バックアップ

日常のバックアップ。

目が悪いから七色の変化球が三色くらいにしか見えない

2007年03月23日 23時44分47秒 | 雑記
なんでこの顔。未だに受け入れたくない。自分じゃなかったらいいのに。愛らしさなどなく、前向きに捉えようのない顔。ひとつひとつのパーツが最低な上、各パーツ配置がおかしく、さらには輪郭が歪んでいる。自分の顔写真をくしゃくしゃに丸めて広げた顔のほうがまだ愛嬌があるのでは、って顔。

鏡は、どうしてどうしてどうしてという疑問や責めの感情を生み出す。ウィンドウが無限に展開するトラップのようなもの。

鏡を見てしまうと発作的に顔をかきむしってしまう。平手打ちなどしてしまう。肌が弱いため赤く腫れ、さらに酷い顔になり陰鬱。

鏡はもちろん、車や電車の窓等、僕の姿を映すトラップは街の至る所にある。ああもううざい、嫌だ、暗鬱。劣等感が刺激され顔が熱くなる。他人の顔を見ると自分の容姿に対するコンプが見透かされるようで、見れない。めがねを外して0.1未満の視力にし、周囲をぼんやり曖昧な世界にしてみるのだがそれでも取り除けない。どんなに逃れようとしても事実はいつも側に横たわっている。

3歳から始めたのに全く上達しない

2007年03月23日 23時32分21秒 | 雑記
胸に七つの傷を持つ男と聞いて想像するものと、手首に七つの傷を持つ男と聞いて想像するものはひどく対照的だなと思う、どうも僕です。

送迎会シーズン真っ只中。頼りになる先輩が転勤になり寂しく思う人もいれば、嫌いな上司が左遷され、口ではお世話になりましたなどと述べつつ内心は万歳三唱、なんなら尻を後ろに突き出し腰を左右に振り振り踊っちゃえという人も多いだろう。

仕事の合間に会社の人と雑談することはなく、飲み会にも知らぬ間に呼ばれなくなった私だが、送迎会には呼ばれ出席のこととした。無口なうえ最初の注文からアイスクリームを頼む私を見かねて、近くに座する人が慈悲若しくは哀れみの心からか会話の輪の中に連れ込もうとする。

しかし私、多人数の中で喋るのは得意ではないため、心なく適当に返答していると周りに人がいるのに孤独という状況へ。この様な状況とは高校時代からの近しいつき合いであるが故、大分慣れてはいる。しかし、腹が満たされてすることがなくなってからは暇でしょうがない。そこで、我が為だけにボタンを押して店員を呼び、満腹でもスルッとおなかに入るミルクアイスを注文し、時間を潰すこととした。

濃厚ミルクアイスを食べながら、嗚呼やはり会話を覚えるべきか、と考えてみたりするもののその考えをすぐに打ち消してしまう。なぜなら、無趣味無教養無関心かつ出不精、並びに休みは寝たきりの私には、他人のどうでもよい話には付いていけない上に、自分から会話を持ち出すとしても話のネタが少なく、提供できる話といえば物事の好き嫌い程度。

しかも、私が「これこれこういう理由でこのようなことは好きではないのだ」と意見したら「いや、其れが良いのではないか」と、君は何にも解っていないなというニュアンスを多分に込めて返される。又は「それはちょっとありえない考えだよ」などなど否定されることがもっぱらである。

例えば、私は旅行が大嫌いで、さらには温泉というものに特別の価値を見いだせない。短く言えば、なぜなら旅行なんて日常やっている当たり前のことが自由にできなくて発狂するし、温泉のありがたさなんて単なる気持ちの問題で、ていうかあ、そもそも他人のいるだだっ広いとこなんて落ち着かないしぃ、個室のシャワーのがいいじゃん、て思う人じゃないですか、私、ね。ほらね。はっ、こいつ何?って感じでしょ。だからして私、何も語ることなどございません。

というわけで、食べるペースを調整して周りを気にすることなく二時間ばかり静かに過ごせるよう精進あるのみ。