Atimia

１０月２１日


再び、秋の虫を狙いに行って来ました。





７：３０
現地到着。
今回は気合いは十分。



少し時間が早いかもしれないが気温はそこまで寒いわけじゃない。
早速狙いの虫のホストであるネズミサシの木の枝を掬いにかかる。




今回は２回目のチャレンジということで樹林の中のネズミサシの木を前回より手際よく発見できた。
前回は、「なんて地味な木だろう・・・」と思ったけど見慣れてくると意外と特徴的で存在感のある木だと思うようになった。



それにしてもこの木・・・





刺さる


ネズミどころではなくヒトにもサクサクと刺さる。
低木を掬う時に、引き寄せて木ごと網の中に入れゆする。
そんなことをしていると当然チクチクサクサクと手や腕に刺さるのだ。
厚手の手袋が必要だな・・・（今さら）



しかし狙っているものはなかなか入らない。




ドキドキしながら網の中を覗くがアリガタハネカクシやクモの類が無数這い上がってくるのみ。



こんなのも採れた。


アカクビナガハムシ


なかなかキレイなハムシだ。


・・・・！？



おお！

なんとこのハムシ、鳴くぞっ！！

カミキリみたいに「キーキー」いってる。

どこに発音機があるのだろうか？



秋の採集は樹皮下で越冬しているハムシなどが採れるのがまたおもしろいところだと最近気がついた。





時間はどんどん過ぎていき・・・



リュウノウギク




ツルリンドウ

いつも実になってから存在に気づく・・・







１１：００が過ぎた。

もう３時間半以上スウィーピングしている計算だ。
いい加減肩が痛い。

しかしそれでも時間いっぱいまで（午後は用事があるためあと３０分）気を抜くわけにはいかない。
今季はおそらくもう狙えないのだ。


「入ってくれ～～～」


と願いながらネズミサシの高木を掬っていく。
そして手繰り寄せ、網の中を覗く。

本日いったい何回行ったのか、、、とても数えきれない作業だ。

しかしこの一回だけは衝撃が走った。




マジで我が目を疑った。




採れたーーーーーーーーー！！！！！！！！





思ってたより、ちっちぇ～～～～～～・・・・・・・・・。

でもマジマジと観ると渋くてかっこいいカミキリ。
銀色を基調に黒の斑紋が絶妙。



ケブカマルクビカミキリ（Atimia）・・・粘りに粘って採れました。
最後の最後にようやく採れたので感激！！
色々とご教示してくださったisseiさん、どうもありがとうございました。




今回のご神木のネズミサシ様

ありがとうございました。



予定どおり１１：３０撤収。

午後からは姫とプチデートでした。