プーラン族は雲南省だけでなく、ラオスやミャンマーでもみられる民族で、海抜2千メートル前後の山地に多く住んでいます。モン・クメール系で、カンボジア人のルーツとも言われています。
タイ族と同じ地域に居住していますが、タイ族は平地に、そしてプーラン族は山地にと住み分けています。
今回訪れた地域は、シーサンパンナ(西双版納)タイ族自治州で、生活習慣もタイ族の影響を受けている所です。
中国雲南省とミャンマーにまたがる幹線道路には、それぞれ写真のような両国の国境ゲートが設けられ、マシンガンを担いだ兵士が目を光らせているものですが、今回訪れた勐海県の打洛にある国境にはそれらとは別に、監視カメラはもちろん国境警備をするものが誰もいない橋が国境線の川にかかっていて、カゴを担いだ人や自転車などが自由に両国を行き来していました。 そもそも、これら少数民族居住地区内に強引に国境線を引いているわけですから、せめてこれくらいの行き来の自由は黙認するということでしょうか。
国境線の川(メコン川支流)と橋。
右側が中国で左側がミャンマー。
遠くにミャンマーの寺院が見える。
製茶機
これからお昼ご飯するけど、うちで食べてったら?
「おばあちゃん、この人だれ?」
これこそプーラン族のご馳走!
ただし停電で真っ暗の中での手探りの食事。たまに激辛唐辛子をまるごと口に入れてしまい七転八倒で、まさにロシアンルーレット。(フラッシュ撮影)
美味しい料理をありがとうございました!(辛かったけど・・・)
「あたいら仲良し三人組だよ!」
農作業からの帰り。
「こんにちわ!お仕事終わりですか?」
「お昼ご飯食べに戻ってるのよ
「あんたどこから来たんだい。」
「日本からです。」
「そこって何族が住んでるんだ。」
「いや、あの、日本人は大和民族で・・???」
昼食後の寛ぎのひととき
「おっちゃんも上がって来いよ!」
ひとときの微笑ましい親子の様子。でもいつか食材となってしまうのは仕方のないこと。
「またいつでもおいで」
「おめー勝手に写真撮るんじゃねえ。」
おー怖!
まさに授業の最中。
こっそりと覗かせていただきました。
「あんたガイジンか?」
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