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今日は、スガピーさんとともに浜松の「青空きっど」へ。
もちろん目的のものがあります。
スガピーさんと待ち合わせ、バイパスを走ります。
昨年もこの日はバイパスがガラ空き
一時間前にお店に着いてしまったということもあって、多少遅めに出発しましたが、やはり今日もガラ空き
浜松へ買い物などに行くのもこの日が意外とねらい目だったりするかもしれません。なんたってトラックがいないですから
やはり、一年で最も最速で「青空きっど」に着く日のようです。
案の定早く着きすぎましたので、しばしスガピーさんとともに話をしながら待ちます。
その内に車から降りてきた方が並び始めたので、自分たちも外で待ちます。
超寒い中で待つのは、本当にツライですね
でもここで並んでいる人たちはそんな寒い中一緒に並んだ同士です
11時に開店となりようやく空けてもらいました。奥から順にみんなで座っていきます。
さて今日は大晦日。大晦日と言えば、
そうこの日、「年越し中華そば」の日です。
やはりこれも食べないと年を越せない。
自分の中では勝手に【「伊駄天」と「青空きっど」の年越しらーめんコラボ】です
昨年も驚かされるラーメンでしたがさて、今年はどんなんでしょう
早速本日特別の御品書きを見ると、ラーメンは「年越し醤油」と「年越し潮」の二種類でした。昨年、味噌を食べ損なっていたので、味噌と何かにしようかと考えていましたが、これでメニューは決まりました。
手書きの文字で丁寧に書かれているところに、店主の感謝の気持ちがすごく出ていました
開店と同時にあっという間にカウンター席も埋まり、さらにその後ろにみんな並んでいます。
普段なら中に数人、次の方たちは外で待っていますが、今日は本当に寒いので、お店の中で待つしかないですね
ずらっと全ての席の後ろに待ってます
店主と奥さん、バイトの子と三人の店内はメニューを絞ってあるとはいえ、てんやわんやです。
さて、来ましたよ~
これが、「年越し醤油690円」です。
おお、確かに雰囲気が違うぞ
まず、スープは「大晦日特製スープ」ということです。
香りを。
う~ん、いつもと違い、魚介の風味がしますね。
甘い醤油の香りがします。
早速スープを一口。
「旨い」
旨いです、このスープ。豚骨の濃度がいつもより高く、魚介の風味があります。そしてパンチがあるのはニンニクチップが入っているところからのようです
これは良いねえ。
さて、具の紹介。特上ロース焼豚、特上肩ロース焼豚、しなちく、京野菜ミックス、そして海苔、ねぎ、ごまです。
まずチャーシュー2種類。
特上ロースということですが、見た目はもも肉のチャーシューという感じです。今までに青空きっどでお目にかからないタイプですね
柔らかく、しっかりした味わい。これは美味いです
続けて、特上肩ロース、こちらはデカイです。厚みもありますね。
柔らかく肉汁たっぷり、これも良いですねえ。
甲乙つけがたいですが、自分的には肩ロースの美味さに惹かれました
次に、しなちく。クセもなく色薄めながらしっかりと味が付いたタイプで歯ごたえも良いです
そして、京野菜ミックス。これが一番気に入りました
京野菜自体すごく珍しいですが、なぜだろう
しっかりと下ごしらえしてあって、柔らかくトロトロなのは赤い物と白い物。
それが千切りになって絡んでいるのですが、すごく味が良いです
なんだろう、優しくもありコッテリ感もあり、野菜自体甘いのです。とくに赤い物。
そう、赤い物は人参、京野菜ということで、「金時にんじん」ってやつですかねえ。
分量的には白い方が少なめでしたがそちらは大根のようです。
ということは「聖護院だいこん」ってやつですかい
最初はごぼうかなと思っていました。
甘味は人参の方が強いです。
めでたい紅白の京野菜両方が合わさっていて、味的にはおかしい表現ですが、「野菜のかき揚げ」をスープに付けたときのような風味を感じました。
麺は平打の細麺タイプ。歯ごたえが良く、コシがあって歯切れが良いタイプです。
黒小麦の平打麺ということで、昨年と同様黒小麦の麺ですが今回は平打の麺です。
この濃厚なスープですので、麺の小麦自体の味は分かりにくいですが、やはり美味しいですね
さて、後はひたすら食べます。普段ならもっとゆっくり味わいたいのですが
でもこのスープ。いつもに増して、旨みがすごく出ていて不思議です。
どうもホタテの貝柱を使っているみたいでした。
その横でスガピーさんが、「この魚はサバですね。」と一言。
なるほど、この魚ダシは鯖か
ちょっと分かりにくいのは醤油の甘味があって、魚ダシが控え目だからなようです。
文句なしに、美味しかったです
「おまちどおさまです。」
みんなが替え玉をする中、続けて新規の一杯。
「まただよ~」とちょっと驚いたような声が遠くから、聞こえたような気がしました。
遠くから来ているので、すみません
続けて来たのがこちら。
そう、「年越し潮740円」です。
おお、これか。
まず顔(表情)が先ほどの醤油と全く違いますね。
早速スープを飲んでみます。
こちらは魚の風味がはっきり感じられます。先ほどスガピーさんの言った「鯖」。
