ベルギーのDiest(ディースト)の
ベギンホフ(ペギン会修道院)へおさんぽに行った時の
記事[近くの街の世界遺産へ朝さんぽ*1]の続きです。
Diest(ディースト)のベギンホフは
ルーヴェンのベギンホフと違い
ベギンホフ内の石畳の道がとても広く
車が悠々と走っていてビックリ!
道路の幅は2倍近く違いますが
残っている状態といい、雰囲気といい、
ルーヴェンとディーストのベギンホフは
とても似ていて、歩いているとどこにいるのか
良くわからなくなってきました(笑)
Leuvenのベギンホフの記事はこちら
↓
「Leuvenの世界遺産「ベギンホフ」」
「Leuven観光*」
「Leuven夏のカリヨンコンサート(ベギンホフ編)」
「Leuvenの世界遺産「ベギンホフ」」
イースター間近ということで
ベギンホフ内でもいろいろなところに
イースターのデコレーションが♪
こちらはイースターカラ―の黄色の羽とリボン
イースターエッグとイースターバニーの
オーナメントが束ねられた枝に通されてます。
大きなイースターエッグを扉の上に。
ドアの色、レンガ、ベンチ・・・まるで絵本の中のよう。
こちらはベルギーの伝統工芸「ボビンレース」で作られた
イースターデコレーション
卵型に編まれた中にはモチーフが♪
これは鶏の尾っぽをイメージしているのかな?
とても網目がそろっていて
思わず見入ってしまいました。
するとベギンホフ内にこんな看板を発見!
これは・・・ボビンレース?
窓から中をのぞいて見ると7人の方々が
クッサン(編み台)に向かってボビンを動かされています。
思わず、まめちゃんを抱っこして窓からのぞいていると
先生らしき人に手招きされ、中に入るようにジェスチャーされ
遠慮なくお邪魔しまぁ~す!
旦那さまはビックリしていましたが(笑)
建物の中に入ると「好きに見学しても良いからね♪」と
授業中にもかかわらず、とても優しいお言葉。
まめちゃんが「おかあさんと一緒だね」と嬉しそうに
大きな声でわたしに言います・・・。
しかし、一度注意するとその後は真剣に静かにボビンレースを見ていました。
こつぶちゃんだとこうはいきません。。。
ちなみにこつぶちゃんは旦那さまと遅れて建物の中に
入ってきたため(躊躇してたのかな?)
静かにボビンレースを見ているお兄ちゃんを見て
自分も静かに見ていました。
なんて良い連鎖~♪
こちらはイギリスのパターン(編み図)で編まれていると
説明してくださりました。
全体図は見えませんが、優しい色合いの糸を使用し
基本のリネンステッチの中に色々と模様を入れて
とても素敵です♪
「これはバンシュレースですか?」と聞くと
「デーンスよ。」と教えてくださりましたが
はてさてデーンスが何か分かりません。
「デーンスって?」と英語で聞き直すと
お隣のおば様が「デンマークの編み図」とすかさず
英語で教えてくれます。
オランダ語でDeensは「デンマークの」という意味だそうです。
ここでルーヴェンの学校でボビンを習っていると話すと
わたしの先生(リーヴ)のことを知っていてビックリ!
さすがルーヴェンから車で15分の街!
同じボビンレースの先生ということで
勉強会?でも一緒になるようです。
「奥では子供が編んでいるわよ。」ということで
奥の教室へ行くと、とてもかわいらしい女の子が
鳥のモチーフを編み始めようとしているところでした。
かわいい女の子好き(笑)のまめちゃんがオランダ語で
「きみは何歳?」と聞くと「12歳よ」と。
子供の頃から伝統工芸を学ぶなんて素敵~♪
さらに世界遺産のベギンホフの中で
伝統工芸のボビンレースを学ぶ。
うらやましい限りです!
この子供の教室にはガラスケースにたくさんの作品が展示されており
クラシカルなものからモダンなものまで、とても刺激になりました!
まめちゃんのおかげで予定になかった
「ボビンレースの教室見学」まですることが出来ました♪
さて、次はベギンホフ内のカフェについて!
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