藍天之子

かけがえのないもの・・・太陽、家族、夢、未来、バンド仲間。そして・・・君。

彩虹

2007-08-31 23:07:31 | Weblog
「ねぇ、創立記念日にあんたたちギター部、出るんだって?」
張惠君が訊いてきた。
「うん。でも、なんで知ってるんだよ。」
「あら、もうみんな知ってるよ。怪獸が得意げに話してくれたから。」
あいつ~~~!!
「ところでさぁ、演奏する曲は、もう決まったの?」
「まだ、何にも。」
「もし、ヴォーカルが必要なら、声をかけてよね。私、いつでも歌えるように準備しておくから。」
「お断り!いつだったっけ?一緒にカラオケに行った時、お前の歌を聴いて、頭痛くなったから。」
「ひっど~い!!」

帰り道、俺は久々に大安森林公園に行ってみようと思った。MRTの駅とは反対方向だけれど、たまに行っては、ベンチに座ってボンヤリとしていることもある。
あ、それから、この公園は附中生の隠れデートスポットでもあるんだ。
青々とした芝生では、小さな子供たちが転げ回って遊んでいた。

公園内の小道を歩いていると、ベンチに座って、ジュースを飲んでいる木村リサが見えた。
「木村!木村リサ!」
「陳同学・・・じゃなくて、阿信!」
「何してるの?こんな所で?」
「ちょっと、散歩。」
「家、この近く?」
「うん。」

「よく来るの?」
「時々。疲れた時、ここに来て、ベンチに座ってぼーっとしてるの。」
「俺もそう。」
2人ともしばらく黙っていた。遠くの方で、雷がゴロゴロと鳴っていた。

「ホームシックになった?」
「う~ん、ちょっとだけね。」
彼女は笑顔でそう行った。

そこに、まさにボトッという感じで、大きな雨粒が落ちてきて、瞬く間に大雨になり、雷も激しくなった。
「あそこまで走るよ!。」
東屋まで、かなり距離があったけれど、俺たちは鞄を頭に載せて走った。小道は、雨水が川のように流れ、俺たちは水をバシャバシャ撥ねさせながら走った。

東屋にたどり着いた時には、2人とも頭からつま先まで、ぐっしょり濡れて、前髪からしずくが滴っていた。そして、そんなお互いを見て、笑った。
「大丈夫?」
「うん。」
「台北の夏の天気はいつもこうなんだ。でも、すぐに止むから大丈夫だよ。」
俺は、恨めしそうに空を見上げた。
「これで拭いて。」
彼女は、ハローキティーの絵が描かれたピンク色のハンカチを差し出した。
「ありがとう。俺は平気だよ。」

しばらくすると、雨も小降りになり、雲間から太陽がのぞいた。この雨で、こころなしか空気もひんやりとした。
「ねぇ、見て!虹!」
「あ、ほんとだ!」
その虹は、きれいなアーチ型をしていて、子供の頃絵本の中で見た虹と一緒だった。

「私、こんな綺麗な虹を見たの初めて!」

張惠君問我,
「唉!你們吉他社參加創建紀念日的活動,是不是?」
「對呀。可是你怎麼知道?」
「哦?大家都知道了。怪獸得意地說過了。」
怪獸~、臭家伙~!!
「對了,已選擇歌曲了嗎?」
「一首歌也沒有。」
「那,如果需要主唱的話,一定招呼一聲喔。我隨時做好唱歌準備。」
「不要!我忘記了什麼時候?我們一起去KTV唱的時候,我一聽你的歌就頭痛了!」
「太過分了吧!」

我好久沒去大安森林公園,所以想去那個地方。雖然跟MRT站戧,但是我有時候去坐長椅子發呆一段時間。
孩子們在蒼翠的草地上翻滾著遊玩。這裡也是我們附中生的約會的地方。

我在公園裡走著走著看見了坐長椅子喝果汁的木村麗莎。
「木村!木村麗莎!」
「陳同學‧‧‧不是阿信!」
「你在這裡幹嗎?」
「啊?散散步」
「你家這裡附近嗎?」
「嗯」

「你常常來這裡嗎?」
「有時候。好淚的時候來這裡坐長椅子發呆一段時間。」
「我也是。」
我們兩個人一會兒沒說話。在遠方雷聲隆隆的。

「你有沒有想家?」
「一點點。」
木村麗莎笑瞇瞇得回答了。

撲通‧‧‧掉好大的雨點下來了。
「咦?下雨了?」
剎那大雨傾盆,雷聲也越來越劇列了。
「我們跑到那裡喔!」
雖然從這裡到避雨的地方遠一點,但是我們把書包載頭上跑了。在路上雨水好像河流一樣。
我們把雨水噗騰噗騰地跑了。

到避雨的地方的時候,我們從頭到腳尖被雨淋濕了。劉海上直滴答水。我們看互相哈哈大笑了。
「沒事吧?」
「嗯」
「台北的夏天呢,常常這樣的。」
我恨地仰望天空。
「擦乾淨吧?」
她伸出了上面有Hello Kitty花文的粉紅色的手帕。
「謝謝,我沒事了。」