こちらの方が魚ダシの味がよく出ています。どのように合わせてあるかは分かりませんが、鯖の節の香ばしさを感じ、豚骨のスープと上手くマッチングしていました。
やや醤油よりも、潮の方があっさりした感じ
こちらも旨みたっぷりです
ここでまた、スガピーさんが「梅を使っていますね。」と一言。
確かに何度もスープを味わってみるとちょっと酸味を感じ、それが潮のスープにあっさりとした感じを出しているようでしたが、さすが店主。そしてスガピーさんです。
隠し味に入れていたようで、言われて気づくくらいでした
さてこちらの「年越し潮」は、大晦日特製スープ、黒小麦平打ち麺、特上肩ロース焼豚、特上ひれ肉刻み焼豚、しなちく、水菜です。
醤油と違うところで、ひれ肉刻み焼豚。
こちらもしっかりと歯ごたえがあり、上品な感じでした。
これまた美味いですね
もう一つは水菜。
水菜の上に何か「餡」がかかっています。かつお餡かなという先入観を持ちましたが、そうではないです。
醤油ベースで甘味があってほんのり優しい味です。ゆっくりと味わっている時間はないですが
こちらも、あとは食べるのみ。
う~ん、こっちもまた旨かった
完食
実は最初に頼んであったのがこちら。
「大晦日限定特製煮玉子100円」
さて、どんなんくるでしょう
こんなん出ました
写真での見た目は「きなこ」にしか見えないかもしれません。
でも違いますよ~。
節ダシ粉がたっぷりかかっています。青のり少々。
イメージ的にはやはり正月の「お雑煮」をイメージしてあるのでしょうか
簡単に言うと「静岡おでん」の玉子にたっぷりだし粉をかけてあるような感じです。
割ってみるとこんな感じ。
中はトロットロで味が濃厚な黄身。
魚は鰯と鯵と鯖のミックスかな?と思いましたがさてどうか
これを醤油と潮それぞれ食べ終わる頃に入れました。
『スープへの変化をお楽しみいただけます。』ということです。和風感がちょっと強くなりましたが、劇的な変化という感じまではいきませんでした。
次はこれまたオリジナルの「旨とろきゃべつ三種肉のちゃーしゅー丼380円」です
と思いましたが、さすがにこれまで食べられません
想像するにラーメンに入っていた肩ロース、ロース、ヒレ肉の三種の焼豚と茹でた甘いキャベツを載せてあるご飯でしょうか
食べてみたかったなあ
「おまちどおさまです。」
(すみません、これが最後ですから)
後ろの人たちのあきれた声がまた来るかと思いましたが「すげ~っ。」と言う声が遠くから聞こえてきました
やはりこれだけは欠かせないですね。
「限定30食 大晦日特製特濃ぷりん350円」
昨年と同じ顔(表情)です。
いつも思うけど、店主、こういったプリンまでよく作れるなあと。
カラメルソースの苦みと濃厚で甘いプリンが相反してすごく美味しいです。
そこへバニラアイスのさっぱり感。
プリン自体がやはり旨いですね
美味しくいただけました
いやあ、昨年の年越しも良かったのですが、今年はさらに凄かった。
やはりセンスあるし、色々と限定メニューをやれるだけの腕とアイデアもありますね
もっとこういった限定の物が食べてみたいと思うのは欲張りでしょうか
しかし食べ終わって、一番驚いたのが今回のラーメンの価格。
通常のラーメンから考えても、これだけの豪華な具やスープ、麺は間違いなくサービスしていますね
ここにもお客さんに対する『一年間ありがとうございました。』という店主と美人奥さんの気持ちが伝わってきました。
ごちそうさまでした。また来年も美味しいラーメンお願いします
こんな感じでした。
来年、「稲妻そば」の代わりに登場する冬期限定のラーメン、ちょっと期待しています
今回の大晦日限定御品書きの中にヒントが隠されているような気がしました。
1人で退屈せずにすんだので楽しかったですね
1人で食べるにはボリュームがありすぎて、書くのも大変でした
1度行ってみたいお店です。
「年越し」企画をあちこちでやられているので今年の年末は迷ってしまいそうです。
西部地区は気になるお店がたくさん
何か高級料亭みたいな感じですね。
昔『料理の鉄人』でよく道場さんがこういうお品書きを書いていたのを思い出しました。
そして醤油・塩ともにルックスからしてそそられます。
まだまだ先は長いですが、こりゃ今年の大晦日に行くしかありませんね。
30日蕎麦打ち、31日AMは浜松、PMは蕎麦の出前…このパターンで何とか行けるかも…(笑)
通常のラーメンも良いですが、かなり力が入っていましたね
食べられて良かったです。
今年は伊駄天、きじ亭、青空きっどでどうでしょうか
毎年楽しみですよ
最終日は蕎麦打ちがあるということなので、お誘いできませんでしたが、都合付くようでしたら今年は行きましょう
東部の方にもきっとあるのでしょうね。
伊駄天と青空きっど、両方が食べられて良かったです
いつも楽しく拝見させてもらっています。
自分も遅れる事1時30分頃行ったのですが、外まで並んでいたので急遽夜の部に変更。予定の開店時刻の30分前に行って車の中で待っていたのですが、中から奥さんが出て来られて昼で売り切れちゃったので夜は中止ですとの事でした。
やはり限定は一番で行かなくっちゃって事を痛感しました。