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滄源にあるワ族の村 (中国雲南省)

2017年05月13日 | 雲南省

中国には大まかに55の小数民族がいますが、雲南省だけでもその半分近くの25の小数民族が居住しています。そして今回紹介するワ(佤)族は、中国では主に雲南省だけにいる小数民族で、周囲にチベット・ビルマ系民族が多い中、先に紹介したプーラン族やドゥアン族と同じ、カンボジア人と同系のモン・クメール系の民族です。

ワ族は主に雲南省の西南部のミャンマーとの国境近くに居住していて、国境を越えたミャンマー側にもその支系と共に暮らしています。

今回紹介する場所は、ミャンマーと国境を面する滄源にある村です。


 

熱帯のサルスベリ

 

独特な葉の形状をしたヤシ






ワ族の若い女性


ワ族の家族


民族衣裳のワ族の老婆

写真には見えませんが笑うとお歯黒が目につきます


家畜小屋


村の仏教寺院


この村の小学校

カメラを向けると子供達が頼みもしないのにレンズの前に集合


はい どうぞ!


格好いいだろう


また来てね!



ミャンマーとの国境

ミャンマー側には人が見えませんが、カメラの後ろにはマシンガンを手にした警備兵がこちらを睨んでいます。


ワ族原始村


こんにちわ!


眼下には茅葺き屋根の民家が密集


入母屋造りの屋根には、日本の神社建築で見かける千木と鰹木の原型が見えます。

神社建築では、それらは飾りとなっていますが、元々は屋根の構造に欠かせないパーツだったようです。

稲作と共に家屋建築様式も日本へ伝わったのでしょう。



一軒の高床式のお宅に入れてもらいました


こちらは平屋


お爺さんと孫、そして鶏


村の青年達




村の聖地には、生贄として捧げられた牛のドクロが多く飾られている


祭場への通路にも

 

ワ族の宗教は元々アニミズムで、「木依吉(ムーイーチー)」と呼ばれるものです。

モーパという巫師にょってこれから行われようとしている儀式は木鼓の儀礼で、生贄には鶏を代用しています。

 

生贄とされる鶏

この後、首を切って血を出す

儀式が一通り終わると男たちが村まで木鼓を引っぱっていく。

 

嘗ては木鼓の儀式には人が生贄とされ、この竹の上の籠に人の首が乗せられていたそうです。

 

 

機織り機

民族衣裳姿の女性

 

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2 コメント

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民族衣装が素敵ですね! (nasaki)
2017-05-13 18:59:19
雲南省、沖縄の民俗芸能の研究者なども訪れていて、その祭祀の論文などがありますが、いい所ですね。自然も、祭祀も心が惹かれます。写真が伝えてくるところは多ですね。アニミズム、初源の信仰の形はアジアに、世界に共通するものでしょうか。
メッセージありがとうございます。 (ac2essk)
2017-05-13 21:16:26
ワ族は独自の文字を持たない上に、長い間傣王国の支配を受け、しかも文革の大躍進政策によって聖地まで破壊されてしまったことで、古くから伝わってきた風習の多くが失われてしまったり変化してしまい、研究者の方々も苦労されていることでしょう。でも、写真の中にもありますがワ族原始村のように政府が保護を始めたことで、ある程度原型を留めることが出来ている事実は評価できるでしょう。
ワ族の民族衣裳の中でも、特に若い女性の衣裳が私には好みです。(笑)

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