緊迫する北朝鮮情勢を睨みつつ横目で女の尻を追う

しんどい、精神的に。
平日は毎朝まだまだ眠いのに起き上がり、急いで支度をして通勤、どぎつい向かい風の中必死こいて自転車で。ネガティブな思考しかできないからさぼるなんてできない、退職もできない、大それた逃避はできず、毎日、嫌々会社にきちんと出社。どんなに雪が降ろうが風が吹こうが嫌々きちんと出社するだろう。ほんと疲れさせる性向。
会社ではずっと人に囲まれ、仮面をかぶって人に接するか、無言で閉じこもってるか。周りを気にしながら、意識しながら、怯えながら過ごす。用もないのにトイレに頻繁に行くようになる。トイレに入って誰もいないのを確認し「あぁ…だるい」と本音をつぶやくと癒される。
毎日少しずつ、昨日よりしんどくなる。会社から何か背負って帰ってるみたいだ、会社から何か持ち出すには許可がいるがもちろん無許可で。
こんな生活がこれから約四十年…………。タイプ疲れた。続く。

浜に打ち上げられた人間を海に戻す

東京。再度研修。同期集合。二ヶ月ぶり。見覚えはある。気の合わない奴ら。やかましい話し声。下卑た笑い声。積もり積もった話に花を咲かしている。俺の苛立ちが積もっていく。
おまえ等なんかフォークでサラダを食べるのに手こずれ。特にレタスに手こずれ。刺さらないからすくって食べようとしてミスれ。ほぐれやすい白身魚のソテーにも手こずれ。

一日によく使う言葉第十七位「録画も出来ないプラズマなんて……」

完全に病んできたな……。吐き出しても吐き出してもからっぽにならない。すっきりしない。
ケツの穴からいらだちがどんどん注がれてるからな。

失われた水分をポカリに求めるのは筋違いだと思う。

どうも、「だるい」、「しんどい」などのお決まりの言葉に「クソ上司死ね」が追加した僕です。
再度ご挨拶。どうも、携帯の推測変換で、死ね、うぜえ、消えろ、クソ上司などの単語が真っ先に出てくることにたった今気づいた僕です。
最近は毎日頭の中で何度も上司を殺してる……。もちろん実際に殺すことなどできない。怖い。そんな僕みたいな人たちが過去にもたくさんいたから魔術なるものが生まれたんたんだろうね。
魔術を介することで、直接自分の手を下すことなく、妄想するのと同じように簡単に、罪悪感もなく、嫌いな人間を、妄想とは違い実際に殺せるというのだから。いくら妄想で殺しても、何度も何度も殺したはずの人間が次の日俺の目の前にいるのだから。生きてるのだから。たまったもんじゃない。
まあ………魔術なんて都合のいいものはないんだよな。んで実際に殺すことなどもちろんできない。現実的に考えると、「早く上司が転勤しますように」、「いまの上司がいる班から違う班に移れますように」と祈りながら、毎日頭の中で何度も何度も何度も……………。