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カワサキ・Z200。(番外編vol.689)

2014年12月09日 08時19分20秒 | Weblog
70年代に大人気を誇った国内仕様で最大排気量のカワサキ「Z750RS」こと「Z2」の

スケールダウンモデルとして当時は「Z650」や「Z400」、

そしてこの「Z200」がありました。

「Z750RS」と「Z650」が4気筒で、「Z400」が2気筒、「Z200」は単気筒でした。

76年から始まった大型バイクの免許改正(限定解除)に伴い、

人気は徐徐に中型バイクへと移行し始めていた時期で、

「Z200」は、のちに主流となる4スト250ccクラスのご先祖様と言ったポジションです。

エンジンは空冷式4スト単気筒OHC2バルブで、最高出力が18ps。

最終モデルとなる1980年式で新車価格が218.000円でした。

とてもシンプルな作りで、今で言う250TRに近い感じとなっています。

フロントはシングルのディスクブレーキ、リアはドラム式で、

スタイルもいたってシンプル。

当時は女性ライダー獲得のために作られていたようで、

乗りやすさを重視したモデルです。

実際は、女性ライダーに多く乗られてた訳ではないですが、

当時の若者にそこそこ人気だったようです。

今ではその簡単な作りからカスタムのベース車として使われるようになってて、

それなりの需要があるようです。

古くなってその良さが出て来てるんですね。

中古市場ではほとんど見かけることはありませんが、

もしあれば、相場で20万円〜というところです。

ある意味、通好みのバイクとなった「Z200」、

小排気量にあって、レア感はかなりのものですね!