メープルシロップって知ってるよね。

メープルシロップってやっぱり秋かな～？
メープルって言ったらなんか秋と思えるんじゃけーど。
写真は、イチジクでメープルシロップじゃありません。

　「メープルシロップ」は、サトウカエデ（シュガーメープル）という落葉高木の樹液を煮詰めて濃縮したものだそうです。
　樹液を煮詰めることにより、メープルシロップ独特の風味や琥珀色の色合いが得られるようです。
　樹液を採取する時期が遅くなるにつれ、色が濃くなり、風味も濃厚になっていきます。エクストラライト、ライト、ミディアム、アンバー、ダークに格付けされており、採取シーズン（３～４月ごろ）最初の１週間くらいまでにとれた、いわば一番絞りのエクストラライトは最上級品とされています。
　色は薄く、雑味のない、繊細な風味が特徴です。ライトはあっさりとした風味です。ミディアムは最もポピュラーで、日本で売られている多くの製品がこのタイプだとか。アンバーは色が濃く、濃厚でクセのある味わいです。ダークは主にタバコのフレーバーに使われているそうです。
　メープルシロップは砂糖やはちみつに比べると、カロリーが低く、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。メープルシロップの水分を抜いて粉末にしたのが「メープルシュガー」と言われています。少量でもメープルの風味がつけられるので、シロップでは甘みが弱いかなというときに使うと便利です。そして、メープルシロップを濃縮したのが「メープルバター」。バターといっても脂肪分はありません。メープルクリームとも呼ばれるようにリッチなクリームタイプで、甘み、風味ともに濃厚。トーストに塗るのにぴったりです。シロップ、シュガー、バターをレシピに合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか？