今回も中国雲南省の南部に位置するシーサンパンナ(西双版納)に住む小数民族を紹介します。
今回は雲南省小数民族の中でも人口の多いタイ(傣)族です。
タイ族はタイはもちろんのこと、ミャンマー、ベトナム、ラオスからインドシナやインドにまで、その支系が移り住んでいる民族です。
タイ族は下図にあるように雲南省のほぼ全域に広がって居住していますが、特に南半分にその多くが集まっています。
また、一口にタイ族と言っても大きく5つの支系に分けられ、その居住地域によって風習や民族衣裳も違うのも特徴です。
ここで紹介するタイ族はシーサンパンナタイ族自治州の勐臘に居住している、タイ族の中でもタイルー(傣泐)という支系の人たちです。
シーサンパンナタイ族自治州の中心地、景洪
この地方は熱帯果実の宝庫
赤いホウオウボクの花
食事の準備
タイ族の住居の特徴は高床式
タイ族料理
竹でくるんであるのはチマキ
タイ族の女性達
西双版納に住むタイ族女性達の民族衣裳は体のラインを強調しているのが特徴です。
二卵性双生児の子供達
「あんた見ない顔だね、どこから来たんだい」
農作業からの帰り
ヘリコニア カリバエア
村の上座部仏教寺院
下の一段目の階段から土足禁止だそうです
「お子さんを撮影していいですか?」
「いいわよ」
「あの~、坊やだけの写真を撮りたいんですが・・・」
一見鶏のように見えますが、実はバリケンという種類のアヒルです
人は上に住み、下には家畜、家禽を飼ったり農具を置いたりする。
バルコニーがあるのも特徴の一つ