なぜかビートルズの謎本が2冊出ました。
ビートルズ謎本2冊、ビートルズの人となりとかゴシップ系の話題は「謎」の方で、「真実」は楽曲分析にウェイトがかかってます。
こういった人間関係の日本の研究者のつらいところは、どうしても二次資料を使わざるをえないことで、英国の研究者は関係者に直接会えることが強みですね。
「真実」はビートルズを演奏する人たちへの実践的アドバイス、みたいなものです。アルバムご . . . 本文を読む
戦国時代から現代(明治あたりまで)の実在の剣客たちの評伝。
意外に面白いんですよ。
さらに言えば事実を書いた歴史書ではなく、伝聞や先行書からの孫引き、講談、創作、などが渾然一体となって、あったであろう事実とそうであって欲しい夢がないまぜになった一種のファンタジーに近いものを感じました。
有名どころの宮本武蔵や柳生一族、近代では男谷精一郎、山岡鉄舟あたりはページが多いんですが、佐々木小次郎まで入って . . . 本文を読む
「コードギアスR2」が終わりました。
始まったときは、どうやって話を締めるのか疑問でしたが、
なるほど、こんなラストになるんですね。
ゼラズニィの「地獄のハイウェイ」
歌舞伎の「河内山宗俊」
などを観ているときは連想しておりました。
悪党が主役のピカレスクロマン、
というよりはヒーローが悪役の仮面を被っている、という感じですかね。
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