病院とキネジセラピー

先日、産婦人科に行ってきました。

いつもの担当のイケメンドクターと思いきや・・・あれれ？
夜勤明け？疲れた顔で髪も乱れた男性が握手を求めてきます。


えっもしかしていつものイケメンドクター？

思わず旦那さまと顔を見合わせてしまいました。。。


とっても失礼な話ですが、これをきっかけにイケメン苦手のtomiは
このドクターの顔をまともに見て診察を受けることができるようになりました（笑）


それはさておき３４週目の検診ではtomiの体重が＋９ｋｇ
まめきちさんの体重が２３６８ｇ

「日本人はベルギー人に比べて小さいのにママもベビーもビッグ！」

とドクターは笑いながら何度も何度も・・・


笑い事じゃないし・・・。

実は船便がまだブリュッセルで止まっていて、その中に体重計があるため
ベルギーに来てから約２ヶ月の間、体重計に乗るのは病院だけだったんです。
（旦那さまの身分証明書の関係で8月から税関を通れてません）


あぁ～だから腰も背中も痛かったんや。。。
と、ドクターの言葉に凹みながら勝手に納得。


お腹の中のまめきちさんに内臓が圧迫されてご飯があまり食べれない＆
すぐにお腹がすく＆横になって眠れない、そして腰と背中が痛いと言うと
キネジセラピー[Kinesitherapie（仏）/Kinesitherapie（蘭）] を紹介してくれました。


キネジセラピーとは通称「キネ」とよばれヨーロッパではオステオパシー、
ホメオパシーなどと同じく幅広く利用されています。

日本では母親教室などで学ぶ、出産時の呼吸方法や
妊婦の腰や背中を強化？する産前、産後の体操（マタニティヨガみたいなものかな？）
出産時の旦那さまの補助の仕方などをキネジストさんに教えてもらいます。


全部で９回。保険でまかなわれるので安いみたいです♪
（請求は病院と同じく３ヶ月後に郵送なので金額は不明ですが・・・）



さぁ入ってみましょう♪




中は木の香りがして、観葉植物がさりげなくおいてあったりで
病院？のような雰囲気はいっさいありません。



日本の母親教室と違うのは大勢のプレママさんと一緒に講義のようなものを聞く
といった形ではなく、ひと部屋ひと部屋個室になっていてキネジストさんと一対一。
ベッドやマットの上でひとりひとりにあった方法や対処法を教えてもらえます。

同じ出産予定くらいのプレママさんとお友達になれるかもっ♪
と期待していたtomiにはちょっと残念でした。。。



ショートカットの良く似合うキネジさんは骨の模型を見せて
どういう風にあかちゃんが生まれてくるのか、そのとき妊婦の身体（骨）は
どうなるのかを説明してくれます（旦那さまが英語を訳してくれます）



tomiは全然英語が分からないと知っているにもかかわらず
ちゃんとわたしの目をみて話しかけてくれるキネジさんに親近感♪


今回の内容は
（旦那さまの英語訳によると・・・）

１、呼吸法（姿勢は仰向けでリラックス）

①大きく息をすって、３度、力強く口から息を出す

②大きく息をすって、少しずつ口から息を長く長く出す

③大きく息をすって、メガネをふくときにくもらせる要領の口？喉でいっきに息を出す


３つの呼吸法どれも目的は横隔膜の周辺の筋肉強化ということです。
毎日毎日するのが大事！



２、出産に必要な子宮の筋肉強化
＆
子宮の早期収縮のための方法（出産後のため）

お手洗いを我慢している時の状態を思い出して下腹部に力を入れたり
リラックスをしたりを繰り返す。

出産前は寝る前にでも、出産後は赤ちゃんに母乳をあげているときにでも
鍛えると良いということです。


３、起き上がり方

いきなり起き上がるのではなく、いったん横を向いて手で地面を押すようにして
起き上がると腰への負担が少なくなるそうです。



次のキネジストでは腰と背中の痛みを和らげる体操を教えてくれるかな・・・？
ちょっと今からたのしみです♪


さぁ旦那さまの英訳はどこまで合っているのでしょうか（笑）


でも、病院にしてもキネジセラピーにしても英語の出来ないtomiのために
ついてきてくれる旦那さまはとっても心強いです。

ありがとぅ～♪


産後の骨盤を元に戻す体操と体重を減らす体操
一緒に頑張ろうね（笑）