初めて飲んだのですが、「なんだこりゃ」と思った記憶があります・・・。しかし去年は大丈夫だったので、今年は吉と出るか凶と出るかドキドキしていました。

そして、やはり良き仲間と飲む酒はおいしいものです。美味しく感じたのは、その相乗効果のおかげかもしれませんね。

幹事さんや、プレゼントをくださった皆様、本当に感謝感謝です。これからも、末永くよろしくお願いします。

誕生日を向かえて

2004-11-18 00:49:39 | 出来事
突然ですが、今日は私の誕生日です。なんとなくレベルアップした気分です。

世間の自分に対する期待だけでなく、自分の自分に対する期待がまた膨れ上がる。大変だけど、これだから人生が楽しくてしょうがない。

実は子供の頃には、あまり幸せな誕生日の思い出がないのです。いつも期待しすぎたり、勉強していたり。当時は、その日主役になることが大事だと思っていた。「その日だけ俺が偉いんだ」、と。なのに、その権利を行使(濫用?)できずに、その日が空しく終わっていった。納得の行く嘘をつけなかったエイプリルフールの日のように、なんとなく不満だった。ガキの発想ですが、この連続で誕生日という日はあまり好きではありませんでした。

しかし大学1年のとき、仲間が初めてサプライズパーティをしてくれて、歌って祝ってくれて念願の主役気分を味わえました。とても幸せでしたが、それ以上に「友達っていいなー」と思い、別に1日王様にならなくてもいいと思えました。それ以降、たとえ何もなくても、その日の到来を感謝できるようになりました。

今の私にとって誕生日は、生きてることを感謝したくなる日です。父と母に感謝、弟に感謝、みんなに感謝です。かかわった人すべてが、自分に影響を与える。だから、「自分」という概念は、触れたすべての要素の積み立てであり、そのひとつでも異なっていたら違う考えを持っていた、違う「自分」だったと思うのです。そう、この日にこの文章を書いている私は、一部あなたが作った人間なのです。

私がいうのも変ですが、良いものが出来てきているような気がします。本当に、どうもありがとう。

誕生日とは、感謝のとき。祈りのとき。気付きのとき。反省と目標設定のとき。本当は、毎日そうであるべきなのですが、それを思い出させてくれる日なのです。365日にたった一度ですが、これだけはこれからも守っていきたいと思います。

私の理想の世界では、「人のためこそ我のため、我のことこそ人のため。」自他共栄。人を喜ばすことと、自分を喜ばすことが完全一致するような世界。この1年、皆さんのおかげで少しそんな世界に近づけた気がします。

"Everyone belongs to everyone else." - Aldous Huxley, "Brave New World"
「皆は皆のもの。」大好きな作家の、大好きな言葉です。

1年間の目標は、元旦に決めることにしていますので、引き続き「結果の年」を目指し頑張ります。(今年の元旦メールが届いていない方:2004年は私にとって「結果」を目指す年なのです。)

ただ、やはり誕生日なので、願い事を一つ叶えてください。
これからも、よろしくお願いします。

岡本武士
平成16年11月18日

リクルーターについて

2004-11-17 13:35:32 | 法律
(注:筆者は弁護士ではありません。下記は個人的の見解であり、法的助言は弁護士に問い合わせください。誤記等について責任を負いかねますのでご了承ください。)

「なんでこの頃知らないリクルータからの電話がこんなに多いんだ?!」と思っている方もいるかもしれません。その理由のひとつは、1999年の職業安定法という法律の改正(緩和)です。

具体的には、同法32条の11で「有料紹介していいよ」というリスト(ポジティブリスト)が排除され、「この職業だけは有料紹介しちゃダメだよ」という、いわゆるネガティブリスト化が図られたという背景があります。よって、大体どんな職業でも有料紹介ができるようになりました。

そしてインフラへの設備投資や高度な専門知識などの参入障壁が少ないこともあり、大手人材コンサルティング企業やエグゼキュティブサーチ会社でなくても、1-2人で事業を行う会社も増えました。優秀な人もいますが、変な人もいます。違法なやり方でキャンディデート(候補者:連絡が来るあなたのことです)の連絡先を得たりするところすらあります。

確かに知らない人から(得に日本語がわからない人から!)突然連絡が来るのは迷惑ですが、それ以上にちゃんとサービス業であることを理解していない人が多いように思えます。

私に突然連絡してきた人で、いきなりタメで話してくる人がいました。早く決断しない場合怒って電話で怒鳴る人もいました。マクドナルドやセブンイレブンなどで接客を学んできてほしいところですよね。

確かにクライアント(実際お金を出してくれる企業)が、リクルーターにとってのお客であり、キャンディデートは一種の商品ともいえるでしょう。しかし、人間だし、大事なリソースです。お客と同様に接してほしいですね。偉そうなリクルーターが多すぎます・・・言い方は悪いのですが、「業者」なのですから、身分を弁えてほしいと思います。それは我々コンサルタントも自覚していることです。(確かに、必要以上に偉そうにしているコンサルタントは無数にいます。非常に残念なことです・・・。)頭を下げるのは当たり前のことなのです。仲介役なのだから、双方がお客ですよね。

もちろん全てを理解した上で仕事をするリクルーターも数多くいます。ただ、上記のような無礼な人たち(大体40歳代以上のケースが多いように思えます)が業界全体のイメージに悪影響を与えているように思えます。どの業界にもこういう人はいますが、とても残念なことです。

ところで、リクルーターって何?という人もいるかもしれません。ここでのリクルーターとは、社内の人(人事部、採用担当など)ではなく外部の人で、優秀な人材を探してきてくれる人です。俗にいう「ヘッドハンター」ですが、これは「首狩り」という意味であまり印象が良くないため、「リクルーター」と呼ぶ方が正当です。実際リクルーターの人に会った場合、「リクルーター」と呼んであげましょう。

88

2004-11-16 01:08:18 | 趣味・その他
88という数字を見て思い浮かぶものはなんでしょう。

ソウルオリンピックなど、1988年の出来事を思い浮かべた人が多いかもしれません。数学者なら「2・2・2・11」と潜在的に浮かんだかもしれません。その他は、何かの試験の点数?祖母の歳?

私にとっては、88の鍵盤を持つ「ピアノ」です。

88という数字、無限をあらわす記号(∞)を二つ並べたようにも解釈できると思いますが、ピアノが奏でるメロディの数は、それこそ無限以上かもしれません。組み合わせと時間差、それに音の長さ、強弱、ペダルの有無など限られた変数で無限が創造されるわけです。

そしてピアノの限界の一つとして、私は「同時に10音が最大」がある決め付けていましたが、ショパンなどのおかげでこれも限界とならないことを知りました。同じ指で2音を押さえることも可能なのです。

鍵盤が88となった理由は知りませんが、とにかく無限を感じさせる数字で、私はとても好きです。関係ありませんが、中国でも8は幸運の数字らしいですし。