一會兒雨停下來,太陽從雲端裡露出來了。我感覺到空氣也轉涼了。
「你看!彩紅出來了!」
「真的!」
那個彩虹有好漂亮的拱型,小時候看到兒童書裡面的一樣。

「我從來沒有看過這麼漂亮的彩紅耶!」









怪獸家

2007-08-24 22:47:40 | Weblog
創立記念日に、演奏することが決まってから、俺たちは熱心にギターの練習をするようになった。

そして、週末は怪獸の家に集まり、練習したり、演奏する曲目を決めたりした。練習が長引くと、奴の家で昼飯や夕飯をご馳走になることも多かった。
怪獸のお母さんが作る手料理は超ウマくて、本当はそっちが目当てで他の4人は集まっているのかもな。
周ママと並んで、俺たちのお母さん的存在なんだ。

「俺、ビートルズとかU2とかやりたいなぁ。」
と石頭。
「ビートルズ?あ、いいかも!」
と冠佑。
「俺は、日本の曲がいいな。B'zとかさぁ。」
と怪獸。
「B'zをアコギでやるのは難しくないか?」
と瑪莎。
「俺は、そうだな・・・ミスチルとか伍百をやってみたいな。」
5人とも曲の好みが違うから、なかなか決まらない。また、怪獸の家に泊まりこむことになった。
曲決めの話から、そのうちに音楽の話、将来のこと、恋愛話、果ては、ちょっとエッチな話まで、空が白み始めるまで、俺たちの話は尽きることはなかった。

朝になって、俺たちは近所の朝ごはん屋で、簡単に朝食を済ませてから別れた。
寝不足の目に夏のギラギラした太陽がまぶしかった。


我們確定了參加創建紀念日的活動後,更熱心練習了。
這週末我們聚一聚怪獸家練習,還有選擇歌曲。
怪獸的媽媽做得菜超好吃。練習時間延長了時候,她招待我們吃午餐或晚餐。
其實為了這樣的目的我們可能聚一聚。並列周媽媽,怪獸的媽媽好像我們媽媽一樣的。

石頭說「我想演奏西洋歌曲,比如Beatles啦,U2啦。」
冠佑說「Beatles? 好好!」
怪獸說「日本歌曲比較好。比如B's的」
瑪莎說「把B's彈木吉他是不是難嗎?」
我說 「我‧‧‧我想演奏Mr.Children和伍佰。」
因五個人喜歡的不一樣,不容易選擇歌曲,所以又住了一夜怪獸家。
我們聊個不停,選擇歌曲啦,音樂話題啦,將來的事啦,色的話題啦,五個人聊到天亮。

早上我們去附近的早餐店吃了簡單的早餐後回家了。
夏天的大太陽刺激了睡眠不夠的眼睛。




我們的挑戰

2007-08-11 11:04:51 | Weblog
音楽室のドアを開けると、メンバーが一斉に振り向き、
「遅いぞ!」
「ごめん、ちょっと寄り道してた。」

「はぁ~。」
「怪獣、何だよ、でっかい溜息なんてついちゃって?」
「え~?だって俺たち女子にモテる為にギターをやってるのに、全然モテないしさ~。」
「ふん!何言ってるんだか!こいつ、この間も靴箱にラブレターが入ってたんだぜ。」
「石頭!余計なこと言うなよ!」
「あ~あ、俺たちって・・・・。」
瑪莎は机にあごを乗せ愚痴った。

「そうだ!いいいこと考えた!うちの学校の創立60周年記念行事で俺たち、発表しないか?」
瑪莎は、体を起こしてそう言った。
「いいねぇ~。」
と冠佑。
「やっぱ、目標があった方が、練習し甲斐があるし。」
石頭も賛成した。
「俺も、賛成!」
と怪獣。
「なぁ、阿信、お前は?」
瑪莎にそう訊かれ、
「もちろん、大賛成!」
それから、俺たちは、どんな曲をやろうかとか、いっそのこと曲を作らないかとかいう話で盛り上がった。

「ただいまぁ。」
「おかえり~、遅かったわね。」
「うん、みんなと話が盛り上がっちゃってさ。」

俺は、自分の部屋に入り、教科書でパンパンに膨らんだかばんを、ベッドの上に放り投げ、自分もそのまま倒れこんだ。

俺たちがみんなの前で演奏する。
ドキドキとワクワクが入り混じって、自然に笑いがこみ上げてきた。

推開了音樂室的門口,好兄弟們一起回頭看我說
「你怎麼這麼才來呀?」
「對不起,我繞道了。」

「啊~~~。」
「怪獸,大嘆氣了幹麼?」
「啊?我們為了受女生歡迎彈吉他,實際上沒有受歡迎~~~~~。」
「哼!最近我看到了他的鞋櫃裡面有一封情書喔!」
「唉,石頭,不要亂說」
「啊~啊,我們到底幹麼~。」
瑪莎在書桌上擱下巴埋怨了。

「對了!我有好主意!我們參加即將舉辦的附中創建60年的活動,好不好?」
瑪莎起來了說
冠佑說
「好啊。」
石頭說
「只要有目標,我們更努力練習吧。」
怪獸說
「對呀,我也贊成!」
「阿信,你覺得呢?」
瑪莎問我。
「當然,贊成了!」
我們討論了什麼歌曲演奏呢?,還是做音樂呢?
氣氛也很熱烈。

「我回來了。」
「回來了,你怎麼這麼晚回來呀?」
「跟大家聊聊天了,氣氛很熱烈,所以晚一點回來了。」

我進去自己的房間,在床上拋出很滿的書包。
然後我也倒床上了。

我們將來演奏大家面前。
又緊張又期待,不知不覺涌出來了笑臉。